suzumoku

南三陸のイチオシ

 

【カメラマン平野愛智さんとの宮城の旅】

 

南三陸編、後半です。

津の宮荘を後にしたところでお昼を迎え、

“さんさん商店街”という所に向かった。

 

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道中、かさ上げや高台移転の工事が行われていて、

 

津波の被害というのを考えなければ、

 

新たな町が今まさに創られようとしている、

 

そんなふうに見える。

 

しかし、所々に津波の爪痕は残り、

 

そこからの“再生”という言葉が頭に浮かぶ。

 

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さんさん商店街は南三陸町の志津川地区にある、

 

2012年2月にオープンした仮設商店街だ。

 

名前の由来は、

 

“サンサンと輝く太陽のように”

 

“笑顔とパワーに満ちた南サン陸の商店街”

 

町興しのために始まったという、

 

“キラキラ丼”という海鮮丼がイチオシ。

 

もちろん、昼食はこれに決定。

 

 

 

ボリュームたっぷりのイクラ丼、

 

美味い…

 

津の宮荘でも海の幸を沢山いただいたけども、

 

地元駿河湾の海の幸も思い出し、

 

イクラとシラスの紅白丼もいいよなぁ…

 

と、贅沢な妄想もさせてくれた(笑)

 

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腹ごしらえを終えて次なる目的地へ。

 

再び戸倉方面に向かい、

 

“たみこの海パック”さんをたずねた。

 

 

 

たみこの海パック代表の阿部民子さんは、

 

震災前は養殖業を行っていたとのこと。

 

しかし、津波による甚大な被害により、

 

一時は南三陸から離れようとも思ったとか。

 

 

 

けれども、人々の支援と励ましを受け、

 

南三陸町の復興というものを、

 

自分達の身近な所からやっていこうと立ち上がった。

 

そして、町の復興は漁業の再生から、

 

浜の活気と笑顔は、

 

町を盛り上げる活力そのものだという思いのもと、

 

美味しい南三陸の海の幸を多くの人に届け、

 

漁業と観光が盛んな町にするべく、

 

南三陸の海産物の通信販売を始めたそうだ。

 

 

 

震災当時の事も語ってくれた。

 

どのニュースにも、どの動画にも無かった、

 

一つ一つ、一人一人にとっての、震災…

 

当時の俺自身も思い出しながら、

 

同時進行で起こっていた民子さん達の事、

 

写真を交えながら、教えていただいた。

 

 

 

お話の後、民子さんご指導のもと、

 

“たみこのイチオシ!”の一つ、

 

南三陸のわかめ、そのパック詰め作業を体験。

 

帽子と、民子印のエプロンを装着し、

 

数パック丹誠込めて詰めさせていただきました!

 

 

 

帰り際に“潮わかめ”を購入。

 

これがまた、もうそのまんまで美味い!

 

民子さん、本当にありがとうございます!!

 

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ここにも、人と人との直の協力を経て、

 

そこから立ち上がった強い意思があった。

 

この一つ一つの意思が集まり、

 

きっと今も沢山の笑顔が復活して、

 

新しい笑顔も生まれているはずだ。

 

 

 

商業施設があるばかりが観光地ではない。

 

南三陸は、その自然こそが観光の一つ。

 

 

 

だんだんと俺も、ここに来てから、

 

始めは緊張しっ放しだったけど、

 

自然と笑顔がこぼれるようになってきていた。

 

 

 

一つ前の記事でも冒頭に書いたけど、

こういった人と人とで作り上げる意思がある一方、

せっかくのそれを、自然ではなく故意に、

人が壊してしまう現実が、本当に虚しい。

もっと直に見よう、聞こう、会おう、触れよう、

そうして初めて“知る”んだよって、

人間としての本能というか、

根本に近いところが今、

警鐘を鳴らしてる…

 

 

 

 

 

この日の宿泊は“さんさん館”という、

 

廃校となった小学校を宿泊施設に改装した所だった。

 

趣きある田舎道を走り抜けた先…

 

“あの曲”の雰囲気にピッタリの場所でした。

 

 

 

次回に続く…

 

 

 

 

 

 

さて、『Tomorrow Comes』レコ発弾語りワンマン、

もう来週まで迫ってきています!

 

2015/02/04:東京・下北沢440

suzumoku album release ONE-MAN live

“daybreak”-SOLO STYLE-

Open 19:00, Start 19:30

¥3,500/¥4,000

 

アコギ弾語りバージョンの『Tomorrow Comes』を、

 

みんな是非とも聴きに来て体感してほしい!!

 

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(モノクロ写真のみ)

Leica,M6

Summicron,50mm F2.0

Ilford,Delta 100

2014,December

Japan,Miyagi

■ suzumokuプロフィール

2007年、アコースティックギターを片手に音楽シーンに突如現れ、アルバム「コンセント」でデビュー。
その荒々しくも正確なフィンガリング、独自性、強烈な歌声は“オルタナティブフォーク”と形容された。

当時の代表曲である「週末」は、社会に出て次第に世間に染まっていく若者の葛藤を歌い、時に優しく、
時に厳しく、常に明確なメッセージを伝えようとする現在のスタイルの萌芽が、この時すでに見て取れる。

2011年、ツアー先の仙台に向かう道中で東日本大震災が起こり、被災。
現地での避難所生活の中、互いを助け合う心に触れ、「僕らは人間だ」を作曲。
震災から二日後にYouTubeで発表し、チャリティーソングとしても大きな話題を呼んだ。


そして、東北の状態をより多くの人々に伝えるべく、ツアーの続行を決意。同曲を全国に届けた。

この体験から、メッセージをより遠くにまで届けたいという想いが強くなり、エレキギターを掴む。


以降、徐々にその音楽スタイルはフォークからロックへと変化してゆき、弾語りだけではなく、バンド編成でのライブも積極的に繰り出すようになる。

2013年、キャリア初のフルアルバム「キュビスム」を発表。
収録された「蛹」や「モンタージュ」は、独自の視点で捉えた様々な現代の側面を描き、その音楽性の広さと歌詞表現の多彩さを見せつけた。



2014年初頭、矛盾を抱えたまま空回りする社会に怒りをぶつけるが如く、さらに激しいロックサウンドへと移行。
バンドを率い、“毎回新曲を披露する”という公約のもと、同年5月より渋谷“CHELSEA HOTEL”でのフリーライブを毎月決行している。

2014年12月10日、自身にとって音楽生活の集大成とも言えるワンマンライブが決定。
その場では2015年2月にリリースとなるニューアルバムの超先行販売も行われる。

現在までにミニアルバム4枚、コンセプトアルバム3枚、フルアルバム1枚を発表。
デビュー前はギター職人という経歴の持ち主。

□ オフィシャルサイト
www.worldapart.co.jp/suzumoku/

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