ー “I will” は、サウンドも歌詞もとても切ないですが、3人が最近「切ないなぁ」と思った出来事は?
MIO:私、猫を2匹飼っているんですけど、そのうちの1匹が最近風邪をひいちゃって。心配じゃないですか。
ー うんうん。
MIO:だから「大丈夫?」って言ってるのに、一人になりたいらしくてプイッて違う方へ行っちゃって。それでまた私が近づくと猫はどこかにいっちゃって、それが切なかったです。
AMI:切ないね。私は、もうすぐ引っ越しをするんですけど、片付けをしていたら昔のものが沢山出て来ちゃって。
ー あー。
AMI:小さかった頃の写真を見ると、自分もそうですがお父さんもお母さんも若くて。そういうのを見ていると「時の流れは早いなぁ。」って切なくなりました。
ー SHIZUKAさんは?
SHIZUKA:私たち、いつも白い衣装を着ているんですけど、私は白いショーパンを履いていて、この間洗濯をした時に赤いスカートと一緒に洗ったら、色が移っちゃって!
ー えー!!
SHIZUKA:それで新しいのを買わなきゃと思ってお店に行ったんですけど、夏物がもう少なくて、「あぁもう夏も終わりなんだ。」ってダブルで切なくなりました。
ー 確かに白い衣装は大変だよね。カレーうどんとか絶対食べられない!
AMI:ミートソースも危険だね。
全員:無理ー!
<一同爆笑>
ー “Animation”は、 “I will” とはまた違って、疾走感溢れるアッパーなサウンドですね。この曲はAMIさんが作ったんですね。
AMI:はい。 Chelsyは盛り上がるライヴが好きだし、大切にしているんですけど、もっと盛り上げるにはどうすれば良いか、もっと一体感が出るにはどうすればと考えた時に、「かけ声のある曲がないよね。」という話になったんです。それでその後、私が一晩でブワーッと書き上げました、
ー 凄いね。曲作りは早い方?
AMI:わりと早いかもしれません。じっくり何日も時間をかけて作る時もあるんですけど、結構1日で作ることが多いです。この “Animation”の時は本当にブワーッと出たもの全部使って、ギターリフとかも馴染み易くてキャッチーなものにしようと思ったんです。しかもその数日後にはライヴで披露していました(笑)。
ー 凄い!
AMI:そういう意味でもスピード感のある1曲になりました。
ー タイトルや歌詞の内容はどういう発想から?
AMI:テレビアニメ『アオハライド』の挿入歌が決まっていたこともありますが、やはり日本のカルチャーってアニメだと思うんです。その日本のカルチャーを世界に発信する意味でも “Animation”というタイトルにしました。
ー ライヴを観させていただいた時に、全体のプレイクオリティの高さは勿論ですが、三声でのコーラスがとても綺麗だと感じたんです。
全員:ありがとうございます!
SHIZUKA: コーラスは頑張っているね。
MIO:そうだね。
AMI:コーラスはChelsyの要素のひとつだと考えています。その中でも特に、三声で聴かせるということに重点を置いていて、リハでもコーラスだけの練習を何度もしたり、前回のライヴとちょっとメロディを変えてみたりと研究を重ねています。
ー 3人とも現役の大学生ということですが、休日は何をしているの?
MIO:Chelsyでいることが多いよね。
SHIZUKA:最近はそうだね。