mFound

return
岡本定義 ロングインタビューPt3

岡本定義 ロングインタビューPt3


—— 今年初めに買ったギターも弾かれていますか?

もう毎日弾いています。ボサノヴァにハマって衝動買いしちゃったガットギターね(笑)。まだライブではお披露目していないんですけどね。これから馴染ませて馴染ませて。


—— では今回のアルバムもまだこのガットギターは使わず?

そう。前の古いやつを使いました。でもやっぱりガットギターのいいやつが欲しいなって思ってて、あのギターを見つけちゃったんですよ。


—— ボサノヴァにハマっているとききましたが。

ハマっているねぇ。ボサノヴァってブラジルの比較的新しい音楽で、住宅事情があの音楽を作ったんですよね。隣近所に迷惑にならないように、ちっちゃい音で、ぼそぼそって弾きながら。そんなちっちゃい音でも成立して、なおかつサンバのグルーヴ感もだしながらっていうので、ジョアン・ジルベルトが確立していったスタイルなんですけど、夜中、酒飲みながらちっちゃーく弾いてる感じはいいんですよ、やっぱり。


—— 家で弾いている時は、ジョアンをカヴァーしたりしているんですか?

そうですね。でもやっているうちに自分の曲を作りたくなってきちゃってボイッシングとかボサノヴァ独特なコード進行で押さえながら自分の旋律を探し始めたりして。
でも決してボサノヴァをそのままやりたい訳じゃないんですよ。そのエッセンスをとりいれてロック的にやっていきたいんで、そこをどうアウトプットできるかが大事。



—— 歌詞の世界感が独特ですよね。ちょっと残酷っぽかったりエロティックだったり。
その中でも驚いたのが、10曲目の「He Said He Said ~論語学而第一~」。孔子の言葉にメロディをつけていますよね。

はい。前作の「象牙の塔」の時は 徒然草で同じ事をやっているので今回もやってみたいと思って。


ヤマ(山崎まさよし)と僕はちょっと一筋縄じゃいかないような楽器のチョイス…センスっていうのか好みっていうのか、そこら辺が似ているんでしょうね。

—— 14曲目の「ぼさのばぶる〜す」は山崎まさよしさんが参加されていますね。

きましたねぇ〜(笑)。この終わり2曲(「スナフくん」と「ぼさのばぶる〜す」)はボーナストラックというか、リリースが遅れてしまったいわば延滞料。「ごめんね。」っていう気持ちで、入れてみました。
山崎まさよし、彼のキャラクターもそうだし、家に遊びに行くとすごく和むしレコーディングも出来る環境なので、お酒持って行って「ちょっと録らして」って言ったら「ええよ!」って感じで。



—— 先日、杏子さんの取材をさせていただいた時に、岡本さんと山崎まさよしさんが同じような服を着ていたっていう話が出たんですよ。

あぁ、ありましたね。あれは僕もびっくりしましたよ!(笑) でも彼とは音楽性も似ているんですよ。ブルースだったりビートルズだったり。だからかもしれませんが、ギターも同じようなものを持っているんです。全く同じ色の同じ形のテレキャスター・シンラインを持っていたり、色は違うんですけどギブソンのES-330も2人とも持っていたり。
同じギブソンでもES-335っていうのは結構持っている人もいるんですけど、ES-330を選ぶセンスっていうのが、あぁ似てるなぁって思ったりしますね(笑)。
テレキャスターも、普通はシャキーンっていう音が出るんだけど、ハムバッキングっていって、ちょっと音圧が出るようにあえてしていたり、ソリットボディなんだけどfホールっていって珍しく穴が開いているんですよ。
…あ、ごめんなさいね、マニアックな話ばかりで。



—— いえいえ、興味深いです。

テレキャスターのいいところを逆手に取って厚ぼったい音が出るようにしてるんですよ。音を豊かにするっていうか。元々のコンセプト変わってるやん!みたいな(笑)。それでもやっぱりそのテレキャスがいいんですよね。ヤマと僕はちょっと一筋縄じゃいかないような楽器のチョイス…センスっていうのか好みっていうのか、そこら辺が似ているんでしょうね。


—— お二人のユニット、さだまさよしもいいですよね。

まったりしていますね(笑)。はじめちとせと一緒にやった「やわらかなサイクル」っていう曲で奄美大島でレコーディングしに行った時もゆるやかでしたよ。
それは島のせいなのか、われわれのキャラのせいなのか解らないですけど、あれ?これ仕事で来てるんだよな。って感じで(笑)。でも楽しいですよね。

 

ページの先頭へ
トップページに戻って他のコンテンツを見る
©2015 mFound entertainment All Rights Reerved.