twitter twitter
ジャンク フジヤマ『JUNK SCAPE』インタビュー Page3


ー まぁ聴き手としては色々な欲求が出てしまうんですけどね。

それは分かります。やるとすればライヴかな。スタイリスティックスみたいな全編ファルセットとか。


ー いい!!!!!

先日、クローズドイベントで「You've got a friend」をやったんですが、あえてジェームス・テイラー位の低いキーで歌ってみたんです。「When you're down in trouble〜♪」ってね。


ー やばいです!今、キューーンってしちゃいました!!!!

あはははは!!!


ー これはライヴでないと味わえない醍醐味ですね。楽曲の話に戻りますが、“ありふれた午後”はかなり昔の楽曲なんですよね。

大学生の頃に作った楽曲なんですが、2年前位に手直ししました。


ー どういう手直しですか?

Aメロだけ気に入っていたので、それを残してBメロとCメロはちょっと活きが悪く思えたので、全く変えました。


ー この曲は当時ライヴの最後に流していたということなんですが。

はい、今でも流していてそのテイクを収録しました。


ー 何故そのテイクを今回アルバムの最後に収録したんですか?

アルバムの締めとしてライヴと一緒の感覚を持ちたかったんです。「終わりましたよ!また頭から聴きますか!!」という感覚になって欲しいです(笑)


ー なるほど(笑)

ライヴでも絶対流れますから。だからアンコール後にこの曲が流れると「もう何もやらないんだ」というのが分かる(笑)。たまに外国のミュージシャンで暗転して誰も出てこないまま「本日はありがとうございました〜」ってアナウンスされると、「何だ、もうやらないのか!!」っていうのがありますけどね(笑)


ー 初回限定盤には昨年12月22日に行われた、クリスマス・スぺシャル・ライヴ音源9曲がボーナスディスクとして収録されますが、その中の未発表曲“そっと振り向いて”について、どういう想いで曲を作ったか教えてください。

最初、優しい感じのポップスになれば良いなと思って作ったんですが、アレンジャーの笹路さん(笹路正徳)に「この曲はちょっとボサノヴァっぽいね。」と言われて、「確かにリズムはそうだな。僕がホンワカさせたいと思うとボサノヴァになるのか。」と気がつきました。まぁ、ボサノヴァとは縁遠い歌い方してますけど(笑)


ー …は、はい、ちょっと(笑)でも普段ボサノヴァを聴いたりはするんですか?

いや、そんなには聴かないかな。せいぜいスタン・ゲッツのアルバムを聴いたり、アントニオ・カルロス・ジョビンや、アストラッド・ジルベルトのような有名どころ位。決してボサノヴァマニアではないですね。


ー じゃあ今回はたまたま。

そう、本当に偶然。少し切なげなメロディだし、ゆったりする感じがいいと思ったんです。でも最初タイトルが決まっていなくて、仮で「哀愁のボサノヴァ」というタイトルをつけていました。


ー そうだったんですか!

ええ。みんな納得していましたよ。確かに哀愁があるし、リズムがボサノヴァだし(笑)。まぁ最終的には「そっと振り向いて」というタイトルにしましたが。


ー ジャンクさんは、歌詞や曲を作る時はどういう環境で作ることが多いんですか?

殆ど「さぁ作るぞ!」と思って机に向かい合うタイプです。半分作家になった気分でね。


ー 作家ですか。

短編の作品。曲にのせるとほんの4、5分位の物語を書くイメージです。


ー 別れてしまった人の影を思い出している感傷的な“Lonely Days”の歌詞を見ていても思うのですが、ジャンクさんはロマンチストですよね。

そうかもしれませんね。でもカッコいい人が「自分はロマンチストなんです。」って言うと気障ったらしく聞こえるかもしれないけど、こういう人(自分を指して)の場合はそう聞こえないところが得しますよね(笑)

<一同爆笑>


ー 音楽のこととは一旦離れますが、ジャンクさんってお休みの日は何をしているんですか?

ボウリングしたりプラネタリウム行ったり。あとはテレビの競馬中継を観たり(笑)


ー 競馬好きなんですか?

