—— 登場人物がマザーグースの世界みたいですよね。
そうそう!
—— あのキャラクターも田村さんが考えられたのですか?
具体的に鹿とか足だけとかいう事ではないのですが、「手がついているところに足がついていてもそれが普通な人」とかは伝えましたね。
—— 2曲目の「ズンダ」は、ずんだ餅の「ずんだ」じゃなくて…(笑)。
そう、ずんだ餅じゃないの(笑)。踏みしめて歩く頑張っている人の足音。何か勢いがあって一歩一歩に重みがあってめり込んじゃう感じですよね。
—— この曲は「saku saku」オープニングテーマですが、イントロや途中の叫ぶところはコミカルなんだけど歌詞がまたたむらぱんワールドですよね。
そうですね。頑張って歩いている姿を応援しているんですけど、そうやっていく事の素晴らしさはありつつ、たどり着いた時は得たものだけなのか?って思うところもあって。何かを越えていったり叶えていったりするところのリスクって絶対あるよなって考えた時に
それから先の事をイメージした事を曲の終盤戦に書いています。でもやっぱり最終的にはいい事もあり悪い事もあり、そういうものを全部含めて進んでいく事をやめない自分を認めていきたいという思いはイメージして書きました。
—— 歌詞に「今日は一年前の君とは違っている」とありますが、田村さんも1年前の自分と違っていますか?
うーん…絶対違っていると思います。やっぱり1年前とは前進した形で変化したいというのはいつも思ってます。でもその中で大人になると慎重になったり、割り切る部分もあるけどそれを哀しいって思ったら次の自分はないから、そういう意味では歌詞の中の「嘘もないとはいえないけど真実だって色々手にしてきたんだ。」っていう部分に込めて自分を正当化させようとしています(笑)。
—— 正当化っていいですね(笑)。ところで3曲目の「伝心棒」。…伝心棒って何ですか?
電信柱の事です。字は変えていますが、実は地元(岐阜)では電信柱の事を「電信棒」って呼んでたんですね。だからそれが一般的だと思っていて、レコーディングの時に歌詞を再考していたらスタッフに「電信棒って言わないでしょ。」って言われてそこで初めて知ったんですよ!!(笑)…でもニュアンスとしては分かるからこの言葉がいいという事で使いました。今回例えば「ラフ」の中の “世界の始まり”っていうフレーズのように割と広いイメージを持っている中で、この曲も広い世界の中で絶対に自分を見ていてくれて繋がっている安心感というものをテーマにしつつ、繋がっている世界に対しての自分はまだまだ小さいから、じゃあそれからどうしようか?というような、そこから先が続くようなイメージで作りました。
—— メロディ面はシンプルなのに、すごく壮大に聴こえます。
メインは言葉のニュアンスだったりメロディラインありきだと思っているので、今回はちゃんと意識できた結果だと思います。やっぱりサウンド面はつきつめて行くとキリがないんですよね。その前に、どこの部分がこの曲の核になっているのかを忘れずに作る期間が持てたのは良かったです。
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