ー 書く書く(笑)。だっていつもAZUさんとの取材ではぶっちゃけトーク満載だから。
AZU:そうそう(笑)。
MIKU:それなら良かった(笑)。あの曲での私のセクションってベッドなんです。作っている頃はまだ “Promise”や “ただ君を…” がどういう曲か知らなかったんですけど、 “I LOVE YOU TOO”を聴いた時に、私がその部分を攻めないと絶対成り立たないと思ったんです。だからずっと想像しました。私がドキドキする男の子との時間や、経験を思い出したり連想したり。私なら絶対こうじゃなきゃ嫌だっていうこととか。それでAZUさんに「完全にエロい方向に行きます!」って伝えて。
AZU:私も、「むしろそこ攻めて」って(笑)。
ー だってAZUさんのアルバムの中にはこれまでも結構エロい曲ありますもんね。
AZU:あるある。だって気取っててもしょうがないしね。
ー ちなみに理想のプロポーズとかってあります?
AZU:えー、これ言っていいのかな?イタいとか思われないかな。
MIKU:私の中でAZUさんはお姫様だから、逆につまらないプロポーズしたら私が許さないって感じです!
AZU:あはは、嬉しい! 私はディズニーが大好きだからシンデレラ城の前でプロポーズして欲しい。
ー 日本のディズニーでもいい?
AZU:いい。勿論理想は本場だけど日本でもいい。
ー 待ち合わせ日時を書いたメッセージと共に飛行機とディズニーのチケットが送られてくるっていうのは?
AZU:あー、そういうのいいね!!それでガラスの靴とか持って。
MIKU:ガラスの靴の中に指輪が入ってるとか。
AZU:そうそう!そこで花火ドーンって。
ー いいですねー。MIKUちゃんは?
MIKU:私、Mなんです。
AZU:いきなりの告白(笑)。
MIKU:だから「結婚して下さい。僕のお嫁さんになってください。」みたいな弱い感じではなくて、「っていうか、お前はオレのもんだろ。」という位にSっぽい感じがいい!
AZU:あー。
MIKU :それに対して言葉も出なくて頷くのが精一杯だけど、頷かないわけにはいかない感じ。
AZU:場所は?
MIKU:他に誰もいない場所がいいですね。究極はベッドの中とか。二人だけの世界で言われたいです。
AZU:私と真逆だね。だって私はフラッシュ・モブとかやって欲しいもん(笑)
MIKU:似合う!!
ー そのままPVで使えそう(笑)。
AZU:ね!そういうエンターテイメントしてもらいたい。自分自身、誕生日パーティーやサプライズのイベントごとを計画して、人が喜ぶ顔を見るのが大好きだから。ただ、普段からそれを彼氏に求める人間ではないから、こういう時だけは頑張って欲しい。
ー 普段はいいんだ。
AZU:いい。ケーキの中に指輪が入ってるとか、歳の数だけ薔薇の花が届くとかは逆にいらない(笑)。
MIKU:バランスが難しいですね(笑)。でもそのフラッシュ・モブ混ざりたい!
ー 私も!
AZU:みんなでやって欲しい(笑)。
ー でもさっきMIKUさんも言っていたけど、結婚をきっかけに音楽をやめるということはありえないですよね。
MIKU:それは私を愛していないということと同じ。
AZU:そういう人とは出会わないだろうし、たとえ出会ったとしてもスルーしちゃう。
ー 歌詞「ありふれた幸せでもいいから」とありますが、結構その「ありふれた」という部分は日々で忘れがちだから、つい喧嘩とかしちゃうと思うけど、お二人はどういうことで相手と喧嘩してしまいますか?
AZU:どうだろう。私、あんまり喧嘩とかしないんだよね。昔は焼きもち妬いたりして、よく喧嘩してたけど。
ー AZUさんは溜めないで、思うことがあったらその場で言うタイプだからね。
AZU:そう。「はい、食べたら片付ける!」とか(笑)。だから喧嘩にならないんですよ。相手が飲みに行っていても一切連絡しないし朝帰りしても「どこ行ってたの?」とか聞かないし。だから相手も聞いてこない。多分私がそこをしつこくすれば相手もそうなるかもしれないけど。
ー MIKUさんは?
MIKU:私は激しいです!
AZU:激しいね(笑)。
MIKU:大体アツい人を好きになることが多いし、私も激しいので喧嘩はいつもすごいです。理由は色々あるんですが、まぁ私が破天荒すぎるということが多いかな…(笑)
AZU:破天荒(笑)。
MIKU:あと私は基本的には人が好きなので、大抵好き好きモードなんだけど、相手が彼氏になると、甘え方として性格が悪くなるタイプなんですよ。言い方がきつくなったり。
AZU:それが意外だよね。尽くしタイプかと思ってた。
MIKU:基本は尽くすんですけど、その分爆発すると手がつけられない(笑)。
ー AZUさんは結構彼氏にどっぷり甘える方?
AZU:メッチャ甘えたりはしないかも。普通。今こうやって話してるのと同じ位。
ー 確かに男性でも女性で態度は変えなさそう。
MIKU:じゃあ逆にAZUさんからみると、彼氏と友人の境目って何ですか?
AZU:うーん、何だろう。まぁそうは言ってもやっぱり彼氏は彼氏だし。強いていえば、私が「AZU」というアーティストじゃなくいられる人かな。自分の中にはAZUというアーティストの部分と、完全に個人としての自分がいるから素の自分を見せても大丈夫というのがすごくあるかもしれない。
MIKU:そこなんだ。
AZU:昔からの友人は別だけど、最近知り合った人や仲間は「AZU」という側面から入るじゃないですか。本音を言えばいち個人として見て欲しいと思うんだけど、そういう部分を引っこ抜いた自分を見てくれているのは彼氏だけなのかなと思います。だからあられもない格好をしていても全然大丈夫。さすがに友達の前でお尻ぽりぽり掻いたりはできないでしょ。
MIKU:Twitterでつぶやかれちゃう!「AZUさんが………」って(笑)
<一同爆笑>