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たむらぱん「ナクナイ」インタビュー Page1

たむらぱん「ナクナイ」インタビュー Page1


毎回唯一無二の世界観でファンを魅了するたむらぱん。12月15日に 3rdAlbum「ナクナイ」をリリース。新曲に対しての思いや、たむらぱんらしい表裏一体の歌詞について伺いながら、エムファン3度目のインタビューとなった彼女に、ファンからの質問に対して答えてもらいました。



—— 「ノウニウノウン」から約1年半ぶりのアルバムですが、色々と忙しかったんじゃないですか?

そうですね。今年に入ってからリリースが続いていたので、なんやらかんやらしてたらいつのまにか今年が終わるみたいな感じです。今年は楽曲のタイアップ等で、皆さんに聴いてもらう機会も増えましたしね。


—— 今作「ナクナイ」には新曲が6曲収録されていますが、制作はいつ頃から始めたんですか?

アルバムの制作という感じは今回特になかったんですよ。シングルが続いたのでシングルリリース曲の録音タイミングで他の曲も録っていました。そうやって1年位かけて録り溜めた曲の中から選んで収録しました。


—— いつもジャケットにおもしろいこだわりを見せてくれますが今回は、初回盤が3D仕様ですね。

はい。アルバムの時は特にパッケージだからこそ味わえるような付録的特典を、デザインチームといつも考えています。眼鏡もついてますしね。でも今回は撮影が時間かかったし、その撮影したものが実際飛び出てくるようにみえる作業が大変だったみたいです。だから今回はスタッフの人達がつい最近まで作業をしていましたね。少しの色の濃淡で、飛び出方が全然変わるらしいですよ。でも出来上がって、大変だっただけの満足感はあります。


—— 田村さんもスタッフの方と一緒に服のセレクトをされたんですか?

はい。服も、飛び出易いものを想像しながら選びました。用意してもらった中で「これが飛び出易いんじゃないか?」ってみんなで話し合いながら(笑)。動作によっても出方がかなり変わるので、撮影時間は人生初の長さでしたね。本当に丸々24時間位!


—— タイトルの「ナクナイ」ですが、これはどういう意味ですか?

これは、「無くはない」という意味なんです。可能性を感じるようなものにしたくて、絶対的とは言えないけど、そこに大丈夫な要素や可能性があって、それに向かっていける「希望を捨てない」というところをタイトルにしました。無くはないというのは「ある」に限りなく近いと思うので、そういう意味ではポジティブな表現としてとらえています。


—— では、新曲についてお伺いします。まずは「スポンジ」ですが、また面白いタイトルをつけましたね(笑)。

あはは、そうですね。ここでは「自分」と「自分以外」の人というのが歌の中に登場するんですが、自分の知識や容量は自分にしかないものですし、色々な経験の中で「大事なことを忘れちゃっていないかな?」っていう不安は一生懸命やっていればいるほど起きることだと思うんですよ。だからそういう不安があっても、今の自分自身が持っているものを肯定する意味合いの曲なんです。


—— 「フレフレ」では、かなり感情のギリギリの部分を歌っているように思います。

確かなところが分からないが故の不安定さって、駄目じゃなくない…って、何かタイトルに絡めてるみたいですけど(笑)、でもそれでも大丈夫だという思いですかね。そんな不安定なギリギリの中で、それがトータル的なところへ対しての目標や確実なものじゃなくても、自分自身にとってひとつでも信じられるものがあれば、この不安定さすら素敵に思えるんじゃないか?楽しんで暮らせたりするんじゃないか?という、夢や願いを込めて作りました。


—— 田村さん自身、この曲には思い出が詰まっているんですか?福岡でのトーク&ライブ イベントの時にこの曲の途中で声を詰まらせたという話もあったようですが。

はいはい!…え、何で知ってるんですか?! あはははっ!…あれはね、私も毎日の気持ちの変化があるので一概には言えないんですけど、あの時にこの曲を歌いながら色々考えちゃったんですよ。私にはそういう人がいるのかとか、自分はそういう人であるのかなとか。イベント会場という場所で、自分の向かい側に自分以外の人(観客)がいるということが、実はすごいことなんじゃないかとふと感じて、信頼関係を再確認したい思いに駆られたんですよ。だからこの歌詞を歌いながらも「自分はどうなんだろう。」って、ある種リスナー気分になっちゃって(笑)。


—— その時はイベントということもあって、通常の「たむらぱんを観ることが目的」のものとは違ったんですよね?

そうです。だからそれで来てくれている凄さも感じたんだと思います。そういう時に自分にとってのアイデンティティのようなものが欲しかったり、無いのではないかと感じたりして色々なことをガーッて一瞬で考えたと思うんです。そうでなきゃ、ああいうことはそうないですからね(笑)。だけど自分が信用できたとか、してもらえてると思えたのかもしれません。


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