例えば元気がない時、例えば弱い自分が頑張る気持ちを邪魔している時、SEAMOは歌でいつも背中を押してきた。今回の『ONE LIFE』では、リアリティを追求してできた楽曲への想いや、映画「犬飼さんちの犬」の主題歌になった「ワン☆ダフル」の話から犬の話へ発展。様々な切り口でSEAMOワールドに迫りました。
ー 7月27日リリースのミニアルバム『ONE LIFE』ですが、オリジナルアルバム「messenger」から3ヶ月位しか経っていないということで、タイミング的にかなり早いですよね。ついこの間お会いしたイメージがある位です。
そうですよね(笑)確かにペースは早いかもしれませんけど、バリバリやっていきたいと思っています。また、今回は震災の影響などもあり、そういう中でみんなを勇気づけられる楽曲を届けたいという気持ちがありました。
ー 出来るだけ早く届けたいという想いがあったんですね。
そうですね。
ー 今作はジャケットがクールですね。
「ONE LIFE」という曲のイメージをまさに表現していて、人生を線路に見立てているんです。一見同じ配列で同じように見えていても、人生のようにひとつひとつ違うんだというところです。先日、線路でMVの撮影をしてきたんですが実際、線路に使う枕木の部分が微妙に曲がっていたり、同じものにみえるものでも、石の詰まる量が違っていたりするんですよね。それがまさに人生を表しているような気がしました。
ー SEAMO名義になってからのアルバムでSEAMOさんの顔写真が出てないのは初めてじゃないですか?( 5♥WOMENはイラストで登場)
そうですね。どうしても自分のパブリックイメージを浸透させるまでは、自分の顔を覚えてもらいたいというのもあったんですが、もうある程度知ってもらうことも出来たし、作品によっては僕自身が出ない方が成立するものであれば、どんどんそういうデザインにチャレンジしていこうという気持ちがあります。勿論自分が出た方がいいと判断すれば出て行きますしね。だから自分ありきではなく、最近はプロダクトを中心に考えています。
ー 先ほどもお話に出ましたが、このタイトル曲でもある「ONE LIFE」は震災を経て生み出された曲と伺いました。
この曲は震災以降、初めて書いた曲なんですよ。
ー ただ、楽曲の内容が被災地にのみ向けられている感じではないですよね。
実はそういう内容の歌詞を書き出したんですが、どう書いていいか分からなかったんです。どう表現しても自分が書くとすごくリアリティに欠けるというか。今回のジャケットで中央にテレビがあるじゃないですか。
ー はい。
ボランティアの方々などは別ですが、あれは、基本的にテレビを通じてしか被災地の状況を見ていない現状を表現しているんです。リアリティを持って実感できていないから、そんな外の世界の僕たちが「頑張ろうぜ、ひとつになろうぜ」って言っても、それが実際被災された方にはどう届くのかなと考えたんです。例えば MONKEY MAJIK がそういう歌を書いたらすごくリアリティありますよね。でも僕はというと、ご飯も食べられるし住むところもある、音楽もやれているという状態なんです。ただそういうことに感謝しなきゃいけないと考えるようになり、そしたら今自分ができる精一杯をやろうって思えるようになってきたんです。
迷いや、足踏みしていること、ちょっとしたことで前に進む勇気がでないことなど抜きにして、夢や目標に向かって毎日をアグレッシブに爆進しようと思えました。それが自分が一番やらなければいけないことではないかと。せっかく生まれてきて、一度きりの人生をしっかり楽しんで、目標に向かってアクティブに進んで行くということを、僕たちはもう一度見直してやらなければいけないと感じました。被災地以外の人にも聴いてもらいたいので 僕はそこに進んで行く姿勢や声高らかにそういうことを歌うことで、「俺たちももっと前に進まなければ!」「私達も、もっと毎日を無駄にせず生きていかなきゃ」って、勇気がでるような力強い楽曲を書きたいと思い、ああいうリリックになりました。
ー それが今のSEAMOさんのリアリティだったんですね。
そうです!『Continue』(11th Single)も近いものもあるんですが、この曲はもうひとつ、そうやって爆進する時に何が障害になってくるかという部分を歌っています。迷いだったり、人の風評、世間体などが色々邪魔するんですけど、結局は自分との戦いになってくるんです。能力とかではなく、弱い自分に負けちゃうんですよ。そういう意味では自分が強い信念を持っていれば爆進することもできるし、夢へ向かって到達できるんじゃないかというのをサビの「自分を信じろ」というところに込めています。
ー 自分を信じるというのは、実は一番大変ですよね。不安になっている時とか、ダメージを受けている時って何かにすがりたくなってしまいますし。
きっと周りを見過ぎなんですよ。僕も昔からそういうところがあったんですが、自分さえしっかりしていて自分の道だから周りに何をいわれようが関係なく自分らしくいけばいいじゃないかと思うんです。人の顔色をうかがうということではなく、自分だけの道を信念もっていけばいいと思っています。
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