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9mm Parabellum Bullet、新曲初披露にフロア熱狂!

2015.06.22 9mm Parabellum Bullet

9mm20150622.jpgカメラマンクレジット:渡邉一生

6月19日、9mm Parabellum Bulletの自主企画イベント『カオスの百年 vol.11』が大阪・Zepp Nambaで開催された。本イベントはバンド結成時から行われてきたが、関西での開催は今回が初、さらに2015年初のライブでもある。オーディエンスはもちろんメンバー自身もどんなライブになるのか…期待と緊張高まるステージが始まった。

1曲目「Answer And Answer」でライブスタート。初っ端から“これこそが9mm Parabellum Bullet!!”と言わんばかりの何もかもを吹き飛ばす、爽快なまでの爆発力、そして瞬発力を見せつける!オーディエンスの熱狂も言わずもがな、割れんばかりの歓声とクラップで応える。「Discommunication」「Sleepwalk」と、次々に投下する楽曲はどれも破壊力がありながらも美しく、バンドの強靭な音を鼓動にし、メンバー自身もステージで激しく動き回る。“今、生き返った!”、MCで菅原卓郎(Vo&Gu)が言うように、ライブバンドである彼らが半年もライブをしてこなかったのはなんとも、飢餓感のある毎日だったのかもしれない。たった数曲のステージの呼吸を取り戻した彼らの表情はとても晴れやかだ。

息を取り戻した彼らが5曲目に披露したのは、NIRVANAのカバー「Territorial Pissings」(ライブ初披露!!)、そして山本リンダのカバー「どうにもとまらない」。本イベントは通常のワンマンライブとは違い選曲や構成もコアだというが、こうも面白い選曲が来るかと思わずニヤニヤとしながらステージを眺めてしまう。

ステージも中盤、菅原が焦らすようにバンド告知を読み始める。そう、イベント初の関西での開催、そして半年ぶりのライブ。何かが起こるに違いないと、期待していたオーディエンスも多かったかもしれない。9月9日(9mmの日!)、待望のシングルリリースが決定したのだ。タイトルは「反逆のマーチ/ダークホース/誰も知らない/Mad Pierrot」。まさかの4曲すべてがA面、しかもメンバー4人がそれぞれ作曲、プロデュースを担当したという“クアトロA-Sideシングル”!さらに本シングルには、この日初披露となったシングル収録の4曲のライブ映像がDVDとしてノーカット版で封入! 次々に告知される情報に絶叫にも似た歓喜を上げるオーディエンスら。そして披露された4つの曲はメンバーの個性がガッツリと活かされた楽曲ばかり。初聴きながらも熱く応えるフロアの熱狂ぶりが、楽曲の魅力を大いに物語っていた。

 「Butterfly Effect」からは先ほどまでの熱戦とは一転、静と動を組み合わせた美しい音世界で会場を魅了した。ジャジーな「キャンドルの灯を」、深層の世界を儚げに音にした「カモメ」。バンドが持つ、ジャンルレスな幅広い楽曲センスをこれまでもかと見せつけてくれる。菅原の凛とした歌声、滝 善充(Gu)の体に突き刺さるようなエッジ―すぎるギター、中村和彦(Ba)の体の底から揺らす強靭なリズム、そしてかみじょうちひろ(Dr)の軽快でいて重厚なドラム。4人の音が合致したときのエネルギーは他では味わうことのない生命感、そして高い興奮度がある。

その気持ちはメンバー自身がひしひしと感じていたはずだ。MCでは半年間のライブレスな状態を振り返って、“ライブをしてないとオレって何者? なんで生きてんだっけ?…生き返りました!! 半年間曲作りはしてたけども、くすぶった日々はごめんだよ”と菅原が嬉々として語る。そこから“みんなのくすぶってた気持ち、俺たちが火をつけて燃やすぞ!!”と、ステージラストに向け燃え上がる。「ハートに火をつけて」「Black Market Blues」と、装弾した銃を打ちまくるように次々に轟音を浴びせ倒し、メンバー4人も踊り、乱れ、吠え、暴れに暴れた全20曲のステージはあっという間に終了。

また、この日はかみじょうがドラムソロをアンコールで披露。暗闇の中で光るLEDが仕込まれたスティックも登場し、圧倒的なスピード、音圧、そして華麗なスティックさばきに大きな歓声が上がる。その後もアンコールを3曲も披露し、さらにこの日はスペシャルな告知解禁も行われた。なんと、10月から開催される『カオスの百年TOUR 2015』のゲストバンドも発表されたのだ。MEANING、UNISON SQUARE GARDEN、androp、BLUE ENCOUNT、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、Nothing’s Carved In Stone、TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA、the band apart、NAMBA69、アルカラと先輩後輩入り乱れての強烈な面々。さらにオープニングアクトには9mm Parabellum Bullet (Acoustic Set)と、これまで以上に強烈なツアーになるのは間違いない。この日のライブ以降は、多くの夏フェスやイベントにも出演が決定。新しい楽曲を手に、10月のツアーまでにさらなる進化を約束してくれた彼らに、さらなる注目が集まる。


■ SET LIST
01. Answer And Answer
02. Discommunication
03. Sleepwalk
04. Wanderland
05. Territorial Pissings
06. どうにもとまらない
07. The Revenge of Surf Queen
08. Scenes
09. 反逆のマーチ
10. ダークホース
11. 誰も知らない
12. Mad Pierrot
13. Buttrefly Effect
14. キャンドルの灯を
15. カモメ
16. ハートに火をつけて
17. Black Market Blues
18. Living Dying Message
19. Talking Machine
20. The Silence


■ 9mm Parabellum Bullet Official Site
http://9mm.jp/

 

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