DREAMS COME TRUEとそのスタッフが、すべての音楽ファンに感謝の気持ちを込めて贈る「WINTER FANTASIA」。冬フェスとしては3年目となった今年は12月8日、北海道を皮切りに名古屋、福岡、横浜、大阪の全5箇所にて開催。
街のイルミネーションがキラめくクリスマスイブイヴの12月23日(木・祝)、横浜アリーナには12,000人のオーディエンスと、ステージには個性溢れるアーティスト達が集まった。ステージには真っ赤なポインセチアの巨大クリスマスツリーが輝く。
DREAMS COME TRUEの2人がエグゼクティヴプロデューサーを務めるDCTrecordsより待望のニューアルバム『FOR ALL TIME』をリリースした、世界を代表するギターの神様David T. Walkerが緊急来日!深い音色の神業ギタープレイで会場をたっぷり魅了!!
ドリのパフォーマンスチームとしてもお馴染みとなったAKSが今年の11月に行った全国オーディションから選ばれたパフォーマンス集団、黒ドリ!?-BEGINS-のダンスパフォーマンスをまじえながら、LOVE、FUZZY CONTROL、中澤信栄、Who the Bitchと、ステージは進み、オーディエンス達も暖まってきた頃、DREAMS COME TRUEが登場!
「ヨコハマー!みんな、歌うぞー!」
吉田美和はオープニングからテンションフルスロットルで登場。今回の「WINTER FANTASIA 2010 〜 DCTgarden “THE LIVE!!!” (以下WF2010)はひと味違う!
吉田美和の発案によりWF2010でアルバムライヴをやってしまおうということになった。
だから当然「LOVE CENTRAL」からスタート。AKSも大旗を豪快に操り、ライヴを盛り上げる。
「WF2010、そしてドリの愛の巣窟へようこそ!」中村と吉田が手をとり、オーディエンスに挨拶、「約束しちゃったからには順番通りやるんだよねー。」そう言うと吉田は「前半は悪〜い感じに仕上げたから、未成年の人はこうして観てね。」と、顔を隠しつつ指の間から覗き観るポーズをし、「LIES, LIES.」「ANOTHER JUNK IN MY TRUNK」で公言通り(?)AKSと絡み合うようなセクシーダンスを披露。ヴォーグダンスを決め、かなりかっこいい!まさに大人の世界だ!!
そして中村は上着を脱ぎ、シルバーのシャツになると「中途半端なマイケルになってしまいました。」といい、マイケルの「BEAT IT」を歌い出すとバンドも演奏をつけ、大盛り上がり!
しかし、「ねぇ」では会場中が一切の動きを忘れ、しっとりと切ない吉田の声に耳を傾ける。
「横浜ベイビーズといると、時間が早く感じる!」
こぼれそうな笑顔で吉田はそう言う。確かに色とりどりに変化するサウンドとパフォーマンスであっという間にライヴも中盤戦となっている。
ここで、この日最初に素敵なステージを魅せてくれたDavid T. Walkerをステージに招き入れ、ドリ、そしてオーディエンス達のためにThe Beatlesの「Eleanor Rigby」を披露。
贅沢なほどにDavid Tの深い音の世界に包まれた。
後半戦、2010年アサヒビール バンクーバーオリンピック日本代表応援CMソングとしても耳に残る「GOODSPEED!」でテンションをたっぷり上げるとアンコールでは、雪の精のような白のパーカーとロシアンブルーのスカート、フワフワのブーツで再登場した吉田の何と可愛いこと!
「ラヴセンの曲やっちゃったねぇ。」悪戯っぽく笑う吉田だが、中村はちょっと上の空。「?」と思っていると、どうも最初に言わなければいけなかった告知をすっかり忘れていたという。つまりWOWOWでこの模様を2011年3月に放送することが決定した為、この日は収録が入っていたので、そのことを前もって告知すべきだったらしい。苦笑しながら謝る中村に会場は大爆笑。
「ラヴセンやっちゃったからアレしかないでしょ!」(吉田)
「2010年も本当にお疲れさまでした!この曲で昇天していただきましょう!」(中村)
「WINTER SONG 〜DANCING SNOWFLAKES VERSION〜」でクリスマスムードもMAXに!
最後は、吉田の 天鵞絨(ビロウド)の ようなアカペラ「愛の讃歌」が会場に響き渡り、「WINTER FANTASIA 2010 ~ DCTgarden"THE LIVE!!!"」は幕を閉じた。
来年は4年に1度の「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND」が開催される。来年もドリがみんなのワクワクゴコロを盛り上げてくれるだろう!
◉DREAMS COME TRUE 公式サイト http://www.dctgarden.com/index2.html