ボブ・ディランの3年ぶり、通算36作目のアルバム『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』がいよいよ本日2月4日発売。アルバム発売を記念して日本のファンの皆様にディランから最高の贈り物。なんと正真正銘ディラン直筆サインの入った『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』のLPジャケットを日本で1名様のみにプレゼント。
このサインは全世界で今回のキャンペーンのために全世界で数枚のみ直筆で書かれたもので、ディランのマネージメントより提供されたもの。そのうちの1枚が日本にやってくる。応募方法は『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』を聴いてアルバムの感想を送るというシンプルなもの。応募方法の詳細はLegacy Recordings JPのFacebookページ、『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』特設サイトにて告知されている。締め切りは2015年3月31日。
アメリカン・クラシックの名曲10曲を彼一流の芸術的な解釈で取り上げた『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』は、ディランにとって36枚目のスタジオ・アルバムであり、世界的ヒットとなった2012年の『テンペスト』以来となる作品である。ジャック・フロスト(ボブ・ディラン自身)がプロデュースを手がけたこの作品は、本来30人編成のオーケストラでやるべき複雑なアレンジがディランのツアー・バンドたった5人で行なわれてるということも、聴きどころだ。これまで数多くのアーティストが「アメリカン・クラシック」ものをリリースしてきたが、『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』はそのどれとも全く違う。
このディランの独創的でユニークなアプローチに対する反応は熱烈なものがあり、世界中から大絶賛のレビューが届いている。ローリング・ストーン誌ではデヴィッド・フリック氏が「本作で大いに衝撃的なのが、ディランの歌である。これはクルーニング(囁くような歌い方)ではない。サスペンスなのだ」と語り、歴史的傑作の証明ともいえる満点5つ星を獲得。ロサンゼルス・タイムズ紙ではランドール・ロバーツ氏が「一生分の壮大な感情。それがこの優美で、ときに息を呑まされる。奥が深く、テーマ的には痛烈であり、本質を感じ取ることができるように見事に監督されている」と語り、また、UKでもザ・ガーディアン紙、MOJO誌でどちらも5つ星の満点を獲得している。
『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』の各誌の絶賛レビュー詳細はこちら
『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』のリリースと時を同じくして、AARP・ザ・マガジンにはディランとの約10,000字にわたるインタビューが掲載される。同誌編集長のロバート・ラヴによるインタビューはディランのキャリアの中でも有数の長さであり、フランク・シナトラの不朽の影響力、アーヴィン・バーリン、新作のレコーディング、若者が'40年代や'50年代の曲を「陳腐」と思うかどうか、アメリカにおける大企業の影響力、1960年代半ばに自身が送っていた隠遁生活、テレビなしで育ったことをはじめ、幅広いトピックが網羅されている。
■「ステイ・ウィズ・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=tt1BBubMHzM
■「フル・ムーン・アンド・エンプティ・アームズ」
https://www.youtube.com/watch?v=6S7nTLeMdAk