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AI「INDEPENDENT」TOUR2012.6.22 日本武道館

AI「INDEPENDENT」TOUR2012.6.22 日本武道館

DSC_0099S.jpgアーミールックのダンサーを従えてAIが登場。4月から続いたAIの<INDEPENDENT TOUR 2012>が、6月22日に日本武道館でファイナルを迎えた。

オープニングの「INDEPENDENT WOMAN」で冒頭からテンションがあがると「これで最後だからねー!」というAIの言葉に更にオーディエンスの歓声は高くなる。続く「DANCE TOGETHER」ではステージの端に行っては手拍子とダンスで煽るAI。

実はAIのライブは今回が初参戦。煌びやかな舞台装置や仕掛けで、とにかくゴージャスなステージが繰り広げられるイメージがあった。しかもツアーファイナルの武道館。しかし、そこに登場したのはステージ中央と左右に張り巡らされた鉄骨のやぐらのみ。あえてネタバレをしてしまえば、それこそよくある銀テープがバーンッ!と発射されることすら 最後までなかった。
…が、ライヴとして物足りなさなど微塵も感じないのは、AIが「歌」のみで勝負できるシンガーだからだ。この日、興奮を抑えきれないほど、そのことを実感した。

「ユメノムコウ」で黒のミニドレスに着替えたAI。ミディアムテンポでありながら、ドラム、ベースが力強くリズムを刻む。AIの歌声も同様に力強さを失わぬものの、先ほどまでのパワフルで大胆な表情ではなく、もの悲しげで静かに響くその歌声は、まるで一筋の光のようだ。黒人ダンサーの背中にすがりつき、そのままステージを退場。しっとりとしたムードにため息さえ漏れそうだが、メンバー紹介になると、やたらと「ちゃんと出来る?OK?」などとメンバーにプレッシャーをかけたり、まるでそれでひとつのステージと見まごうほどカッコいいメンバーのソロ演奏に「私も何か楽器が出来ればね〜。」と、笑顔のAIは天真爛漫さをのぞかせる。

「今日はサッとカッコ良くやって終わりたかった。でも、何としてもみんなを楽しませて帰るからね!」と、AI自身も心酔しているマイケル・ジャクソンと、ホイットニー・ヒューストンのメドレーを熱唱。大きな歓声に包まれた。

ピアノとストリングスがしばらく美しいメロディを奏でると、それはいつしか、映画『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』エンディングテーマ「ウツクシキモノ」のイントロへと変化し、白い衣装に着替えたAIが登場。大地に根付いたようなメロディ、AIの堂々とした歌声、そんなシンプルではあるが揺るぎないものに会場は息を飲むように、ただただ聴き惚れる。

コーラスのオリビアと歌う「For my Sister feat. Judith Hill (Japanese cover version)」のグルーヴとパワーは凄かった! オリビアはかなりビッグサイズな女性で、そんな彼女を”オリビアちゃん”と呼び、ハグしながら、杏里の「オリビアを聴きながら」を歌わせるAIは、本当にメンバーを愛しているのだろうとわかる笑顔を見せる。

「Story」では優しいピアノの音色、そして ”私がキミを守るから”という包み込むようなリリックに、何度も頬につたう涙をぬぐっている人達の姿を見かけた。
…が、後半戦はやはり盛り上がらないと!!

テクニカルなギターソロからの「アンバランス」では、ステージライトがレインボーに輝き、アッパーなサウンドにオーディエンスも手を振り、ラテンのステップに心も弾む!「One Love」では会場が一体となり、多分知らない人だろう隣の人同士みんなで手をつなぎ、リズムに合わせてその手を左右に揺らす姿が見えた。

「本当に時間が経つのが早すぎる! 次で最後の曲だからね。」

そう言うAIの言葉に、当然会場からは「えー!」「はやいー!」などの声が乱れ飛ぶ。すると今度はいたずらっ子のような顔で「今日もまた終わらないコースかな?」と言うが、盛り上がる客席を尻目に、慌てて「ウソウソ! 今、スタッフがピリッとした!」と、会場を笑わせる。

