「Recording & Live」
—— レコーディングで、大切にした部分、気をつけた部分、こだわった部分を教えてください。
池森: 作品なので、これは永遠に残るものだって思うとそれだけで大事に思うから、神聖な気持ちでのぞむようにはしています。ライブと違って、CDって色々な温度感で聴けるじゃないですか。シチュエーションもそうだし、少し時間が経ってからまた聴き返したりっていう事もそうだし。だからそういう事を考えるとレコーディングは出来るだけ丁寧にやりたいと思いますけどね。
—— 今年の5月にDEEN 3 年連続となる日本武道館公演をみさせていただきました。ツアーパンフレットでは毎回「パーティー」を意識したカット、そしてステージでもそれをリンクさせてると伺いましたが、今年は和風がテーマでしたね。
池森:そうですね。まぁ色々な偶然が重なった部分はあったんですよ。イベントをした所が素晴らしい日本家屋の建築が施されているところで廊下もすごい長くてロケーションがとても良く、それが武道館公演と近い日程だったので、折角ならそこで撮ろうかっていう話になって。そこで得たインスピレーションを活かしてライブにも「和」を取り入れてみました。
—— オープニングは和太鼓に始まり、途中の田川さんのギターソロでも、三味線の音色とコラボ。あれも凄かったですね。
池森:次は田川伸治と、吉田兄弟のコラボを観たいですね(笑)。
田川:「和」のテイストのコンセプトで、和太鼓も使っているしそれならやっぱりあの曲(BYAKU-YA)かなって思って。そうじゃなかったらあの曲はやってなかったと思うんですよね。かといって、全曲「和」に合わせてリアレンジするって訳にもいかないので、ポイントポイントで出せる演出をしました。法被着たりね。来てくれてる人達も、3回目の武道館はこうだったね。って引っ張りだせるキーワードがあると楽しいですよね。「あの曲やったね。」っていうのだけじゃなくて。
だから今後もそういう意味での何か軸になるものを見つけていきたいと思います。
—— あと池森さんのダンスが凄かったです!
池森:違う人だと思いました?(笑)
—— 正直、最初は分からなかったです。池森さんだって思わなかった!
池森: 当日一緒にダンスを披露してくれた、僕のダンスの先生にはかなりしごかれました。体力づくりから。
田川: え、手だけで坂登ったり?
一同大爆笑
山根: でも、元から池森は黒人音楽とか好きだしね。
池森: まぁ昔の話ですよ(笑)。東京に出てきて間もない頃にダンスレッスンとかやっていたんですよ。
—— じゃあ、もう土台がしっかりあるんですね。
池森: いやぁ、でもプロは凄いです。教えてもらった時にわりと早くそれを習得する事はできましたけどね。今回はマイケル・ジャクソンのトリビュート的な感じでああいうパフォーマンスになりました。あの90秒にすべてを注ぎ込みましたね。
—— あと、ライブ中、ちょいちょい笑わせてくれて…とくに山根さん。
池森: いや、ちょいちょいじゃないですよ。恒例ですから(笑)。
山根: まぁね(笑)。途中にブレイクを入れると次に曲に集中できるというか、そういうメリハリ的な部分があった方が、SHOWとしても楽しめるかなって思って。こっちのみ発信っていうよりはみんなで楽しむっていう。
—— アンコールの大きなバルーンには何が入ってるんだろうって、周りの客席も大騒ぎでしたよ(笑)。
田川: あ、やっぱり何かが入ってるっていうイメージなんですね。
山根: あれね、色々大変でリハーサルでは結構失敗してたんですよ。スタッフさんの息を合わせたり。前日から徹夜で仕込んでましたからね。
—— あの中から、上海ロックスター(山根さんの親友?)が登場したのはかなり驚きました。
田川: DEENのライブは初めて観たんですか?
—— はい、まったく初めてで。
山根: だったら衝撃だったでしょう(笑)。
—— はい、正直(笑)。歌や演奏はめちゃくちゃ聴かせてくれるのに、そういう笑える要素もあったりカッコいいダンスがあったり、見所満載でした。
山根: 自分達も楽しまないと、お客さんを楽しませる事はできませんからね。
—— 8月6日からスタートする「DEEN Unplugged Summer Resort Live ’10」 は、どんなライブになりそうですか?
池森: 「 Unplugged 」っていうタイトル通り、アコースティックなライブです。武道館でやったアコースティックコーナーの拡大判みたいな。だから演出なしで、とにかく演奏を聴いてもらって、みんなとの距離も、ぐっと近くてっていう感じです。だからいつものライブとはまたひと味違うので、僕たちも楽しみにしています。
「Message」
—— 最後に読者のみなさんに一言ずつお願いします。
山根: 夏のシングルとアルバムが出るという事で、今回の作品がみなさんの夏の思い出の傍にあればいいなって思います。
池森: 夏の癒しのアルバムになればいいかな。癒されたり、楽しくなったり、海に行きたくなったり。シングルも含めて、是非聴いてもらいたいです!
田川: アルバムリリース後、リゾートライブがすぐ始まるので その楽曲達がライブでどう演奏されるかっていうのをイメージしながら 是非それまでに聴き込んでいただいてもらえればと思います。
—— ありがとうございました。
取材・文/まさやん