日本テクノ界の始祖! 冨田勲が新曲「イトカワとはやぶさ」を加えた全編リメイク版「惑星」をリリース。 6/8にはDOMMUNEに生出演決定!!
いまから40年前、1971年に日本で初めてMOOGシンセサイザーを個人輸入し、電子音でさまざまなクラシック曲を再創造するという独自の芸術を追求。米グラミー賞に日本人で初めてノミネートされるなど、全世界的なヒットを連発した、日本テクノ界の始祖にして、シンセサイザー・アーティスト&作曲家の冨田勲が、自身の代表作「惑星」を完全リメイクした「惑星 ultimate edition」を6月1日にリリースし、発売初日からAmazonのクラシックチャートで1位になるなど、大きな話題となっている。
「惑星」のオリジナル版は、1977年に米RCAよりリリースされ、全世界で250万枚を超えるセールスを記録した大ヒット作品である。今回の「アルティメッド・エディション」は、全編を新たにリメイクし、4.0chサラウンドの立体音響で構築されているのが特徴だ。
さらに、新制作曲「イトカワとはやぶさ」が新たに加わったのも注目だ。昨年日本を賑わせた小惑星探査機「はやぶさ」と、日本宇宙工学の父、糸川英夫に捧げたというこの新曲は、4分あまりの小規模の部分ながら、けなげに小惑星イトカワに向かうはやぶさの姿を喚起させ、感動を誘う。
リリース前日の5月31日に、東京・羽田空港国際線ターミナルの「PLANETARIUM Starry Café」で行われた完成発表会では、ゲストに「はやぶさ」の生みの親、JAXAの川口淳一郎博士が招かれ、「イトカワとはやぶさ」をサラウンド音響で試聴。「はやぶさのストーリーと重ね合わせて聴くことができて、とても嬉しい。私たちプロジェクト・チームの励みになります」と語り冨田へ感謝の気持ちを伝えた。
「惑星」&冨田勲の再ブームの兆しが高まる中、USTREAM大人気生放送番組「DOMMUNE」では、来る6月8日に、この偉大な日本テクノ界の先駆者を招き「ISAO TOMITA / ANCESTOR OF JAPANESE TECHNO!!!!!!!〜日本テクノ界の始祖・冨田勲」と題した5時間生放送をオンエアすることを発表した。
日本テクノ界の源流にして始祖、冨田勲の功績を俯瞰し、さらに現在の日本テクノ界を牽引する若手人気アーティストとの対話を通じ、この偉大なる先達の今なお衰えぬCreativityの本質に迫るという。
内容は、冨田のこれまでの歴史を振り返るほか、前述の川口淳一郎博士との対談の模様をオンエア。
またゲストに砂原良徳、テイ・トウワ(予定)をお招きし、冨田と対話を行う。
さらに、DOMMUNE限定企画として「惑星 ultimate edition」DOMMUNEバイノーラル・バージョンを全曲オンエア。冨田の持ち味である立体音響をヘッドフォンで擬似体験することができる。
第2部は、菊地成孔DUB SEXTETのメンバーであるパードン木村を迎え、「DEDICATED to ISAO TOMITA」LIVE ELECTRONICS MUSIC BY パードン木村」と題し、世界のトミタに捧げるプレイを展開予定だ。DOMMUNE主宰の宇川直宏は冨田特集への期待を語る。
「DOMMUNEのこのプログラムの為だけにバイノーラル化して頂いた冨田先生の"惑星サラウンド"は、時空を超越した音響粒子の生命体!この歴史的文化遺産をライヴストリーミングを通じ国境を越えて共有することは、視聴者それぞれが冨田コスモスの惑星のひとつになるということです。これぞスペース・ソーシャル・ネットワーク!この配信を体感すれば、自らが宇宙の一部だということを再認識できるでしょう!!!!!!!!!」。
DOMMUNEの冨田勲特集は、6月8日19時からオンエア開始。
冨田勲 コロムビアHP
http://columbia.jp/tomitaproject/
■DOMMUNE 冨田勲特集
ISAO TOMITA / ANCESTOR OF JAPANESE TECNO!!!~日本テクノ界の始祖・冨田勲
6月8日(水) 19:00~24:00
http://www.dommune.com/
<第1部> 19:00~21:30
●HISTORY of ISAO TOMITA / 冨田勲の歴史を振り返る
出演:冨田勲、司会:松山晋也
●プラネタリウム・ミーティング
5月31日の羽田空港ターミナル“PLANETARIUM Starry Cafe”での冨田勲×川口淳一郎(JAXA)の対談をオンエア
●冨田勲との対話
出演:冨田勲、ゲスト:砂原良徳、テイ・トウワ(予定)、司会:松山晋也
●増殖し続ける『惑星』の全貌
『惑星 ULTIMATE EDITION』DOMMUNEスペシャル・バイノーラル・ストリーミング<全曲オンエア>
<第2部> 21:30~24:00
●「DEDICATED to ISAO TOMITA」LIVE ELECTRONICS MUSIC BY パードン木村