Office Augusta 20th Anniversary Special 山崎まさよし スキマスイッチ 秦 基博 A Night With Strings 〜Featuring 服部隆之〜 at 日本武道館 2.25 ライヴ・レポート 音楽情報サイト mFound
Office Augusta 20th Anniversary Special 山崎まさよし スキマスイッチ 秦 基博 A Night With Strings 〜Featuring 服部隆之〜 at 日本武道館 2.25
割れんばかりの歓喜の拍手がその夜、日本武道館に響き渡った。
2月25日、<Office Augusta 20th Anniversary Special 山崎まさよし スキマスイッチ 秦 基博 A Night With Strings 〜Featuring 服部隆之〜>と称したプレミアムライヴが開催された。オフィス オーガスタ所属アーティスト、山崎まさよし、スキマスイッチ、秦 基博というそれぞれ個性的なサウンドを彩るのは、服部隆之氏の指揮の下、25人のストリングス隊”RUSH STRINGS”とリズム隊の総勢29人。
2月22日、オフィスオーガスタ20年の軌跡を福耳と各アーティストの代表曲全28曲でたどるベストアルバム、福耳+All Stars「All Songs Must Pass-Office Augusta 20th Anniversary BEST-」がリリースされたばかりだが、今年はオフィスオーガスタ設立20周年のアニバーサリー・イヤーであり、このライヴでも9000人のオーディエンスが魅了された。
スキマスイッチの2人が手を振り退場して程なく、秦のインスト作品“Theme of GREEN MIND”が流れ、次の出演者を知らせた。 “アイ” でみせる暖かいバイオリンやチェロ、秦のギターの音色と澄み渡る声。どれをとっても深く柔らかい包容力に満ちあふれ、続く“水無月”では、この日ならではのスケールの大きいアレンジで圧巻の歌声を響かせた。
「韓流スターだと言われます。…嘘です、日本人でございます。」
黒のネクタイをし、フォーマルにきめた秦のMCで場内は和やかなムードに。
そして“ 鱗(うろこ)” を歌い終えるとギターを置き、指でリズムを取り出だした。自身のワンマン公演でも滅多にギターを離すことのない秦がマイクを手にしっとりと歌い始めたのは “Over the Rainbow”のカヴァー。途中、ベース中村キタローの心憎い間(ま)の取り方で会場は大盛り上がり!! そこからガラッと曲のテンポが変わり、秦も熱を上げていく。