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藍坊主 aobozu LIVE 2010 〜はぐれるシルバー〜 @ 新木場 STUDIO COAST 2010.12.11

藍坊主 aobozu LIVE 2010 〜はぐれるシルバー〜 @ 新木場 STUDIO COAST 2010.12.11

新木場でライブをやるのは2年ぶりという藍坊主のライブは田中ユウイチ(G)の言う通り、かなり「はぐれた感じの曲達」になっていた。
SOLD OUTで、あまりにも満杯の新木場 STUDIO COASTは 懐かしいナンバー “my self “でスタート。のっけからオーディエンス達は凄まじく揺れる。
 

aobouzu1.jpgそれだけじゃない。インディーズ時代の “武器よサラバ” をはじめ、ファンとしては胸躍る “オセロ”  “ ハニービースマイル”  “スタンドバイミー” も次々やってしまうではないか。
イントロが流れると、その度におぉー!という歓声と手拍子がフロアに響く。
 

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「指差してるやつ、手首に鍵ぶらさがってるけど、なくすなよ。ロッカーか? 帰り裸で帰ることになるぞ。」
藤森真一(Ba)の、この淡々とした物言いが好きだ。ぐーっと熱くなったフロアの熱をやんわりと冷ましてくれる。そしてその落ち着いた口調のまま「今回、はぐれるシルバーということで、はぐれてる曲、今迄あまりやってなかった曲をやろうかと思います。」と言うと、発売してからまだ一度もライブでやったことのない “コーヒーカップと僕の部屋 “を演奏。
いきなり、セツナゴコロ120%まで盛り上げてしまって、この後どうなるのだろう?と思ったがそこは藍坊主。セツナ甘いだけじゃないぞ!
田中から、まさかの駄目だしが飛ぶ。しかもオーディエンスに。
それは今年7月に開催されたツアーファイナル「aobozu TOUR 2010 こぼれるシルバー 日比谷野外大音楽堂」についてらしい。

「みなさんにひとつだけクレームをつけたいと思います。びっくりしたよ、俺は! “マザー” のイントロの時に手拍子が起きたのさ!覚えてる? …そこ手拍子なんだ。って思ったんだけどそれは日比谷の森がそうさせたからいいんだけど、俺は口を酸っぱくして言っておきたいんだけど、手拍子は拍の裏で取ってほしいわけさ。わかるか?わかんねぇか?」といい、拍の表で取っている手拍子に対して「盆踊りか!」とばっさり斬り、「あれは”マザー”じゃなくて、”おっかさん”だから」みたいことで オーディエンスを湧かせ、アンコールの拍まで練習させてしまう。ふとhozzyを見ると、下を向いて「そういう奴だよ。」と言わんばかりに笑っている。まぁ、拍を裏でというのは確かにわからなくもないが。でもその後、微妙に手拍子をしにくくなったのか、”柔らかいローウィン” でhozzyがみんなを導くように手拍子し、それに合わせオーディエンス達の手拍子の輪も広がった。
ふわふわと上下するあたたかいメロディ。その後、そのDVDと同日発売した最新シングル 「あさやけのうた / すべては僕の中に、すべては心の中に」から “ すべては僕の中に、すべては心の中に “ は、鳥の声も聴こえるイントロ、バスドラとベースの低い音と、鐘とオルガンの音の調和が心地よい。

「今日でワンマンは終わっちゃうんですけど、また来年ガンガンやっていくんで、遊びにきてくれるかなー!?」とhozzyが言えば、答えはアレしかない!「いいともーーーーー!!!!!」うん!きまった。気持ちいい!

名曲”セブンスター”、そして”ハローグッバイ”で本編の幕が閉じると、「藍坊主〜!」のかけ声で、アンコール。勿論、拍を裏でとって手拍子でね。それには再登場した田中も「100点!」と叫ぶ。…それはいいが、渡辺がいない。なぁ〜んか不穏な動き。年末ライブ恒例のカヴァーの話になった時、田中が「特別ゲストと一緒に演奏しようかなと思っています!」と言う。
そして渡辺がいないので、hozzyがドラムに。これにはびっくり。(一応)シカトされる渡辺。話しを盛り上げれば盛り上がるほど、会場の空気が微妙になる。だって特別ゲスト「LUNA SEAの人」だよ!「LUNA SEAの◯◯」じゃないんだよ。「人」って!

そしてその「LUNA SEA”の人”」が登場!
「LUNA SEAの “フト”です。」それにはみんなも大爆笑、大盛り上がり。
真っ黒な革の上下を身にまとったLUNA SEAの “フト” は「ヒロシゲブルー」を持ってるらしい(笑)。これぞ忘年会!いや、坊年会だ!
Rosier”をひとしきりやり終えると、「いつかのどこか空の下で会いましょう!」と、わたな…じゃなく、LUNA SEAの人は消えていった。しかしhozzyのドラム凄かったなぁ。この日の為に1ヶ月練習したらしい。そして、シレッと渡辺が登場し、藍坊主モードに切り替え、”あさやけのうた” 、ダブルアンコールでは日比谷野音でhozzyが弾き語りをした 新曲”忘れないで” をバンドアレンジで披露。モッシュで盛り上がり、セツナ曲でホロリとし、最後らしく温かい曲で今年の藍坊主のステージは幕を閉じた。
 

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しかし、来年5/6(金)に日本武道館公演開催が決定!大舞台で彼らのステージ、サウンドを聴けるのも大いに楽しみにしたい。



取材・文/まさやん

 

 

藍坊主公式サイト http://www.aobozu.jp/
 

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