SPYAIR『Rockin' the World』インタビュー
デビュー前に地元名古屋での野外ライブに2000名を集めるなど数々の伝説を携えて昨年デビューしたSPYAIR。IKEの圧倒的なヴォーカルと、迫力のライヴパフォーマンスでデビュー後も着実にファンを増やしている。今回は結成から、9月21日リリースの『Rockin' the World』の制作話、メンバーの音楽性、UZ(G)、KENTA(Dr)が公式サイトでやっている「どらいい感じ」の話まで、多岐にわたりSPYAIRを徹底分析!
ー エムファン初登場ですので、プロフィール的なところから教えてください。2005年結成。高校時代から続けていたバンドが解散となったIKEさん、KENTAさん、MOMIKENさんが、UZさんを誘って4人で活動をスタート。
KENTA:その頃、ちょうどUZがやっていたバンドも停滞気味だったので、リーダーのMOMIKENが誘いました。
IKE:解散時期が、かぶってたんだよね。
MOMIKEN:そう。ふたつのバンドの解散時期がかぶって、やる気あるやつだけが集まった感じでした。
ー 3人が高校時代から続けていたバンドはどんなバンドですか?
IKE:まぁうちらはロックバンドだったね。
KENTA:UZはミクスチャー系。
UZ:そうだね。
MOMIKEN:でも正直、音楽性というのはお互い気にしてなかったんですよ。
ー そうだったんですか。
MOMIKEN:はい。当時、バンドをやる上で一番思っていたのは、音楽性というより、モチベーションが合うやつとやりたいということでした。
KENTA:人間性とか。ちゃんと話をしていける人。
ー じゃあ、そこがきちんと出来ていればおのずと音楽性に対しても、話をしながら繋げていけるという考えでしたか?
IKE:そうですね。
ー MOMIKENさん達とUZさんは、もともとどういうお知り合いだったんですか?
MOMIKEN:何度か対バンで一緒でした。
KENTA:同い年で、ギターをやっていてバンド経験もあるという部分を考えた時に、UZのことを思い出して、誘ってみようと思い、MOMIKENに電話してもらいました。
UZ:やろうかと思ってはいたんですけど、一応自分のバンドもあったしMOMIKENも「考える時間が欲しいよね」って言ってくれたので、ちょっと考えていたら次の日に「どう?考えた?」って電話がきて(笑)
ー はやっ!
IKE:全然デリカシーないよね(笑)
MOMIKEN:それ、訂正させて下さい! 俺を責め立てたのはIKEとKENTAですから!!
ー あはははは!そうなんだ。
MOMIKEN:「早く電話してよ」って言われて。え、だってまだ1日しか経ってないのにって思いました(笑)
KENTA:もう、新しいバンドをやりたくて仕方なかったんです。
ー それで、その後ENZEL☆さんとはクラブイベントで知り合って加入されたんですよね。
KENTA:ライヴの打ち上げをその会場の2Fのクラヴでやったんですが、そこにENZEL☆がDJをやってたんです。それで声をかけて、そこからですね。僕らはインディーズ時代、ずっと野外ライヴをやっていたので、そこの転換DJという感じで始めたのが2006年です。
ー こういうバンドサウンドにDJというスタイルも最近では珍しくなくなってきていますね。
KENTA:ええ。ただ、スクラッチとかというよりライヴアイコンとしてライヴを盛り上げて欲しいという立ち居値でENZEL☆には加入してもらいました。
ENZEL☆:それまでは ローディーみたいな感じでSPYAIRのライヴの手伝いをしていたんですよ。
ー そうだったんですか!
KENTA:ギターチェンジでUZにギター渡してたもんな。
ENZEL☆:はい、こっちです!って(笑)
MOMIKEN:あと、俺の弦を変えたりね(笑)
IKE:協力者だったんですよね。仲間として普通に手伝ってくれていたんですが、だんだん色々な状況の中で彼が必要となって、徐々にフェイド・インしてきたみたいなね。それならメンバーでいいんじゃねぇ?って。
KENTA:気がついたらアーティスト写真に入ってましたからね(笑)
ー 先ほど、インディーズ時代にずっとストリートで活動をされていたというお話がありましたが、何故ライヴハウスではなくストリートだったんですか?
IKE :ライヴハウスでの演奏はお互いの前身バンドで、もう経験はしていたんですが、なかなか思うように人気も出ないという経験を経て、SPYAIRとしてこれからどうしていこうというミーティングを重ねて、「人がいるところでやりたい」「オリジナリティのあることやりたい」ということを考えて答えを探していったんです。その結果、普通に町中を歩いている人の量ってすごくない?っていう話になって、それならストリートでやってみようということになりました。それで、色々なところで試した中で、立地条件がよかった地元名古屋の栄公園という場所に落ち着いて、ホームとして活動していました。
ー ストリートはどうでしたか?
IKE:最初はやはり反応ゼロだったんですが、背負っているものは何もないので、ぶつかっていけ!という気持ちでやりました。でもやっぱり最初は風当たりキツかったですよ…。なかなか思うように人に届けられなくて。その中でも、何故届けられないんだろうってミーティングを重ねていって「じゃあ、次は立ち位置やスピーカーの位置を変えてみようか。音も大きくしていこうか」ってひとつひとつ工夫をしていって、少しずつではありますがお客さんも増えて、最後は2,000人位集まるようなライヴも出来たので、そこでの経験はまさに僕らの原点だと思います。






























