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SEAMO スペシャルインタビューPt2

SEAMO スペシャルインタビューPt2


夏の曲って、みんな軽く聴きたいじゃないですか。精神論とか聞きたいわけじゃなくて、気持ちよくなりたい。

—— 「もやしもん」のエンディングテーマですが、作る上で考えた事、意識した事は?

実は僕から逆提案させてもらったんです。曲が出来るよりも「もやしもん」の話を先にいただいていたんですけど「もやしもん」は農業大学の学生達が色々、ひとつの目的を目指す青春物語なので、海というよりは山とかの方がイメージが近いのかなって思ったんですね。でもそういう人達だからこそ、お休みの日とかは海へ行きたい、海への憧れがあるんじゃないかな?って思って、そう考えると僕らと一緒だって感じたので、そのアイデアを出したら気に入ってもらえて。


—— 制作ではどういうところに気をつけて作りましたか?

夏の曲なので、メッセージがあまり重くならないように気をつけましたね。夏の曲って、みんな軽く聴きたいじゃないですか。精神論とか聞きたいわけじゃなくて、気持ちよくなりたい。でもカップリングの ”My Style is the Best” は逆にメッセージがしっかりしてる分、音は軽くなる方向でいきたいと思いました。
「海へいこう」との違いはスプラッシュ感、水しぶきのイメージ。でもメッセージは芯が通っているというところですね。みなさん、なかなか自分の事を好きになれないっていう人も多いと思うんですけど自分のスタイルはオンリーワンだから信じて好きになればいいんじゃないの?って。焦んなくてもいいからいこうぜ!って。



—— ”My Style is the Best” は洋服の青山「清涼フォーマルスーツ」のCMソングですね。

実はこの曲のデモって随分前からあったんですけど、自分達でもこの曲の起用というのは驚いています。デモは、もうちょっとラップ一発っていうクールな曲だったんですけど、このお話が決まった後、相武紗季さんとかが映っている絵があがってきて、いわゆる爽やかスーツのCM曲なので、これだったらもっと夏っぽさ出したいでしょ!っていうので歌詞とかオケとかも大分いじって、今の曲に至りました。


—— この曲の中で「命あるかぎりデカイ宝探そう」という歌詞がありますが、SEAMOさんにとっての「デカイ宝」は何ですか?

なんですかねぇ…。でも、もっと若い頃だったらそれこそシーマンション(SEAMOファミリー集結マンション)を建てるとかだったかもしれないけど、今は、歳をとっても今と変わらずいいテンションで歌い続けてる事ですかね。
一時、僕もCDがありえない位に売れた時期もあったんですが、現在落ち着いて、今いるお客さんって僕の事が好きで心から愛してくれてる人達なんですよ。
楽曲が好きというのを通り越して、僕が好き!っていうね。だからそういう人達と5年10年かかっても一緒に歳を食う。勿論新しくファンになってくれる人も大歓迎なんですよ。そういう人達もシーモイズムに染まって応援してくれる事が理想ですね。それが最高なデカイ宝になると思います。




ステージで天狗の衣装をつけてるこんなアホな僕と一緒にアホに付き合ってくれてるんです。真剣に応援してくれてるんですよ。

—— 実際、SNSでのSEAMOさんのファンの方の書き込みをみると、すごく「愛」を感じますよね。

それはすごく嬉しい事だしありがたい事で、本当にそう思ってくれているんですよね。
「一生ファンで、一生応援します!」って言ってくれると、「君たち、その言葉の重さ、分かってる?」って問いかけたい位ですけど(笑)、でもその時点では確実にそう思って何の疑いもないんですよ、彼らは。それは凄い事ですよね。
勿論僕も先の事はわからないですが、歌の中にもあるように体、命続く限りはやりたいなって思いますね。流行でついてきてくれた人がシェイプされて  “本物”がついてきてくれてるんですよ。その人達は僕がライブとかで「また1番取りたいぜ!」っていうとそれを疑ってないんですよ。勿論その気持ちは本当なんですが、SEAMOを聴いた事のない人に曲を勧めたりっていう事も含めて、そういう意味ではアホなんですよ、いい意味でね(笑)。だからステージで天狗の衣装をつけてるこんなアホな僕と一緒にアホに付き合ってくれてるんです。真剣に応援してくれてるんですよ。だからそういう人達に僕は人生捧げなきゃいけないって思ってるんですけどね。



—— なかなかそういう強い関係性ってないですよね。

ラップ始めた頃は格好つける事ばっかり考えてたし、シーモネーターの頃は馬鹿な事ばっかりしか考えてなくて、自分の事しか考えてなかった。でもこれだけ好きな事をやらせてもらって応援してもらってるんだから、今度はそういう人達に返さなきゃいけないなって思ったんですよ。
これは親孝行に近い感じというか…(笑)。ある意味、僕が「MOTHER」を書いた理由に近いんですね。やりたい事やらせてもらってるんだから、今度は僕が恩を返していかなきゃいけないなって。だから 成長を止めずに 新しい自分をどんどん見せていきたいです。



—— じゃあ、SEAMOさんの「デカイ宝」は、そうやってSEAMOさんを愛してくれているファンの人達ですね。

そうですね。彼らは何が観たいかっていうと、僕が元気で歌ってライブしている姿を観たいんですよ。それを観せていけば自然と恩返しになると思います。



 

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