NIKIIE インタビュー Page1
12月1日にマキシシングル「春夏秋冬」でデビューのNIKIIE(ニキー)の歌声を初めて聴いたのは、関係者のみを招いたコンベンションライブだった。強い歌声を ピアノひとつにのせる彼女は堂々としていて、とても緊張しているようには見えなかったが、ライブ終了後の挨拶でその緊張と一途な思いが伝わってきた。そんなNIKKIEにデビュー作の話や、NIKKIEという人間像について語ってもらった。
「春夏秋冬」
—— 12月1日発売のマキシシングル「春夏秋冬」でいよいよメジャーデビューですが、デビューするにあたって、心境の変化はありましたか?
実はそんなにないんです。ただ、インターネットに流れてるニュースを家族や友人が見て、喜んでくれてるのがすごく嬉しいです。
—— ご両親は反対しませんでしたか?
母は、好きな事やりなさいって言ってくれたんですが、父は「ちやほやされたいからなのか?!」みたいな感じでした(笑)。
—— 厳格なんだ?
どうなんでしょう…娘だからですかね(笑)。
—— ライブはずっとやっていたんですよね?
はい。新宿のライブハウス「MARZ」を拠点にしていました。私の母が沖縄県民なんですが、ライブハウスの社長も沖縄の方で、そういう縁もあって娘のように良くしていただいて、上京する前からちょこちょこ出させてもらいました。
—— ”春夏秋冬” は友人の悩んでいる姿にかきたてられて作った作品と聞きました。
ライブのブッキングって、その日まで音楽を続けられるという約束のように思って、ライブを続けてきたんですが、 去年の秋に、 一度立ち止まって、もっと新しい自分の可能性を試したいと思ったんですね。それで曲作りに専念するためにライブをお休みしていたんです。その時に友達のライブを観に行ったら、なんだかすごくステージが遠く感じちゃって!「あぁ、私はステージに立つ人間じゃないのかな?」と、今まで考えたこともなかったような気持ちになってしまって。
だから今年の2月のマンション更新までに気持ちが変わらなかったら、茨城へ帰ろうって決心していたんです。それでその事を役者を目指して頑張ってる友達に相談したのですが、その子も同じ様に自分の限界と戦っていたんですよ。
—— 自分と全く一緒だったんだ。
そうなんです。その友達の悩んで泣いている姿を見た時に、「ダメかもしれない」という言葉の裏側には実は譲れない気持ちや信じてきた夢を叶えたい思いがあって、現実との摩擦で苦しんでいるんだと感じたんです。その姿が自分と重なって、すごく胸が熱くなって…。
それで家に帰ってピアノの前に座って「春夏秋冬」を書いたんです。この曲を書いて、もう一度音楽をやりたいと思えたので、ライブ活動を再開したら、そこでレコード会社の方と出会う事ができたんです。この曲が私の原点なので、12月1日にデビューすることで更に原点を重ねる事が出来るのはすごく嬉しいですし、私にとって、更に大切な曲になりました。
—— 曲が出来たという事だけではなくて、NIKIIEがアーティストになるきっかけにもなった曲ですね。
そうですね。立ち止まらなければ見えないこともあるんだなって。立ち止まってみて初めて気付きました。突っ走っちゃうタイプなので(笑)。
—— この曲は強さと優しさが共存している曲ですね。
友達にアドバイスする時は自信を持って言ってあげたいと思うのですが、果たして自分は自信を持てているのかなって振り返ったりもするんです。だからこの曲は、相手の背中も押しつつも自分の背中も押してるという気持ちが詰まった曲です。





