「今日は今迄のパワーを全部出して、ヨロヨロってなる位で家に帰りたい!」と言いながら、「とりあえず最後の曲、やる?」と、本当にこのステージを終わらせたくないといった表情と口調でAIは、何となく雑談めいたMCを続けた。そうやって時間かせぎをするような仕草は、彼女が本当に歌とライブとファンが大好きなんだと、心底感じさせる。

それでも、自分を納得させるようにとうとう本編ラストの「ハピネス」を歌い、AIの歌声とリズムと共に、武道館の高揚感はマックスとなっている!この「ハピネス」はコカ・コーラ 2011 クリスマスキャンペーンソングとして大ヒットし、新たなAIの代表曲のひとつでもあるが、この曲に惚れ込んでプレーしていたMighty Crown発案の元、「ハピネス - Reggae Summer Remix by Mighty Crown」も、現在デジタルリリースされている。

アンコール、会場からオーディエンスの歌声でラララ〜♪と「ハピネス」のメロディが広がると、再び登場したメンバーはそれに演奏をつけた。なんと心憎い演出なのだろう。

AIも登場すると、「Wavin’ Flag(Coca Cola Celebration Mix-Version AI-)」後、「アムロッティー(安室奈美恵)は来てないからね!!」と笑いながら「FAKE feat.Namie Amuro」で盛り上げ、続く「Still feat.AK-69」でもストリート感満載のグルーヴで更にヒートアップ。

「それにしても、今何時?」と言いながら、色々なかぶりものをしているファンをいじったり、このツアー全公演に来ているという女性を紹介したりと、AIの鹿児島弁丸出しなMCで、オーディエンスとの温かい時間を作る。

「何度も駄目かなと思ったこともあったけど、最終的には武道館まで来れました!日本は最後だけど、LAもあるから。みんな、くる?」などと、8月24日のロサンゼルス公演の話も出しながら、スタッフも呼び込み、華麗なバク転(??)で会場を盛り上げた。

やはり最後に近づけば近づくほど、AIはまた帰りたくないようなMCを続け、結局AI得意のモノマネまで披露。それでも、寂しいが最後の曲はやらなくてはならない。LEXUSとのコラボレーションソングとして話題となった「Beautiful Life」、そして「 I Wanna Know」で全29公演は幕を閉じた。

カラオケというものがひとつの文化となり、今やプロのシンガーの歌唱法さえ変わってきた。しかし、AIはそれともまた違う。日本のシンガーで、これだけソウルフルに歌える人はなかなかいないだろう。ステージセットのシンプルさは、かえってAIの歌声の存在感を引き立て、何よりも贅沢な時間を過ごせたと感じた。


カメラマン/岸田哲平
取材・文/まさやん


 




●LA公演
8/24 AI「INDEPENDENT」TOUR 2012ロサンゼルス公演が決定!
詳細はオフィシャルページにて  http://www.AImusic.tv/

●AI「INDEPENDENT」TOUR 2012 O.A
WOWOWにてO.A決定
8/12(日) 9:00PM~
http://www.wowow.co.jp/music/ai

●ゴスペルディナーショー
今年末にゴスペルディナーショーの開催が決定
詳細はオフィシャルページにて
http://www.AImusic.tv/


■ Official Facebook
http://www.facebook.com/
AI.JPN


■ Official Twitter
@micaholic1981

フォトギャラリー

セットリスト

01. INDEPENDENT WOMAN
02. DANCE TOGETHER
03. If
04. E.O.
05. ユメノムコウ
06. w/u
07. FUTURISTIC LOVERS
08. Playboy
09. Human Nature
10. I’m Every Woman
11. Billie Jean
12. I Have Nothing
13. I Just Can’t Stop Loving you
14. Letter In The Sky feat.The Jacksons
15. PIANO&STORINGS INTERLUDE〜ウツクシキモノ
16. For my Sister feat.Judith Hill(Japanese cover version)
17. Story
18. My Friend
19. GUITAR INTERLUDE 〜アンバランス
20. YOU ARE MY STAR
21. One Love
22. ハピネス

<アンコール>
23. Wavin’ Flag(Coca Cola Celebration Mix-Version AI-)
24. FAKE feat.Namie Amuro
25. Still feat.AK-69
26. I’ll Remenber You
27. LIFE
28. Beautiful Life
29. I Wanna Know

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