8月19日、大崎ゲートシティにてデビュー20周年を9月25日に控えたミュージシャン、山崎まさよしがこの日発売された10年ぶりのベスト盤「ROSE PERIOD 〜the BEST 2005-2015〜」「UNDER THE ROSE〜B-sides & Rarities 2005-2015〜」の発売記念イベントを行った。
17時30分、大崎ゲートシティ・アトリウムに登場した山崎まさよし。つめかけた1800人のファンの歓声に迎えられ、弦楽四重奏という豪華な編成で、まずはミディアムナンバー「星空ギター」(2012年シングル)、終戦記念日に寄せ戦争で亡くした祖父に向けて書いたという「花火」(2011年シングル)を披露。今年春に全国ツアーをまわったカルテットのメンバーとの再会を喜びながらの息のあった素晴らしい演奏に思わず足を止める通行人も多数。4曲目の「Flowers」では観客席から手拍子も起こり、リズムに合わせて体を左右に揺らす観客の様子はまるでライブ会場のようだった。最後は1997年にロングヒットを記録した代表曲「One more time, One more chance」を演奏し、客席からはさざ波のような拍手が沸き起こった。
演奏後は、ファン20人を壇上に招き、この日発売されたベストアルバム『ROSE PERIOD』にちなんで“ロゼ”ワインで乾杯。20年間支えてきてくれたファンとともに祝杯をあげ、客席からも「おめでとう!!」の声が次々とあがった。
さらにサプライズとして、この日ファンが持ち寄った“ROSE”=薔薇の花を束ねた大きな花束を贈呈された山崎まさよし。その大きさに戸惑いながら「薔薇が似合いませんね。本当にありがとうございます。体が動くかぎり歌を歌っていきます。」と感謝の言葉を述べ、感無量の様子だった。
このアルバムは8/18付のオリコンデイリーCDアルバムランキングに2タイトル同時TOP10入り(4位・7位)を記録し好発進。
9月25日にデビュー20周年を迎える山崎まさよし。9月23日には盟友・東京スカパラダイスオーケストラのホーンセクションと、杏子、スキマスイッチ、秦 基博ら山崎が所属するオフィスオーガスタ所属アーティストがレコーディングに参加した記念シングル『21世紀マン』をリリース。9月26日には21歳で上京当時住んでいた縁の地・横浜の赤レンガ倉庫にてYAMAZAKI MASAYOSHI in Augusta Camp 2015 と称した野外イベントを行う。その後は10月29日より彼のライフワークともいえる全国津々浦々をまわるライブツアーがスタートする。
20周年を迎えてますます精力的なライブ活動を行う山崎まさよし。彼はこれからもいろいろな場所で歌い続けていくのだろう。
■ 山崎まさよし オフィシャルホームページ
https://www.yamazaki-masayoshi.com/