井手綾香「Portfolio」インタビュー
長澤まさみさんの号泣シーンが話題となったハイチオールCプラスのCMソングだが、もうひとつ話題になったのは、そのバックで流れている曲。長澤まさみさんが泣いた後、画面いっぱいに笑顔をみせる姿を後押しするような「雲の向こう」を歌うのは、若干17歳のシンガーソングライター 井手綾香。しなやかさとパワーを併せ持つ彼女のメジャー2ndミニアルバム「Portfolio」についてや、地元宮崎のこと、ジャズトロンボーン奏者の祖父ビル・ワトラス氏のことなどを伺いました。
ー 5月にSHOWCASE LIVEで初めて井手さんの歌声を聴かせていただいて、驚きました。深みとパワーがあって。
ほんとですか! ありがとうございます。 すごく緊張してしまって、自分のすべてを出せなかった気がしますが、そう言っていただけると嬉しいです。
ー あの時に井手さんの紹介を兼ねた映像に映っていたのが宮崎県串間市都井ですよね。明らかに東京と空の色が違いましたよね。
はい!きれいな青と緑です。
ー エスエス製薬 ハイチオールCプラス CMソングにもなっている「雲の向こう」のMVの撮影場所は都井岬ということをうかがいましたが、馬の数がすごいですね。
天然記念物になってる馬で、100頭近くいるらしいんです。結構おとなしくて、草を食べてばっかりのくいしん坊な馬なんです(笑)
ー 中学校は全校生徒が18人。どんな話したり、遊んだりしていましたか?
小さい頃から知ってる子達なので、全校生徒の名前はおぼえられますし(笑)私のクラスは5人だったんですけど、もう教室はガラガラですよ(笑)。本当はやっちゃいけないんですけど、教室でボール遊びとかしてました。窓ガラスや電気を割るといけないので、紙を丸めてボールにして。
ー 現在、高校は芸術学科を専攻。メジャー1stミニアルバム「Portrait」のジャケットイラストも井手さんが描かれたんですよね。
母が高校の頃、アメリカのミュージック・アートスクールで絵を描く勉強をしてたので、時々私たちの似顔絵を描いたり、油絵で動物や風景を描いてたり、友達へのプレゼントに絵を描いていたりしてたんです。それを子供の頃に横で見ていたんですが、鉛筆だけでデッサンしているのが凄いなと思って、見様見まねで描いていたら、どんどん絵を描くのが好きになりました。
ー 今、学校ではどんな授業をしているんですか?
基本的に絵を描くというのがメインです。1年生の頃は美術史を勉強しまして、それからデッサンをして基礎を勉強したり、色々な画材で自由に絵を描いたり、あと、コンピューターグラフィックの授業があったりと、全般的に勉強できる学校です。
ー オフィシャルサイトに載せてる絵の素材は何ですか?
アクリルだったり水彩だったり、いろんな画材を使ってますね。学校にたくさん画材があって、自由に使っていいんですよ。あと、支持体といって描く対象物も、木の枝や、キャンパスボード、薄い紙など色々なものに描いたりします。サイト内の「FOOTPRINT」の中には、スプレーを使った作品もあるんですよ。コピックというペンがあるんですけど、そのペン先からスプレーが出るんです。なので、色々楽しみながら勉強しています。
ー 絵を描くのと、歌を歌ったり歌詞を描いたりすることって共通性ってありますか?
どちらも、何も無いところから自分の感性だけで作っているものなので、そういう意味では共通してますね。
ー 井手さんはお母様がアメリカ人、お父様が日本人ということで、ご家族と会話する時は?
バリバリ日本語です!(笑)宮崎弁です。母も完全に宮崎のイントネーションで喋ってます。
ーでも、井手さんあんまり宮崎弁出ないですね。
そうですね。。敬語で話すと全然宮崎弁にならないんですが、タメ口になると完全に出ますよ(笑)
ー かなり音楽一家ということですが、おじいさまはジャズトロンボーン奏者のビル・ワトラス氏(1975年グラミー賞ノミネートアーティスト)なんですよね。
今も現役でトロンボーンを吹いてます。ちいさい頃からおじいちゃんのCDとか聴いていて、トロンボーンの音って、あの音が普通なんだって思っちゃっていて(笑)。それが普通じゃなかったんだって、ビックリしました。グラミー賞というのも、そんなにすごい賞だって知ったのは最近なんです。でも、おじいちゃんがノミネートって、なんかすごく身近な賞に感じていて(笑)。実は身近なんてとんでもない、たいへんな賞なんだって知って。おじいちゃん、すごいなって思いました。





























