歌詞サイト17曲連続1位を達成し話題をよんでいるAZU。そんなAZUが約2年ぶりにオリジナルアルバム『4seasons』をリリース。さまざまなシーズンを切り取った12曲は、 高視聴率ドラマ『京都地検の女』主題歌“Circles of Life”や、 iTunesでシングル総合3位ランクイン、大ヒットしたサマーチューン “ Summer Time!!!”の他、爽やかさや優しさ、背中を押してくれる力強さや無条件に元気になれる曲で溢れている。前回、シングル『Promise』ではc/wの“I LOVE YOU TOO feat. MIKU a.k.a tomboy” でフィーチャリングに迎えたMIKUと女子トーク対談をしてもらったが、今回も楽曲への想いや、脱線女子トークを繰り広げてくれた。
ー 今作『4seasons』のジャケットが可愛い!
ありがとう!最近コラージュが結構流行ってるじゃないですか。それでそういう感じのことをしてみたいなと思って。
ー ということは、AZUちゃんがジャケットのアイデアを?
そう!
ー オリジナルアルバムは約2年ぶりなんですね!リリースでいつもお会いしてるから、そんなに久しぶり?って思っちゃった(笑)。
そうそう(笑)。シングルリリースが多かったので、そちらでお世話になっていたりTwitterで絡んだりしているから久しぶり感がなかった!
ー ね。ところで『4seasons』ということは季節がテーマ?
はい。アルバムが出るまでのこの2年間、 シングルリリースで溜まって来た曲たちを聴くと四季を感じられる作品が多かったんです。夏の曲もあれば冬の曲もある。秋っぽい曲や、ウエディングをイメージする曲もあったりして、曲たちが自分が歩いてきた四季を感じさせてくれるみたいな感じで。だから1年を通してAZUを感じられる作品がアルバムとしてあってもいいかなと思って。「夏になったらAZUのこの曲を聴こう!」とか「冬ならやっぱりこの曲だよね!」とか。そうすればずっと聴いてもらえるし。
ー 確かに。ちなみに季節だといつが好き?
私は夏が大好き!冬は寒くて駄目。眠くなっちゃうし。
ー それって冬眠でしょ!(笑)。
<一同爆笑>
ー 既発曲を含めて今作は更に大人の魅力が溢れていますね。
嬉しい!ありがとうございます!!
ー ご自身としての手応えはいかがですか?
自分的にはどこに出しても恥ずかしくないアルバムが出来ました。それこそ小さいお子さんからご年配の方まで聴いてもらえる曲が入っていると思うし、特に“Circles of Life”はテレビ朝日系 木曜ミステリー「京都地検の女」主題歌として起用していただいたこともあり、ライヴにも年配の方やお母さん方も増えました。
ー 全英詞の“Hello”はブライト感溢れるサウンドで、扉を開けた時に入るような「光」を感じました。
この曲は私がnanaちゃん(nana hatori)に歌詞のイメージを伝えて書き上げたんですが、冬は寒いけど家に閉じこもっていないでゲレンデに飛び出そう。前に出て行くことで雪たちが笑って迎えてくれたり、「Hello」って声を掛けてくれたりするのよ。という曲です。私もそうだけど、冬って夏よりも外に出かけることが結構少ないでしょ。
ー 冬の方が活動範囲が狭まるよね。
そうそう!でも冬は冬ですごく綺麗な雪化粧や、冬しか見られないイルミネーションもあるので、そういうことを歌いたいなと思って、冬をもっと楽しもうという曲を作りました。
ー ウィンタースポーツとかはやらないんだっけ?
やらないの。実はゲレンデの固い雪を踏みしめる音が苦手で(苦笑)。 だからこの歌の歌詞は憧れもあります。スノボーやりたい!ゲレンデで恋したい!!
ー いいね!で、ゲレンデで恋をするという設定のCMで、この “Hello”が起用されてゲレンデでも流れてる。
それ最高!そうなったら行こうかな。ゲレンデで「この曲、私が歌ってるんだ」って言えるし(笑)。
ー あはは。確かに!今作は実際洋楽のカヴァーもあるけど、テイストとして洋楽のようなメロディが多いですよね。
そう感じてもらえました?メッチャ嬉しい!
ー “XOXO”(キスハグ)もまさにそのひとつで、正直メッセージ性の高いことを歌っているわけではないけど、このハッピーになる感じが聴いていても幸せというか、本能が喜ぶというか。
この曲は2月(M2)だから、バレンタインデーを意識しました。私の中のイメージとして、バレンタインデーだから好きな人にチョコを作るというだけでは面白くないと思ったの。それならチョコレートを男性に見立てて、もっとエッチな曲が書きたいなと(笑)。だから聴く人によってはすごくセクシーに感じたり、キュートに感じたり。そこはそれぞれの捉え方をしてもらえればいいかな。