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WEAVER「Handmade」インタビュー Page1


2009年10月にダウンロードシングル「白朝夢」にてデビューしたピアノバンド、WEAVER。その後、2010年6月にリリースした「Hard to say I love you~言い出せなくて~」はサウンドプロデューサーに亀田誠治氏を迎えての初めてのパッケージシングルとなり、フジテレビ系ドラマ「素直になれなくて」 の主題歌に、「僕らの永遠~何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから~」はau「LISMO!」CMソングに抜擢。今年1月16日にニューアルバム『Handmade』をリリースする彼らだが、このアルバムを制作するにあたり、昨年3月〜5月に3人で回ったライヴハウス・ツアー<Piano Trio Philosophy ~do YOU ride on No.66?~>での経験はすごく大きな意味を持つと3人は言った。その経験で得たものや『Handmade』の楽曲について、色々と伺ってみた。


ー エムファン初登場ということで、よろしくお願いします!

メンバー:ありがとうございます!よろしくお願いします!!


ー まず皆さんのことをお伺いしたいのですが、杉本さんはお母様がピアノの先生なんですよね。

杉本:そうです。だから小さい頃から家にグランドピアノとアップライトピアノが1台ずつあるような環境で、1歳位からピアノの椅子の上に立って弾いている写真が何枚もあります。母は当時から僕にピアノの才能があると思い込んでいたんですよ(笑)。


ー あはは。それでお母様に習っていたんですね。

杉本:いえ、母も先生でしたが、子どもって親の言うことを聞かないじゃないですか。


ー はいはい(笑)

杉本:だから僕は母の師匠のところで、小学校一年生から習い始めました。その先生も僕をすごく見込んで下さって、プロのピアニストにすべく小学校六年生までそこで教えていただいたんです。でも僕は当時、体を動かすことやスポーツが好きだったので、長い時間椅子にじっと座って練習するというのが大嫌いで(笑)。だから段々ピアノ自体も嫌になってしまって、中学進学と同時にプロのピアニストになるのか、普通の中学生になるのかという選択を迫られた時に、普通の中学生になることを選択して、一度ピアノからは遠のきました。


ー 確か、高校生の頃にバンドでギターボーカルを担当されていたんですよね?

杉本:はい。文化祭で先輩がギターバンドでライブをやっているのを観て「カッコいいな。」と思ったのが、ギターを始めるきっかけでした。それで高校に進学してから奥野と河邉に出会ったんですが、その時もやはりバンドというのは、ギターがいてベースとドラムがいるというものだと思っていたし、僕自身がギターをやりたかったので、自然と高校三年間はずっとギターヴォーカルとしてバンドをやっていました。


ー それがまたピアノへ戻ってきた経緯はなんでしょうか?

杉本:中学の頃って、「男がピアノって何やねん?」って、偏見めいた見方をされることもあって、余計ピアノが嫌になったんですが、高校生になると男子でも結構ピアノを弾いている子がいるんですよ。それで、「じゃあ、また弾いてみようかな。」という軽い気持ちでピアノを弾き出しました。


ー その頃にはもうバンドでプロになろうと思っていました?

杉本:いえ。当時はこの3人でプロになろうという明確な目的はまだなかったです。オリジナルを作るにしても音楽が好きだから楽しめたらいいなという感覚で作ってたんです。そういう中で、ギターだけでなくピアノを入れた曲があっても面白いんじゃないかと思って作り始めた曲を、ライブの時もずっとやっていたんです。


ー なるほど。

杉本:当時は4人でバンド活動していたんですが一人脱退したことで、これからどうしようかと悩んでたんですが、ずっとお世話になってきたライブハウスのスタッフさんが、僕がピアノを弾いている姿をずっと観てくれていて「お前はギターよりもピアノの方が似合っているし、カッコいいから3人でピアノロックやってみれば?」って提案して下さったんです。それがWEAVERの始まりです。


ー じゃあ、その方がいなければ今のWEAVERはなかったですね!

杉本:はい!絶対そう思います。


ー 奥野さんは5弦ベースをメインで使っているということですが、何故5弦を?

奥野:ベースを始めた頃は通常の4弦ベースを使っていたんですが、ピアノバンドに変わってからのタイミングで、ギターがいない分、色々なことが出来るように5弦ベースをずっと使っていて、今はもう6弦ベースを使っているんですよ。


ー 6弦!すごいですね。ライブではアップライトベースなんかも使っていて、弓弾きを練習してるとか。

奥野:はい。アップライトベースは以前から持っていたんですが、なかなか使うタイミングがなくて、昨年の<MTV Unplugged>で、初めて使ってみました。ピアノバンドなので、ああいう音色ってすごく合うと思う一面、ジャズっぽくなってしまうのでポップバンドとしてそこに踏み入ってしまうことを躊躇していたんですが、<MTV Unplugged>では自然にアップライトベースを使えたし、可能性も広がると思うので、これからも使っていきたいです。


ー アップライトベースは難しい?

奥野:すっごく難しいです!!(笑)。全然違う楽器を弾いているみたい!でもそこが逆に楽しいです。初めて楽器をやり始めた時みたいな新鮮な気持ちで。


ー 河邉さんは最近ブラスのスネアを購入したようですね。

河邉:はい。今回『Handmade』というアルバムを作るにあたっても、自分達の楽器だけで音を作っていくので、ドラムセットも色々な曲に合わせて音を作れるようにと思い、購入しました。


ー やはり音は変わるものですか?

河邉:そうですね。ある曲では、このスネアがピッタリでも、また違う曲ではその音がうるさくなったりして。叩き方だけでなく、その楽器の持つ特徴でかなり変わってきます。だからスネア以外にもシンバルも買いました。 僕は古い楽器が好きなんですが、 昨年の初めに自分のドラムセットを買って、それでツアーをずっと回っていたんですが当然愛着も湧くし、最初は自分の音というのがきちんと出せなかったけど、どんどん育っていって、しっくりくる音が出せるようになってきて面白いです。


 


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