—— 9/8に第2弾シングル「メトロ・フィルム」をリリースされますね。こちらはどんな楽曲になりますか。
やはりサードアルバムの中でも核になる曲だと思います。僕自身がアルバムで歌いたかった情景や気持ちがすごく表れてる楽曲なので、先行シングルとしてリリースという形になりました。
—— そういう意味ではどの曲も日常の風景を切り取ったような感じですね。
そうですね。暮らしの中にある想いだったり景色というものを、自分がどう切り取れるかが今回目指した表現のひとつにあって、自分の身近なものの中から曲の題材を見つけていって、歌詞やメロディーを見つけていくという事がすごく大切な気がしたんですよね。やはり自分のオリジナリティーを追求していく中で、僕という人間を表現する事がオリジナリティーにつながる事だと思ったんです。ということは、身の回りの出来事や、ふと湧き出た感情から曲に発展させていくという方法もありなのかなと。
—— 「君のいた部屋」の冒頭の部分の語るような歌い方、珍しいですね。
はい。試みとしては初めてやりました。
どういう風に言葉を配置するか、メロディーに対してぶつけていくか、というのは曲によって探って行けばいいんですが、この曲は言葉の重みと配置にこだわって作った楽曲です。
—— 「My Sole,My Soul」ではデビュー前から持っていた秘蔵っ子のギタレレを使用していますね。
はい、そうです。秘蔵っ子です(笑)。 レコーディングでは初めて使いました。 やっと使うタイミングが来たかなと。ずっと家で遊びで弾いてたんですが、ウクレレと似たようなタイプの楽器なんですが、スチール弦とナイロン弦の違いなどで響きが変わってくるので、今回使いました。ウクレレをアレンジャーの久保田光太郎さんが弾いていて、アコギとギタレレは僕が弾いています。
—— ギターはJ-45ですか?
このシングルは全部45ですね。メトロ・フィルムは2本入っていて、1本はサザンジャンボっていう、やはりギブソンのギターを使ってます。
—— 秦さんのお気に入りの「My Sole」は何ですか?
えーと…今日はかなりラフなんですけど(笑)。最近だとオフの日はサンダルが多いですね。普段は曲にもなってますけど白いスニーカーが好きです。あとステージに立つ時はブーツが多いですし。履く靴の種類’によって気分が変わるんですよね。靴ってそれこそ身近なアイテムじゃないですか。アルバムの曲の中にも白い靴とか白いスニーカーという言葉が出てくるんですけど、それは意識的に入れ込んでいってるんです。この曲はまさにその部分に照準を合わせた曲ですね。
—— 「メトロ・フィルム」のレコーディング・メンバーは「GREEN MIND2010」のツアーメンバーと一緒ですね。いかがでしたか?
やはり皆がそれぞれの音を知っている中でレコーディングしていく事は今回すごく重要でした。理解やリスペクトをお互いが持っている中で音作りして行きたいと思っていたので。特に「メトロ・フィルム」はアルバムにとって重要な曲になると思っていたので、そういうメンバーと録りたかったんです。皆それぞれの個性を知ってる分求めるものも高かったですし、どのテイクがこの曲に一番合うのか?力強さが必要なのか、緩さなのか、とか曲によって求めるものが変わってくるんですが、やはり皆同じ情景が見えていたと思うので、すごく良いテイクが録れましたね。