—— 桃太郎?(笑)
はい(笑)。あれは桃太郎が鬼ヶ島に鬼を退治に行くというお話じゃないですか。でもそもそも鬼は何か悪いことしたのか?って、実はそこをちゃんと描いていないものも結構あるんですよ。
—— 成る程。鬼という既成概念だけで悪者にしてしまうと。
そう!たとえ悪さをしたとしても、実は鬼にも何か都合があったんじゃないかとか、あと桃太郎が鬼退治しなきゃいけなかった本当の理由とか。そういうのを考えるのが最近は好きなんです。簡単に正義と悪とか善し悪しをハッキリさせちゃえば楽だけど、つまらないって気がするんですよ。そこがぼやっとなっている部分や、そのぼやっとしている辺りをもっと一個一個明確に紡いでいけたらいいなと思っているんですが、この『少年であれ』は割とそこをやらずに、思いきり振り切って「やっぱり悪はいる!」と表現しました。自分を邪魔にするものはいて、高橋優なんて生まれなきゃよかったと思っている存在は沢山いて、それにしてやられちゃって落ち込んじゃったりする訳ですよ。僕然り、そういう想いをした人たち然り。「あなたの代わりなんて、いくらでも居ますから」と言われてしまった時の孤独感を感じたことがある方に、そういう歌があるといいなと思って作りました。
—— 今のお話を聞いていても思ったのですが、高橋優というシンガーソングライターは平衡感覚を持っていますよね。剥き出しの言葉を使っているのに健やかさを感じたり、光と影のどちらか一方を描くわけではなかったり。仮にどちらか一方を描いていたとしても、そこがゴールではないような気がします。
バランスを保とうとは思わないんですが、歌おうとする時に、折角だから曲に意味を持たせたいんですよ。歌として成立させたいという気持ちがすごくあるんです。映画でも漫画でも、観た後にガクッと落ち込むものってあって、それが欲しくて観る人もいるわけじゃないですか。でも僕が発信する側としてどういうものを届けたいかというと、それをもらう前よりも、もらった後の方が気持ちよくなって欲しいんです。そこで考えたのは、光を感じたいからといって四方八方光だ!って歌ってしまったら光の価値がなくなってしまう。有り難みが分からなくなってしまう。もしかしたら自分が今立っているのは暗闇かもしれないけど、「そこにほら、時々光がさすじゃないか」という歌はもしかしたら、闇というものを把握した上で、さしてくる光の有り難みに気づけるかもしれない。そんな風に考えているんです。だからどっちも見つめていたいし、その過程を描きたいんです。闇に突き落とされてしまったけども、そこにさえ光はさすし、逆にすごく光に満ちあふれているように見えても、どこかしらに陰りがあるし。そういうことに自分自身がすごく興味をもっているというのが大きいかもしれませんね。
—— この曲で高橋さんはギターを一切弾いていないですよね。
そうですね。ミュージッククリップもそうですが、ギターを持っていないです。ライブでは時々ギターを持たないで歌うことはあったんですが、人前に出てクリップとして作品に残して僕がギターを持っていないのは初めてです。それに奏者として僕以外の人が出るのも初めてです。ピアニストとチェリスト。
—— どうでした?
全然抵抗なかったですよ。快適にやらせてもらいました。クリップの時もせっかく手が空いたから何かやりたいという気持ちはあったけど、それを負担には感じなかったですね。
—— あと、この曲は「ホンネ日和」(CBC/TBS系列 毎週日曜日23:30 - 24:00放送)のエンディングテーマですが、この番組は、もっと知りたいと思う相手を誘い"とっておきの小旅行"を自ら計画するというのがテーマですよね。
この番組、観たことあります?
—— あります。八嶋智人さんと中村獅童さんの回を観ました。
あれ、良かったですよね!僕も感動しちゃいました!! 素敵な番組ですよね。でも獅童さんの涙の後にまさか自分の歌が流れるとは(笑)
—— (笑)。高橋さんがこのテーマを元に今旅行に誘いたい相手は誰ですか?
有名な人じゃなきゃ駄目ですか?
—— いえいえ(笑)
じゃあ両親ですね。僕は家族大好き人間なんですよ。小さい頃は毎年家族旅行に行っていたんですよ。お父さん企画とかお母さん企画とか。それこそ出身が秋田なので、仙台に行ったり福島に行ったり、東北巡りもしましたし、北海道にも行って、ディズニーランドにも行きましたよ!その経験は自分の中で大きかったですね。そういう風に家族で楽しめるというか、スキンシップって大事だなって。車の中で喋りながら行ったりとか楽しかったですね。それで改めて自分が今大人になって、いつまでも「お父さん、旅行連れてって!」ではないじゃないですか(笑)。だからちょっとずつ両親の行きたいところを聞いて、自分が計画して連れていってあげられる人になりたいですね。沖縄に行きたいって言ってたので、沖縄がいいですね。僕も行ったことないし。
—— あぁ、いいですね。
あと僕の親父はサバンナに行きたいって言うんですよ。
—— サバンナ!?
動物がただひたすら描かれているようなテレビってあるじゃないですか。ドキュメンタリーみたいなやつ。ああいうのを親父はビール飲みながらずっと観てるんですよ。それと秘境のような土地の住民の暮らしとか。だって、僕が観たい番組があっても変えられますからね!よっぽど好きなんだなって。だからさすがにサバンナや秘境に連れて行ってあげられるかは分からないけど(笑)、そういうところにも連れていってあげられる息子になれればなとは思いますね。
—— サバンナって凄いな!…さて、曲の話に戻りますね。『虹と記念日』は声をダブルヴォーカルにしてますよね。初めてじゃないですか?
そうですね。初めてやりました。あとハモりやコーラスも結構入っています。
●高橋優 NY路上ライブ大成功! きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思うを体感 デビュー後初のアルバムが4/20にリリース決定!

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