というかね、データをとるのが好きなんです。色々分析したりデータをとって予測する。それと、そこにある騎手同士の人間ドラマなんかも好きです。


ー 落語とかも好きじゃなかったでしたっけ?

落語は好きです。でも最近行けてないので動画サイトとかで、画は観ないで音だけ聴いて楽しんでいます。僕は想像力をかき立てられるから音だけの方が好きなんです。


 

リリース情報

ジャンク フジヤマ
1stアルバム「JUNK SCAPE」

2013.3.6 release
JUNKSCAPE_J.jpg

初回盤:VICL-63992~3 ¥3,600(tax in)
通常盤:VICL-63994 ¥3,150(tax in)
 
■ Disc 1 収録曲
M01:あの空の向こうがわへ (Long Ver.)
M02:シェダル
M03:誘惑
M04:Wandering Again
M05:パズル (Calm Ver.)
M06:魅惑の唇(Album Ver.)
M07:BRAND-NEW DAY
M08:EGAO
M09:Lonely Days
M10:PROUD
M11:聖夜の微笑み
M12:ありふれた午後
■ Disc 2 収録曲(初回限定盤のみ)
M01:秘密
M02:Morning Kiss
M03:パズル
M04:I Just Wanna Stop
M05:そっと振り向いて【未発表曲】
M06:シェダル
M07:あの空の向こうがわへ
M08:トロピカル
M09:ゆっくり歩こう

■「JUNK SCAPE」収録曲 参加ミュージシャン
天野清継 (Gt)、今剛 (Gt)、知野芳彦 (Gt, Chor)、松田肇(Gt)、坂本竜太 (Ba)、岡沢章 (Ba)、村上“ポンタ”秀一 (Drs)、岸田容男 (Drs)、外薗雄一(Drs)、宮崎裕介 (Key)、井上鑑 (A.Pf, Key)、笹路正徳(Key, A.Pf, Fender Rhodes)、斉藤ノヴ (Perc)、富村“TURBO”唯 (Perc)、本間将人 (As,Ts,Org)、近藤淳也(As)、田中充 (Tp)、中野勇介(Tp, Flh)、川上鉄平 (Tp)、湯本淳希 (Tp)、鹿討奏(Tb)、黒澤沙紀 (Tb)、原田彩香 (Tb)、半田信英 (Tb)、KAZCO(Chor)、ハルナ(Chor)、原田卓也(Chor)、浜田美樹(Chor) ※初回盤のみ、村瀬由衣(Chor) ※初回盤のみ

LIVE情報

スペシャル・アコースティック・ライヴ 2013 SPRING
ジャンク フジヤマ feat. 天野清継 & 柴田敏孝

2013年4月6日(土)開場 11:30 / 開演 12:30
ラドンナ原宿

ジャンク フジヤマ ミニライブ&サイン会
2013年4月13日(土)13:00スタート
タワーレコード 渋谷店B1F「CUTUP STUIDIO」
参加方法などの詳細は、コチラをチェック!

ジャンク フジヤマ with ファンタジスタ TOUR 2013
5月12日(日)開場16:00 / 開演17:00
東京 SHIBUYA−AX
【出演】ジャンク フジヤマ(Vocal/Guitar)、松原正樹(Guitar)、坂本竜太(Bass)、村上“ポンタ”秀一(Drums)、柴田敏孝 (keyboards)、本間将人(Sax, Keyboards) 、斉藤ノヴ (Percussion)、KAZCO(Chorus)、FIRE HORNS

5月17日(金)開場18:30 / 開演19:00
大阪 BIG CAT
【出演】ジャンク フジヤマ(Vocal/Guitar)、松原正樹(Guitar)、坂本竜太(Bass)、村上“ポンタ”秀一(Drums)、柴田敏孝(keyboards)、本間将人(Sax, Keyboards) 、KAZCO(Chorus)

Interview

Live Report

Blog

ページの先頭へ

ホーム | プレスリリース | プライバシーポリシー | 広告に関しまして | お問い合わせ

  • facebook
  • ツイッター