6月5日にシングル『Promise』をリリースするAZU。「愛」や「結婚」がテーマの今作のc/wでは、MIKU a.k.a tomboy(ex.YA-KYIM)をフィーチャリングに迎えて、デブラ・モーガンの“I LOVE YOU”をサンプリング・カヴァーした “I LOVE YOU TOO feat. MIKU a.k.a tomboy”を収録。初コラボとは思えない程息がピッタリの二人に、「AZU×MIKU対談」として楽曲のことだけではなく、結婚観についても語ってもらった。女子の本音がぎっしり詰まった恋愛トーク全開!!
ー お久しぶりです、AZUさん!
AZU:お久しぶりです!!
ー 今回は6月5日リリース『Promise』のc/w曲“I LOVE YOU TOO feat. MIKU a.k.a tomboy”でフィーチャリングをされたMIKUさんと対談していただきます。
MIKU:初めまして。よろしくお願いします!
ー まず楽曲についてですが、タイトル曲“Promise”はご友人の為に書いた楽曲だと伺ったのですが。
AZU:そうです。私のデビュー当時、ダンサーをやってくれていた地元の友人が結婚することになってお祝いで書いたんです。それをレコード会社のスタッフに伝えたら「この曲いいじゃん!」ということでリリースすることになりました。
ー 実際結婚式で歌われたんですか?
AZU:残念ながら、結婚式は仕事で出席出来なかったのでお祝いムービーを作りました。みんなでメッセージをボードに書いて、そのバックにこの “Promise”を流して。結婚した友達からも「嬉しい!メッチャ泣けた!!」って言ってもらえたので私も嬉しかったです。
ー 今回カップリングの“I LOVE YOU TOO feat. MIKU a.k.a tomboy”ではフィーチャリングとしてMIKUさんを迎えていますが、オファーはAZUさんから?
AZU:はい、私からです。
ー 以前から知り合い?
AZU:ううん、全然知らなくて…(笑)
MIKU:あはは!
ー それすごいですね(笑)
MIKU:知らないというか、喋ったことがなかったんです。私は元々YA-KYIMというグループで活動していて、AZUさんやSEAMOさんとはイベントで共演はさせてもらっていたんです。
ー なるほど。
MIKU:現場での繋がりは多かったので、逆に何で今迄仲良くならなかったんだろうっていう感じでした。
AZU:そうそう。
MIKU:なかなかきちんとご挨拶するタイミングがなくて、ちゃんと喋ったのが確か昨年12月のライヴ<SEAMO BGP大忘年会 2012(仮)>で…。
AZU:でもその前に一回喋ったよね。あれはいつだっけ?
MIKU:AZUさんと私の友達が一緒にライヴをした時です。
AZU:そうだ!
MIKU:その時にAZUさんのところに行って「AZUさん、全然ご挨拶出来なくてすみません、MIKUです!!!」って(笑)。
ー それはこの楽曲でフィーチャリングをするという案が出る前?
AZU:全然前です。
MIKU:そこで軽くご挨拶させてもらってからBGP大忘年会できちんとお話をさせていただいたんですが、その時にラッパーの女の子をフィーチャリングした曲を作りたくて、過去にもMIKUの名前があがっていたことを教えてもらいました。だから「今はフリーになったので、いつでも呼んで下さい!」って言ったらすぐ声をかけてくれたんです。
ー じゃあ、YA-KYIM解散後はずっとフリーで?
MIKU:はい、フリーで活動しています。だから声をかけてくれる人は沢山いるんだけど、まさか本当に、しかもこんなに早いタイミングで声をかけてくださるとは思ってもいなくて正直驚きましたし、すごく嬉しかったです!
ー AZUさんとしては今回、初の女性ラッパーですよね。
AZU:そうです。私、デビューして間もない頃にMIKUちゃんのラップが欲しかったんだけど、YA-KYIMで活動中だったこともあってお互いのスケジュールがどうしても合わなくて実現出来なかったんです。その後もずっとやりたいとは思っていたんだけどYA-KYIMが解散して繋がりもなくなったし、どうしようかなって感じで。もし女性ラッパーとやるならやっぱりMIKUちゃんが良かったから今回は本当に嬉しいです。
ー 念願叶ったわけですね。
AZU:そう!
MIKU:ありがたいです!!!
AZU:曲を作家の人と作っていた頃、一か八かMIKUちゃんに言ってみようかという感じだったのが、ちょうどBGP大忘年会で繋がりが出来たので、これはチャンスだ!って思ってスタッフにも「私からフィーチャリングの話、繋げますから!!」って(笑)。
ー かっこいい(笑)。
MIKU:それでAZUさんから直接、「MIKU、今忙しい?」って連絡もらったんですけど、 夜だったからてっきり食事のお誘いかと思ったんです(笑)。でもその時、家でまったりモード全開だったから、もしご飯だったら速攻でメイクしなきゃって!
AZU: あはは!
MIKU:そしたらご飯ではなくてフィーチャリングの話でびっくりしました。
AZU:本当に早かったよね。12月30日に話してから実現するまで3ヶ月位だったかな。
MIKU:そうです!本当に早かった!! しかもAZUさんからいただいた音源が本当に良くて、自分の歌詞が降りてくるまで朝から寝るまで毎日ずっと聴いていました。AZUさんの声も綺麗で心地よくて、でもテンションもあがるから大好きで大好きで。でもそんなに好きになれる曲でフィーチャリングのお話をいただけたことは本当に幸せだと思いました。
AZU:きっとこの曲は好きだろうなと思ってた。
MIKU:もうドンピシャ! でも自分ひとりでは絶対に無理だし、AZUさんだから生まれた世界観ですね。
ー この曲はデブラ・モーガンの“I LOVE YOU”をサンプリング・カヴァーした作品ですが、サウンドはデブラのオリジナルが持つブライド感は保ちつつも、ダイナミックさというよりAZUさんらしい女性的な柔らかさを感じました。
AZU:ありがとうございます!