—— 知っていますよぉ〜(笑)このサイトにある予告編を観たらいい感じっぽいじゃないですか。
え?予告編に出てました?
—— はい。
やばいなぁ(笑)。あれね、演技しなくていいからって言われたんだけど、カメラ向けられて普段のままでいられるわけないだろう!って。
(一同爆笑)
—— どいういうきっかけで出演されることになったんですか?
突然、情監督からオファーがきて、ちょうどクサッてた時期だったので(笑)、よし!いいじゃない。俳優になってやろうじゃないかってね。…とかいいながら、「これってそんなにでっかいところでの公開じゃないですよね?」って聞いたら多分そんな大きなところでの上映はないということだったので、「じゃあ、出ます。」って(笑)。
今迄も、こういう話っていうのはあったんですけど、ずっと断り続けてきたんですよ。そんな、ミュージシャンが俳優の真似事やっちゃいかんやろ。って思ってたわけですよ。バンドが続くうちはね。でもやってみて、才能があるかないかは分からないですが、肥にはなると思いました。
—— それはミュージシャンとしてインスピレーションを受ける部分があっということですか?
現場の空気感が面白かったんですよ。クリエイティブなことをやっていて。音楽って少ないメンバーで作ったりするので、そんなに大掛かりな映画ではないにせよ沢山のスタッフがいるということが面白かったです。それに情監督の口説き文句が「絶対ミュージシャンの百々和宏をよく撮れる自信がある。」というものだったんです。ただミュージシャンがちょっと出ました的なことではなくって言われて「じゃあ、撮れるもんなら撮ってみいよ、小学6年生以来の舞台!」って(笑)
—— それ、学芸会じゃないですか!(笑)田中 情監督はどういう人ですか?
僕より少し若いのかな。これがトンガリキッズなんですよ。酔うと酷いんだよな。あれは色々やらかしてると思う。だから楽しいですね(笑)。
—— 百々さんよりやらかしてます?
…ん?(笑)。多分、やらかしてるんじゃないかなぁ。酒に呑まれるタイプ。(笑)
—— ところで、1月16日(日)仙台MA.CA.NAを皮切りに『TOUR STRUGGLE』が始まりますが、今回はどういうモーサムをみせてくれますか。
完全に振り切ってしまった中年大暴走なライブになると思います。それが痛快で笑えるものになればいいですね。今作は喜怒哀楽で言えば、怒りのモードが強いんですけどそれでただ怒りを感じて欲しいわけじゃなくて、それを発散して欲しいわけですよ。で、発散したら笑けてくると思うんですよ。ガハハハハって。
—— ではそんな痛快なライブを楽しみにしています。ありがとうございました!
取材・文/まさやん
□MO'SOME TONEBENDER アルバム直前に、iTunes Store 限定Live EP「STRIKES GIG 2010」を11/24にリリース!
2010 12 08 ビートの上に割れたガラスを敷き詰めて、裸足で走り続けるPROGRESSIVEなPUNK。
実験心を持ち全て過剰に表現せよと、尖らせた神経が叫ぶ。
張りつめた空気を振るわせた先の景色はどこまでも汚れていて、吐き気がするほどロマンティックにもがいている(STRUGGLE)。
怒りを音の隙間に、生活をギターの歪みに、すべての感情をメロディに満載して重量オーバーで走り続ける
ROCK BAND、MO'SOME TONEBENDER IS BACK!
1月16日(日)仙台MA.CA.NA
1月20日(木)広島CLUB QUATTRO
1月22日(土)福岡DRUM Be-1
1月25日(火)名古屋CLUB QUATTRO
1月26日(水)心斎橋CLUB QUATTRO
1月28日(金)札幌BESSIE HALL
1月31日(月)恵比寿LIQUIDROOM