suzumoku

海の仕事

 

宮城の旅の模様をのんきに更新中だけども、

記事をまとめてるさなか、今日のニュースでもそう、

女子大生の殺人動機が「人を殺してみたかった」とかで、

まるで興味本位の様に殺人が起きたり、

テロの脅威が、貧富の格差が、本当に切りがない…

 

やっぱり年々負のスパイラル、おかしくなってる。

もう、ただただそれを見て憂うしかないのか、

そんなふうにも思えてくる。

 

なんかまたモヤモヤ…この件については、

ちゃんと自分の意見が纏まったところで、

また述べさせて頂くかもです。

宮城の旅の事については、もとからの予定だったので、

ちゃんと最後まで更新していきます。

 

 

 

 

 

【カメラマン平野愛智さんとの宮城の旅】

 

さて、初日は南三陸町戸倉にある“津の宮荘”にて一泊。

 

夕飯は美味しい南三陸の海の幸をいただいた。

 

 

 

そして今度はなんと、

 

津の宮荘主人であり漁師の須藤徹さんのはからいにより、

 

翌朝“漁”を体験する事に!

 

FH000138.JPG

 

明朝4時…頃だったと思う。

 

外はまだ真っ暗の中、防寒フル装備で乗船。

 

発進して数分後、水平線がオレンジに染まる。

 

その夜明けのグラデーションの滑らかさに、

 

キンと澄んだ空気の中、一瞬寒さを忘れて見とれた。

 

 

 

やがて船が停止し、と同時に作業開始!

 

俺は養殖のカキを引き上げる作業の一部を体験。

 

牡蠣の付いたロープが特殊な機械に通されると、

 

次々と牡蠣が外れてカゴに入っていく。

 

カゴが一杯になったら船の空きスペースに移す…

 

その作業をひたすら繰り返した。

 

気が付けばすっかり夜は明けて、カモメと、眩しい朝。

 

そこで初めて、

 

海水の冷たさで爪先がやられていた事に気付いた。

 

帰港の船上でいただいた缶珈琲、美味かったなぁ…

 

これぞ男の仕事!

 

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一旦、津の宮荘に戻り、朝食をいただく。

 

そしてまた漁港に向かい、

 

今度は牡蠣の殻むきを体験!

 

ベテランの“むき子”さん達に混じって四苦八苦(笑)

 

だいたい、俺が一つむく間に、

 

むき子さん達は三つ以上さばいている。

 

しかも、その身は“死んでいない”のだ。だからこそ、

 

この生牡蠣は出荷から数日は持つのだから、

 

すごい技術、ベテランの成せる技だ。

 

 

 

俺のは案の定、殻むきナイフが身を貫いてしまったので、

 

当然商品にはならず…そのまま袋詰めしてお持ち帰り。

 

それでも自分でむいた牡蠣、鮮度は抜群、美味かった!

 

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多少の機械は使えど、牡蠣の引き上げから殻むき、

 

そして出荷されるまでがほぼ手作業。

 

普段、スーパーとかで製品でしか見ていない俺にとっては、

 

今後、食べる時はより一層の有り難みを感じるはずだ。

 

旅の二日目にして、早朝からとても貴重な体験。

 

徹さん、漁港の皆さん、本当にありがとうございました!

 

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お世話になった津の宮荘は、眺めの良い高台にあるものの、

 

津波はすぐそこまで駆け上がってきたそうだ。

 

津波の被害は甚大だった、傷跡もまだ残っていた、

 

けれど、漁港を復活させ、牡蠣の養殖も再開出来た、

 

それは間違いなく人と人との賢明な努力と協力の賜物だ。

 

やっぱり人は一人ではなく、手を取り合ってこそ、だ。

 

 

 

震災以降共同で行ってきた漁は、今年から再び個人に戻り、

 

まだ終わってなどいない、ここからがまた大変なのだ、

 

そう漁師さん達は、純粋な笑顔の中に、

 

強い意思を宿した瞳で語ってくれた。

 

 

 

次回に続く…

 

FH000150.JPG

(モノクロ写真のみ)

Leica,M6

Summicron,50mm F2.0

Ilford,Delta 100

2014,December

Japan,Miyagi

■ suzumokuプロフィール

2007年、アコースティックギターを片手に音楽シーンに突如現れ、アルバム「コンセント」でデビュー。
その荒々しくも正確なフィンガリング、独自性、強烈な歌声は“オルタナティブフォーク”と形容された。

当時の代表曲である「週末」は、社会に出て次第に世間に染まっていく若者の葛藤を歌い、時に優しく、
時に厳しく、常に明確なメッセージを伝えようとする現在のスタイルの萌芽が、この時すでに見て取れる。

2011年、ツアー先の仙台に向かう道中で東日本大震災が起こり、被災。
現地での避難所生活の中、互いを助け合う心に触れ、「僕らは人間だ」を作曲。
震災から二日後にYouTubeで発表し、チャリティーソングとしても大きな話題を呼んだ。


そして、東北の状態をより多くの人々に伝えるべく、ツアーの続行を決意。同曲を全国に届けた。

この体験から、メッセージをより遠くにまで届けたいという想いが強くなり、エレキギターを掴む。


以降、徐々にその音楽スタイルはフォークからロックへと変化してゆき、弾語りだけではなく、バンド編成でのライブも積極的に繰り出すようになる。

2013年、キャリア初のフルアルバム「キュビスム」を発表。
収録された「蛹」や「モンタージュ」は、独自の視点で捉えた様々な現代の側面を描き、その音楽性の広さと歌詞表現の多彩さを見せつけた。



2014年初頭、矛盾を抱えたまま空回りする社会に怒りをぶつけるが如く、さらに激しいロックサウンドへと移行。
バンドを率い、“毎回新曲を披露する”という公約のもと、同年5月より渋谷“CHELSEA HOTEL”でのフリーライブを毎月決行している。

2014年12月10日、自身にとって音楽生活の集大成とも言えるワンマンライブが決定。
その場では2015年2月にリリースとなるニューアルバムの超先行販売も行われる。

現在までにミニアルバム4枚、コンセプトアルバム3枚、フルアルバム1枚を発表。
デビュー前はギター職人という経歴の持ち主。

□ オフィシャルサイト
www.worldapart.co.jp/suzumoku/

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