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キリンジ スペシャルインタビューPt1

キリンジ スペシャルインタビューPt1


独特の世界観を持つキリンジの久しぶりのニューシングル「夏の光」。兄、堀込高樹の楽曲にしては珍しいキラキラポップチューン。その制作や、今考える音楽との向き合い方などについて伺ってみました。


色々悩んだんですけどね。これテンション高すぎるんじゃないの、3分間!って(笑)


—— 今回の「夏の光」、これは 高樹さん(兄)には珍しいポップチューンですね。

高樹:そうですね。今迄あんまりやらなかった感じのサウンドかもしれませんね。


—— でもキリンジらしいです。このバランス感は特にどのあたりを意識しましたか?

高樹:夏の曲なので、華やかな曲がいいっていうのがまずあったんですね。それまで割と夏に、涼しい感じの曲を出す事はあったんです。それは冷房がきいているところかもしれないし、風が吹いているところかもしれない。そんな、夏なんだけど涼しいところにいる感じの曲はあったんですが、今回はどっちかというと太陽の下で聴いても盛り上がれるような曲だなと思います。
元々は、サイモン&ガーファンクルみたいなアコースティックのアルペジオを中心に作っていこうと思ったんですけど、リズムの組み立てをやっていくうちに段々こういうトランス感覚や疾走感のある感じに落ち着きましたね。



—— たしかに疾走感溢れていますよね。音やプロデュース面でどんな部分に気を遣いましたか。

泰行:結構、ドコドコいってる音が多いというか、タムが16ビートで鳴ってたりブラジルのスルドっていう打楽器を入れたんですけど、それをいい塩梅に調整するのが難しかったですね。

高樹:今回は喚起をつけたかっというか…。キリンジのアレンジって、イントロ、ひらうた、サビっていう場面場面を上手い具合に展開させる事を得意としてきたような気がするんですけど、むしろテンションの高いままずっと最後までいって、最後に解放されるっていうような感じが今回はいいかなって思って。
色々悩んだんですけどね。これテンション高すぎるんじゃないの、3分間!って(笑)


泰行:(笑)

高樹: もうちょっと、どっかで緩めようなかとも考えたんですけど、ずっと聴いてると、あぁ結構テンション高いまますぐ終わってしまうなって思って、だったらこれはいい事なのかなって。途中で飽きなかったし。


—— コーラスワークがビーチボーイズの「サンフラワー」な感じを受けました。

高樹: コーラスに関しては何も考えてないですね(笑)。メロディがこうきたから、コーラスはこうするっていう感じで普通にやっていましたね。大体、ルールがありますから。メインの歌を邪魔しないとか。だから何かを意識して作ったという訳ではありませんでした。結果出来上がったものは、何に似てるという事はあるかもしれないけど、なるべく何も参考にせずに作ろうと思ったんですね。
ドラムがドンドコいってるという事と、ハーモニーがいい感じという事、ウワーンとした雑踏感というか、そういう中で埋もれて聴くという感覚とか、こういう感じやこういう感覚で聴いて欲しいという感じで作りました。


 

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