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Brandel「Sunrise TOUR 2012-2013」12月5日

Brandel「Sunrise TOUR 2012-2013」12月5日

12月5日(水)、先行配信 『Sunrise』 をリリースしたBrandelが同日、下北沢MOSAiCから<Sunrise TOUR 2012-2013>をスタートさせた。

Brandelは、昨年10月にリリースした1stミニアルバム『PIECES BY ELEMENTS』が同月24日にタワレコ渋谷店デイリー総合チャート・1位を獲得。これからの注目度に期待を寄せる矢先、今年7月にヴォーカルのKenjiが脱退。しかしその後もJuker (Gt./Cho.)、Lyuon (Ba./Cho.)、Kaz (Drs./Cho.)の三人はライブ活動は続け、11月には新たなヴォーカリストTakiが加入、名阪+東北ツアーを回った。

ツアー初日のこの日、ゲストに豪華アーティスト4組を迎え、最後、Brandelのステージ前は200人キャパのフロアがかなり混雑していた。

客電が落ちると、白い壁に名阪、東北ツアーのドキュメンタリー映像が映し出される。
ライブやリハーサル風景、移動中の様子、メンバー同士のふざけあう和んだ笑顔、そんな色々な表情のメンバー達をオーディエンスは食い入るように観ていた。

そして映像の最後、カウントダウンの文字が消えるとステージ照明が照らされ、メンバーが登場。
“Par@dox”でライブスタートすると、フロアからハンドクラップが響く。
「いくぞ、下北!!」
Takiは実にライブ向きの人間だと思う。ぐいぐいオーディエンスを自分達の世界に引き込み、Jukerは日本人離れした超絶ギター・プレイをステージの端ぎりぎりで見せつけ、自身も完全にその音の世界の住人となっている。コーラスも分厚い!

brndel_0304.jpg“Acceleration World”の16ビートからサビへの疾走感は実に気持ちよい。
全力でのステージングパフォーマンスをみせるTakiは既に汗まみれだ。ライトが激しく点滅を繰り返すたびにTakiの顔に大粒の汗を照らし出した。


brndel_00296.jpg「改めまして!<Sunrise TOUR 2012-2013>にお越し頂き、本当にありがとう!」Takiが笑顔で挨拶をすると、日々の不満を歌った曲だという“Let Me Go”では、気だるげなLyuonのベースが切ないメロディに響き、その切なく悲しげなメロディはまるで慟哭のような激しさへと移り変わる。

brndel_0086.jpg「僕たちは11月頭から名阪と東北ツアーを回り、先週やっと帰ってきました。」と、 Lyuonがツアーの話に触れると、Kazは「生まれて初めて東北に行ったけど、食べ物も美味しいし、人も温かい。」と東北での想い出に笑顔を見せながらも、このツアーで成長出来たと語った。「4人で走り出して間もないし、歌詞も英語なので馴染がないかもしれないけど、僕たちなりに気持ちを込めてやろうと思います!」
新生Brandelとしての決意とも思えるTakiの言葉には拍手が贈られ、「今日は来れなかったけど、Brandelに出会えて良かったと言った先輩の為に歌います。」と続けると、この日先行配信リリースした“Sunrise”を披露。


brndel_06116.jpg美しくクリアなギターの音色。力強いKazのバスドラに織り込む複雑なリズム、神聖ささえ感じさせる疾走感あるメロディ。
ステージ背後のライトはまさに日の出のようにフロアへ光を放ち、そのオーディエンスの目の前にはBrandelの姿がシルエットとなり刻まれる。

「下北沢、まだイケますかー! MOSAiC、 まだイケますかー!」
Takiの声に、歓声と拍手でかえすオーディエンス。
ラスト曲“Get Her Away”では、Kazのバスドラが鼓動のような軸となり、メロウなリズムは怪しげに揺れる。
クールな表情でベースを弾くLyuonの顔は、シアンとマゼンタのライトに照らされ、艶かしささえ感じる。一種の色気というやつだが上昇しながら一気に盛り上げるサビではそれもパワーに変わる。

brndel_04040.jpgTakiは、先のMCで語ったように英詞を体現するかのようなジェスチャーで最後までオーディエンスを煽り続けると、<Sunrise TOUR 2012-2013>初日の幕は降りた。
“Sunrise”を先行リリースするにあたり、このライブの数日前彼らにインタビューをした。そこで感じたのは、確実にライブに対しての思い入れが以前より強くなったということ。それはTakiの加入、そしてKenjiの脱退により3人で回ったライブ体験が大きかったと語っていたが、まさにその通りだと思った。
4人で歩き出したばかりのBrandelのライブは、まだまだこれから進化し続けるだろう。


カメラマン/前田俊太郎

TEXT/まさやん

 

<Sunrise TOUR 2012-2013> ツアー日程 第二弾
2012/12/05(水) 下北沢MOSAiC
2012/12/07(金) 高崎 club FLEEZ
2012/12/13(木) 熊谷 HEAVEN'S ROCK VJ-1
2012/12/19(水) 横浜 B.B. STREET
2012/12/26(水) 吉祥寺 SHUFFLE
2012/12/27(木) 下北沢 MOSAiC

2013/01/17(木) 千葉 LOOK
2013/01/20(日) 柏 PALOOZA
2013/01/21(月) 下北沢 SHELTER
2013/01/24(木) 大阪 LIVE AQUARE 2nd LINE
2013/01/28(月) 京都 MUSE
2013/01/29(火) 神戸 music zoo KOBE 太陽と虎
2013/01/31(木) 宇都宮 HEAVEN'S ROCK VJ-2

2012/02/02(土) 郡山 ♯9
2012/02/07(木) 仙台 HOOK SENDAI
2012/02/08(金) 磐城 club SONIC
2012/02/09(土) 秋田 Live Spot 2000
2012/02/11(月) 仙台 HOOK SENDAI
2012/02/14(木) 名古屋 APOLLO THEATER
2012/02/19(火) 神戸 music zoo KOBE 太陽と虎
2012/02/20(水) 大阪あべの ROCKTOWN 
 

■Brandel 公式サイト
http://www.brandel.jp/

 


 

セットリスト

M1 Par@dox
M2 You Say You Wanna
M3 Acceleration World
M4 Let Me Go
M5 Sunrise
M6 Get Her Away

Interview

Live Report

Blog

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