すでにインディーズでは話題の中心にいたチェコ・ノー・リパブリックが10月30日、『NEVERLAND』でメジャーデビュー!!記念すべきメジャー第一弾アルバムはプロデューサーに、いしわたり淳治、片寄明人、會田茂一を迎え、元来彼らの持つカラフルポップなサウンドと世界観が、より際立つアルバムとなっている。プロデューサーを通して改めて自分達も知るチェコ・ノー・リパブリックの魅力や、苦労した点、そしてそれぞれが抱くメンバーのキャラクターを武井優心(Vo/Ba)、山崎正太郎(Dr)、八木類(Gt/Cho/Syn)に訊いてみた。
ー メジャーデビュー、おめでとうございます!!!
全員:ありがとうございます!
ー もともとメジャー志向は強かったんですか?
武井:バンドを組んだ時は考えてもみませんでした。
ー というのは、メジャーだろうがインディーズだろうがフィールドは関係なかったということ?
武井:そうです。
ー 今年に入ってからずっとレコーディングしていたんですよね。
武井:はい。
ー でもこのメジャーデビューが決まって、かなり内容を変更したとか。
武井:半分以上変えました。元々全部新曲で、いわゆる次へのステップとして新曲溜まったしアルバム出そうという感じだったんです。だからメジャーデビューが決まっても、そのまま新曲でいくつもりでした。でも事務所の社長やスタッフに、既発曲を新録して収録する提案をいただいて。再録なんてアイデアとしてもなかったので最初は驚きましたし、新曲を出すことに意義があると考えていたので、正直抵抗感もありました。でも、メジャーデビュー第一弾は、チェコ・ノー・リパブリックとしての今迄の代表曲やライヴ鉄板曲をこの5人で改めて録り直すというのが、どれほど大切なことかきちんと説明してくれたので、僕たちもしっかり納得して既発曲を録り直すことになりました。
ー プロフィール的な部分になりますが、昨年からサポートに入っていた砂川一黄くん(Gt)とタカハシマイさん(Cho/Syn/Gt/Per)は今年1月に正式メンバーになったんですよね。
武井:はい。
ー 実はまだ各々のキャラクターを理解していないので、メンバーから見てそれぞれどういうタイプか教えて下さい。まず八木さんはお二人からみてどういうタイプ?
武井:音楽家。音楽が全てという感じ。そういうところあるよね。
八木:そういう部分もある(笑)。
武井:じゃあ僕の知らない八木さんの話?(笑)
山崎:2011年、一番最初に入ってきた時は、好青年だなと思いました。
武井:どんどん壊れてきた(笑)。
山崎:変わってるよね。
武井:曲を書く人って、変わってる人が多いって言うじゃないですか。悪い意味ではなくて。八木さんもそういう意味で普通の人ではないと思う。あとは勉強がすごく好き。音楽も言語も。
ー ちなみに言語というのは何語を勉強しているんですか?
八木:言語は英語がメインでたまに韓国語や中国語を勉強しています。すごく楽しいですよ。
ー 見習いたいです。では山崎さんは?
八木:まぁ…変な人です。
山崎:(笑)
武井:確かに変な人ですね。一番体育会系というか、身体能力が一番高い。もしかしたら運動神経でドラムを叩いている部分が大いにあるんじゃないかな。
八木:あるね。
山崎:ライヴの日、車に機材を積むじゃないですか。
ー はい。
山崎:大体、僕が積んでます!
武井:あはは!そうそう。
山崎:積んでから降ろすじゃないですか。それも大体、僕が降ろしています。僕が一番やっていて、武井が一番やっていないです!
武井:えー、そんなことないでしょ。やってるよ、最近は。
八木:でも山崎は重い機材を嬉しそうに運んでますから。
武井:それMじゃん!(笑)
ー そうなの?(笑)
山崎:ドラムのポジションって目立たないじゃないですか。みんなは華があるけど自分は後ろにいて、例えばこういう取材でも一番需要がないと思っているんです。勿論バンドの屋台骨としてしっかりしなければいけないという気持ちはあるけど…(笑いながら)機材を運んでる時は結構やりがい感じています。
八木:お前の存在意義ってそこ?(笑)
ー この後チェコ・ノー・リパブリックがどんどん大きくなって、機材運びとかを自分でやらなくなったとしても…。
武井:絶対山崎は来てると思います。
<一同爆笑>
ー では武井さんは?
武井:これやだなぁ。(耳をふさぐ)絶対ディスられると思う。
山崎:子ども子ども(笑)。
八木:武井はピュアです。音楽に関しても良いものは取り入れるし、好きじゃないものは好きじゃないってハッキリしてる。
山崎:ネガティブだけど、ストレートしか投げない。
マネージャー:Good job!
山崎:ね、Good jobでしょ!!! 変化球は投げられないん人です。