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グッドモーニングアメリカ「イチ、ニッ、サンでジャンプツアー2014」

グッドモーニングアメリカ「イチ、ニッ、サンでジャンプツアー2014」

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「グドモ、ツアーファイナルに呼んでくれてありがとう。出来る限り華を添えたいと思います。」

今年1月にメジャー1st single『イチ、ニッ、サンでジャンプ』をリリースしたグッドモーニングアメリカのツアー【イチ、ニッ、サンでジャンプツアー2014】ファイナル。Nothing’s Carved In Stoneの言葉に超満員の渋谷AXは沸き上がった。

ツアーファイナルの3月2日(日)、対バンだったNothing’s Carved In Stoneがパワフルなライヴパフォーマンスでオーディエンスを熱狂させた後、たなしん(Ba.Cho)が2階から登場。
たなしんが毎回違う扮装で登場することは言わずもがななので省略するが、今回はドラゴンボールの孫悟空。
歌いながら1階フロアの後方に移動すると「キントーン」と叫びオーディエンスがステージまでリフト。(素晴らしきキントーン達の連携プレイ!)
「盛り上がる準備は出来ていますか?シブヤー行くぞー!!」
ステージに到着したたなしんの言葉と共にステージ幕が開き、“アブラカタブラ”でライヴスタート。
あっという間にフロアは怒涛の盛り上がりをみせ、 “ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ” で、ジェスチャー混じりの金廣真悟(Vo.G)の歌声にシンガロングするオーディエンスを渡邊幸一(G.Cho)は笑顔で観ていた。


「改めましてー!グッドモーニングアメリカです!」
挨拶をしながら、やはりいつも通りに短パン一丁になるたなしんは自己紹介コールしながら「3、2、1、ファイヤー!」のかけ声。
それを合図に“キャッチアンドりリース”で細かいハンドクラップが響き渡る。

今回のツアーは大雪の影響で、残念ながら仙台MACANA公演が中止となった。
渡邊はそのことを悔しがりながらも、この渋谷AXでライヴが出来たことは嬉しいと語りながら「Nothing’s Carved In Stoneはこのツアーが決まった時、一番最初にオファーさせてもらった。憧れの先輩たちと々ステージに立てることに感謝しています。」と笑顔で「“イチ、ニッ、サンでジャンプ”演ってもいいですか?」と、盛り上げ…っと、ここで「待て待て待て!」とたなしんの声。
曲中で指をおりながらカウントするアクションのレクチャーをしながら、フロア全体がジャンプした “イチ、ニッ、サンでジャンプ”。
スティックが折れるほどパワフルなペギ(Dr.Cho) のドラムは、それでもリズミカルにポップなサウンドを盛り上げ、渡邊も随所でキレのあるギターソロを聴かせる。


ダイブやサークルモッシュでうごめくフロアのテンションは、“ファイティングポーズ”で突き上げた指に想いを集め、一体となり、“ロールプレイングゲーム”では金廣の歌声の中にあるリアルを自分のリアルと投影させるようにいつしかその動きさえも止めていた。


「昨年はグッドモーニングアメリカにとって節目になる一年でした。」
渡邊の真剣な声。そのトーンは、活動休止を経て「グッドモーニングアメリカ」へ改名、自主企画V.Aのリリースやライヴをする中での昨年のメジャーデビューがどれだけ大きな意味があったかを物語っていた。
バンドとしての壁もあったし、勿論ここに来ているオーディエンスそれぞれが持つ壁もあると思うけど、それを飛び越えたいと語りながら『イチ、ニッ、サンでジャンプ』についても「最高のシングルが出来ました。このシングルがみんなに届いて大切に聴いてくれたら嬉しいです。」と笑顔をみせた。


金廣も「やっとこの渋谷AXで自分達名義のライヴが出来ました。お客さんや仲間たちが観に来てくれて嬉しいです。本当にそう思うんだけど、今迄のああでもないこうでもないと試行錯誤した時期が冬の時代だとすれば、この風景は春の風景です。」
ずっと夢に描いていた風景を目の前に語る金廣、そしてメンバーへ惜しみない拍手が注がれ、本編ラストの“未来へのスパイラル”ではオーディエンスの歌声も更に力強く感じた。



「アンコールありがとう!全国19カ所回った旅でした。」
たなしんは対バンしたバンド名全てを読みあげると「スーパーサイヤ人になっちゃいました!ウォォォーー!!!」とスーパーサイヤ人姿で再び登場。
今ツアーを最も多く一緒に回ってきたKEYTALKと、ファイナルで同じステージに立ったNothing’s Carved In Stoneのサイン入りボールを7つ(まさにドラゴンボール!)フロアへ投入。

そして全国7カ所を回るワンマンツアーのタイトル「7つの秘宝を探す冒険(読み:アドベンチャー)2014」を報告すると、更に5月6日にニューシングル『拝啓、ツラツストラ』をリリース、その曲が「ドラゴンボール改」エンディングテーマ曲(4月クール)に決定したことを続けざまに発表。割れんばかりの歓声があがった。


ツアー初日以外はずっと孫悟空に扮した、たなしんが「こんな格好していたら本当に決まっちゃいました。」と笑うと、渡邊も「願っていれば夢は叶う。僕はそう思います!」と、力強い笑顔を見せた。

そんな嬉しい発表後の“輝く方へ”、“空ばかり見ていた”はフロアを更に熱狂させ、【イチ、ニッ、サンでジャンプツアー2014】ファイナルの幕は閉じた。



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TEXT:秋山昌未
 

フォトギャラリー

セットリスト

<Nothing’s Carved In Stone>
01. ツバメクリムゾン
02. Spirit Inspiration
03. Cold Reason
04. November 15th
05. Out of Control
06. Pride
07. 村雨の中で
08. きらめきの花

<グッドモーニングアメリカ>
01.アブラカタブラ
02.突破していこう
03.ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ
04.キャッチアンドりリース
05.言葉にならない
06.バンバンガンガン
07.光りとなって
08.イチ、ニッ、サンでジャンプ
09.だけど不安です
10.ファイティングポーズ
11.ロールプレイングゲーム
12.春が迎えに来るまで
13.たった6文字じゃ
14.未来へのスパイラル

Encore
En1.輝く方へ
En2.空ばかり見ていた

Interview

Live Report

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