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Rake「フタリヒトツ」インタビュー Page3


ー それが許せる人だからこそ次のステップへ進めるんですもんね。普通、こういうズレが気になり出すと、それが大きな溝になったり、マンネリと考えがちですが、そこをポジティブに表現されていますね。

違う人生を歩んできた人同士だから、絶対ズレっていうのはあるし100%は重ならないと思うんです。ズレるんだけど、そんなズレすら愛しく思えるというか許せるというのが、二人がひとつに重なれることだと思うんです。


ー 今年はこの曲をプロポーズとして歌う人が沢山出てきそうですよね。

そうなると嬉しいですね! この曲は歌いやすいし、弾き語りもしやすい曲だと思います。


ー カップリングの「希望の歌」は、震災後に書かれた楽曲とのことですが、改めて歌詞への想いを教えていただけますか。

これは歌詞も本当に感じたまま、言葉が出て来たままに作った曲です。やはり震災を経てその最中、当たり前の生活ってなんだろう。あたたかなベッドで灯りをつけて、テレビを見て笑うという生活は当たり前じゃなかったんだということを感じていたんです。罪もない方々が沢山亡くなって、これは何なんだろう?って考えた時に、生き残った僕らが出来ることは精一杯生きていくしかないと…。僕の場合は津波の被害はなかったんですが、人生の中で初めて震災という経験を経て、何て歌えばいいんだろうと悩んだ時期もありました。ですが、 また大切な人といつか会えるその日まで、一生懸命生きていなければいけないし、泣いたり笑ったりできる”今”というのは愛に包まれているという想いが、本当に自分の中でどんどん出てきたんです。


ー Rakeさんはチャリティライヴや復興イベントにも積極的に参加されて、この曲も歌われていますね。

本当に今回は人それぞれ状況が違ったりもしたので生まれる感情も様々だと思います。前を向いて歩める人もいれば、まだまだという人もいれば。だからこの曲を聴いた時の響き方も違うと思うのですが、僕自身、この曲を何度も何度も歌わせてもらうことで、今はみんなの背中を押すような楽曲になってくれたらいいと考えています。悲しい気持ちや大切な人を失った想いや受けた傷というのは、なくならないかもしれないけれど、それを抱えながらも、これからもみんなで泣いたり、笑ったりして歩いていこうよという曲にしていきたいです。


ー 以前被災地の方が、一度の大きな支援もありがたいけど、でもそれよりも自分達やこの状況のことを忘れないで欲しいということを言われたのを耳にしたことがあったんですが、確かに私もずっと東京で生活をしているので、どうしても時間の経過と共に、その温度差というのが出て来てしまいそうで。

人間は忘れて行く生き物ですからね。そういう意味でも仙台出身、仙台在住の僕が一生懸命気持ちを込めて歌うことによって、聴いてくれた人が「そういえばRakeって仙台出身で、この曲は震災の直後に作った曲なんだよね」という部分をいつも思い出してくれる曲にもなってくれたら幸いです。


ー メロディからも、不安はありながらもそこから立ち上がろう、光を見いだそうとする力強さを感じました。

どうやったって、なかったことには出来ないから、本当につらい想いをした人はふっきれるというところまではいかないと思うんです。だから迷いを抱えるのは当たり前で、もしかすると一生、迷いを抱えたままかもしれない。でもなんとか一歩ずつ踏み出して笑える日が来てほしいので、メロディにもそういう想いを込めました。楽器も段々増やしていって、最後の “歩き出そう”という部分では、スピードこそ早くないけれど、ゆっくりでもいいから、少しずつでいいから明日に向かっていこうというサウンド作りを意識しました。


ー そういう意味で、今一番願うことというのはどういうことでしょうか。

人間は一人で生きている訳ではないので、みんなとの繋がりを感じられる人生であり、世の中であって欲しいです。音楽でできることもそういう部分だと思うので、ライヴに来てもらって、僕が歌いに行って、みんなが繋がっていくというのは、音楽をやっている人間として、もっともっと広がっていけばいいなと思っています。


ー ところで、昨年の1st TOUR2011 〜First Sight〜ファイナルの渋谷クアトロの時はキマグレンのISEKIさんがサプライズゲストとして登場して、いじられていましたね(笑)

いつもあんな感じなんです(笑)


ー あの時にISEKIさんからギャグを伝授されましたが、あれは健在ですか?

不健在です!!!!!

<一同爆笑>

なんでしょうね、あのゆる〜い感じって(笑)。「この二人、この後本当に歌うのかな?」って感じじゃなかったですか?


 


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