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植田真梨恵『彼に守ってほしい10のこと』インタビュー


華奢な体から何故あれほどパワフルな歌声が出るのだろう。 植田真梨恵には無駄なアプローチがない。真っすぐ見据える目と掻き鳴らすギターは、いつも何かに挑戦しているようだ。中学卒業後単身、故郷の福岡を離れ、大阪で歌の世界に飛び込んだ彼女が、インディーズ時代を経て、8月6日にシングル『彼に守ってほしい10のこと』でメジャーデビュー。彼女にとって歌とは、メジャーとはどういう意味を持つのか。植田真梨恵という人物像も含め、訊いてみた。


ー まずはメジャーデビューおめでとうございます!

ありがとうございます!


ー 先日、関係者を招いてのコンベンションがありましたが、そこで「やっとスタートラインに立てた。」という話をしていましたね。実際スタートラインに立った心境を教えて下さい。

今はどんどん決意が固まっているという状態です。こういう取材もそうですが、人と話をする機会が増えてきて、頭の中で考えていることが私自身、漠然としていることも多かったので、ようやくちゃんと向き合えて、頑張らなければと思っています。でもコンベンションは緊張しました!


ー そうですよね(笑)。

だって、まさやんさんには、いつも普通のライヴに来ていただいてるじゃないですか。


ー ええ。

その感じともだいぶ違ってませんでした?


ー 確かに。ちょっと緊張していて凄みがあった(笑)。

あはは!でも調子に乗って変なことを言うのが一番嫌だったので、心にもないことを言うのだけはやめようと思っていました。


ー そうなんだ(笑)。作品のことを伺う前に、プロフィール的な部分のことも教えて下さい。

はい。


ー 大阪グランカフェで行われた「スーパースターライトコンテスト」で優勝。中学卒業を期に、故郷福岡から単身大阪へ行ったのは、このコンテストがきっかけ?

そうです。


ー でも福岡も音楽が盛んな土地なので、コンテストでの優勝があったにせよ、中学卒業後にわざわざ単身で大阪に引っ越したのは何故か、ずっと気になっていたんです。

福岡時代、小学校から中学校に上がるくらいまで沢山オーディションを受けていて、実際に福岡の芸能事務所とお話があったりもしたんですが、そこはタレント業しかなくて。私自身、タレントを目指していたわけではなかったし、それならそういう仕事はするべきじゃないと思っていて。何より自分は歌手になりたかったので「歌を歌いたいです!」って、ずっと言っていたんです。そしたらその事務所の方から、「大阪で、スーパースターライトコンテストというのがあるからトライしてみたらどう?」と勧められて。結果、そのコンテストで優勝して「大阪でやってみませんか。」というお話をいただいたので、そのまま大阪に引っ越すことになったんです。


ー でも単身で大阪に行くのは不安じゃなかった?

そうですね。でもずっと色んなオーディションを受けていたので、なるべく早く外の世界に出ていきたい気持ちの方が大きかったかもしれません。それに親も応援してくれていたので、すごく頑張れました。


ー ご両親の後押しがあるのが大きいよね。

両親とも私に習い事をさせるのが嫌だったようなんです。本当にやりたければ自分で頑張るだろうと考えていたみたいで。でもそのためのチャンスはいるだろうということで、なるべく人前に出る機会を作ってくれたり、歌を歌っていくことに対して応援をしてくれました。


ー 12歳の時にも別のコンテストに入賞されていますが、ずっと歌うことが好きだった?

はい。親とか親戚とか集まるとよく歌っていたんですが、うちは親戚一同、歌が好きすぎるくらいで、祖母の家にあったカラオケ機なんて、もう奪い合い(笑)。


ー あはは!

私は子どもだったから大人が手伝って一緒に歌ってくれるんだけど、自分一人で歌いたいから、すごく悔しくて泣いたりしてたんです。


ー えー!(笑)

でもみんなは何で私が泣いているか全然分からないみたいで(笑)。そういうことはすごく覚えていますね。でも、もしかしたら福岡って、歌を歌うことが好きな人が多いのかもしれない。


ー 良い土地だよね。だから音楽も盛んなのかも。

そうかもしれません。


ー 音楽とは全然関係ないけど、プロフィールの「苦手なもの」に“ホットケーキの裏”ってあったけど、あれはどういうこと?

あー(笑)。今は逆に好きなものになってきているんですが、苦手であり好き。ホットケーキを焼いている時に裏返して、火が通ってきたらプツプツって穴が開くじゃないですか。あれなんです!穴恐怖症。 穴ってめっちゃ怖くないですか?


ー ホットケーキの穴くらいなら大丈夫かな?(笑)。まぁ分からなくはないけど。

クレーターとか、ふじつぼが苦手というのも同じ理由なんです。丸が放つオーラが驚異的なんです。だから苦手であり好きでもあり。きっと、草間弥生さんも穴や丸に魅了された方だと思うんです。


ー 恐怖心と好奇心が入り交じるみたいな。

そうです、そうです!気持ち悪いけどもっと見たい!!このテンションの振れ幅を何度も味わいたい!みたいな(笑)。

<一同爆笑>


 


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