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長澤知之「SEVEN」インタビュー Page2


ー なるほど。

そのポップさと、トントントントンっていう四つ打ちで構成される。それは単純に音楽をやっていて楽しい、歌っていて楽しい、ギターを刻んでいて楽しいというものが表れればいいなと思ったので、歌詞に深いことを入れずに、「あんまり素敵じゃない世界だけれども、楽しく音楽をやっているよ。」というものになればいいと思っています。それが新しい新鮮なものに聴こえたりするのかもしれませんね。


ー それがまた一曲目だったりするから尚更そう感じました。アルバムとして曲順には悩みましたか?

『JUNKLIFE』の時ほどではなかったですが、スタッフとも色々話し合いながら、結構考えました。


ー 今回、何曲かTRICERATOPSの吉田佳史さんがドラムをたたいていますが、吉田さんとは今年1月の<ライド6>で?

そうです。その時に一度「吉田さん、叩いてくださいよ」ってお願いしたら、吉田さんも「いいよ!」って軽く言ってくれたんです(笑)。でも後日きちんとお願いしたら、快諾してくださって実現できました。だからそのお陰で、楽しい時間を過ごせました。


ー ライブがきっかけで一緒に出来るというのは、嬉しいよね。

はい。嬉しかったです! でも緊張もしましたが(笑)。


ー 元々長澤くんはTRICERATOPSを中高生の頃にリスナーとしても聴いていたけど、同じミュージシャンという立場になっての目線で、吉田さんはどういうドラマーですか?

すごくファンキーなドラマーで、カッコいいです!! すごくカッコいい!!


ー 吉田さんとはどんな話しました?

殆ど音楽のことです。その曲々に対して特化したことを色々話しました。ただ、こちらからは、例えば軽くハットを入れてくださいとか、その位のことしか言っていなくて、もう本当に吉田さんがすごく最高なので、ドラムに関しては託していました。


ー 先ほど、作品全体の雰囲気が、長澤くんの日記みたいと言いましたが、特に「センチメンタルフリーク」で描かれてる歌詞を見た時、長澤くんが本当に自宅のベッドで空をみたりしている風景が浮かびました。

実際、歌詞は部屋だったりベッドの上でゴロッとしながら書いていました(笑)。何度か推敲はしたんですが、そういう気分の時に何となく書いたという曲です。


ー 歌詞にもある「会いたい人はどこにもいない」という部分も、ある意味リアルなんだけど、でも決して突っ放しているわけではないという感じですよね。

そう。全部を突っ放していたら、音楽なんてやっていないし。ただ、ちょっとした願望が歌詞に練り込まれているという感じです。僕はよく、青臭いことを考えるんですよ。


ー 青臭いこと?

ええ。まぁ、青臭いという表現は的確じゃないかもしれないけれど、ここ1、2年はよく生きるとか死ぬとかいうことをよく考えるんです。宗教的なことだったり、哲学的なことだったりも含めて考えるんですが、でもそういうことを考えている時に、説明をすっ飛ばして、補足することもなく歌詞を書いちゃうから、歌詞に関しても、もしかしたら説明不足なのかもしれない。


ー いや、そんなことはないんじゃないかな?勿論考えていることの全てを理解するというのも難しいことだし。

そうですよね。


ー 歌詞も、韻を踏むというのともまた違うけど、言葉の乗せ方やリズムがとても面白かったです。

これは言葉を結構詰め込んじゃったから、そうなったんですけど、それを面白いって言ってくださる方が、たまにいて嬉しいです。


ー すごい耳に残って、一度聴いたら二度目は一緒に口ずさんでる感じでした。

あぁ、それは嬉しいな!


ー「されど木馬」ですが、”木馬”という着眼点が面白いと思いました。

この曲も「あんまり素敵じゃない世界」と同じように、実は深く詮索しなければいけないことを書いてはいなくて、 木馬だけど何から何までストレスフリーで解き放たれて、草原の夢を観ている曲で、自分にとってストレスになっているものが何かというのはそれぞれ違うでしょうけど、そういうものが無い状態の生き方というものに憧れるということを歌っています。


ー 多分その、ストレスフリーな夢を観る木馬というワードが、現代社会に生きる人の代表なんだと思うのですが、でも決して問題提起に徹した曲というより、ある意味絵本の物語みたく感じました。

そうそう!


ー この曲は伊東ミキオさんの鍵盤がすごく効いていますよね!

そうなんですよ。ミキオさん、いいですね。熊本県民らしくて(笑)


ー え、熊本県民らしい?(笑)

すごくアツいし温かい。パワフルでエナジーが溢れる人です。


ー「静かな生活」ですが、私はこのアルバムでこの曲が一番好きです!

あ、良かった!そういう曲があって。


 

リリース情報

Mini Album「SEVEN」

2012/6/6Release!


seven_j.jpg

初回限定盤 ATS-038 ¥2,500税込

通常盤 ATS-040 ¥2,000税込



M1  あんまり素敵じゃない世界

M2  センチメンタルフリーク
M3  されど木馬

M4  静かな生活

M5幸せへの片思い

M6決別

M7バベル 

【初回限定盤DVD】
■ 2012年1月15日新宿BLAZE「ライド6」よりライブ映像を5曲収録
ライド6 2012/1/15新宿BLAZE
・三年間・俺はグビ・JUNKLIFE・幻覚・MEDAMAYAKI
■ カスミソウ Music Video
■ カスミソウ Music Video メイキング

amazon

LIVE情報

長澤知之ツアー "Nagasa・Oneman7 Acoustic Ver."開催決定!

全自由 ¥3,675(税込、整理番号付、ドリンク別)
未就学児童入場不可

6/20(水)大阪・umeda AKASO 18:30/19:00

6/21(木)広島・Live Juke 18:30/19:00

6/24(日)札幌・CROSS ROADS 17:30/18:00

6/27(水)仙台・LIVE HOUSE PARK SQUARE 18:30/19:00

6/30(土)福岡・照和 17:30/18:00

7/1(日)高松・RUFF HOUSE 17:30/18:00

7/3(火)名古屋・TOKUZO 18:00/19:00

7/6(金)東京・duo MUSIC EXCHANGE 18:30/19:00




「Augusta Camp 2012」開催決定!

Office Augusta 20th Anniversary
Augusta Camp 2012 in YOKOHAMA

8月4日(土)、5日(日) 横浜赤レンガパーク 野外特設ステージ
OPEN 12:00 - START 14:00 - FINISH 20:30(予定)
出演:杏子、山崎まさよし、COIL、あらきゆうこ、元ちとせ、スキマスイッチ、長澤知之、秦 基博、さかいゆう
GUEST:スガ シカオ
※COIL・佐藤洋介は病気療養中のため出演はございません。
※4日(土)5日(日)は演目が異なります。

料金/席種:
8/4 Day-1 全席指定¥7,350(税込)
8/5 Day-2 全席指定¥7,350(税込)



Office Augusta 20th Anniversary
Augusta Camp 2012 in KOCHI

9月17日(月・祝)高知県民文化ホール・オレンジホール
出演:杏子、山崎まさよし、COIL、あらきゆうこ、元ちとせ、スキマスイッチ、長澤知之、秦 基博、さかいゆう
※COIL・佐藤洋介は病気療養中のため出演はございません。
チケット一般発売:7月28日(土)
お問い合わせ:DUKE高知 088-822-4488

Office Augusta 20th Anniversary
Augusta Camp 2012 in AMAMI

MORE INFORMATION COMING SOON

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