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植田真梨恵 LIVE TOUR 2014 UTAUTAU vol.1

植田真梨恵 LIVE TOUR 2014 UTAUTAU vol.1

utautau14.jpg8月6日に『彼に守ってほしい10のこと』でメジャーデビューした植田真梨恵のデビュー後、初ワンマンライヴ【植田真梨恵 LIVE TOUR 2014 UTAUTAU vol.1】が、9月23日(火・祝)原宿アストロホールで開催された。

SOLDOUTのフロアは、オープニングの“メリーゴーランド”から熱狂の嵐!植田自身もステージ狭しと動き回る。「いよいよこの日がやってきました。今日はみなさん、最後まで楽しんでいって下さい。ありがとう!」笑顔いっぱいに挨拶する植田はこの前日、24歳になったばかり。フロアからの「誕生日おめでとう!」の声に照れながらも嬉しそうな表情を浮かべお礼を言うと、“心と体”へ。植田はアグレッシブなエレキで疾走感を放つと、バンドメンバーも変動するリズムの緩急でオーディエンスを煽る。

「東京のみなさん、お待たせしました!待ってましたか?!」その問いに当然大歓声で応えるフロア。「じゃあ拍手の手を上げて。いけるね。」と続けると、ピアノが“シンクロ”のポップなイントロを奏で、クラップもカラフルなリズムを刻む。

「私は小さい時から歌手になりたいと思って大きくなりました。私、小さい時、嘘ばかりつく子でした。お父さんやお母さんに怒られるのがすごく怖かったからです。昨日24歳になりましたが、ファンタジックや嘘みたいなこと、不思議な世界にいっぱい憧れて色々な好奇心に駆り立てられながら、大きくなってきました。」ファンタジックな空想世界への憧れの欠片は、大人になった植田の細胞に「音楽」として宿り、 “おおかみ少年”でのおとぎ話のような暖かい鍵盤と、それに相反するギターの歪みはその世界を具現化し、“アリス”では、センシティブに響く植田の歌声とメロディ、歌詞世界にオーディエンスは聴き入っていた。

今年の夏は早かったと語る植田。「今日ここに集まってくれているみなさんとは、ちょっと遅くなりましたが最後の、ギリギリの夏…?いや、秋ですよね(笑)。」そう笑うと、「私は秋の季節が凄まじく大好きなので、死にそうになるくらいセンチメンタルな気持ちを今から歌おうと思います。一生終わらないでいて欲しいと思う瞬間というか、この人とだけはずっと一緒にいるであろうと思う恋人や、家族や友だちや。そういう人との瞬間瞬間を本当に愛おしく思います。」と、一旦バンドメンバーが退場したステージで、“ダラダラ-demo-”をひとり、アコギで弾き語る。植田はインタビューでこの曲に対して「その場の空気や雰囲気みたいなものを、聴いてくれる人に伝えられたら一緒に心地よい空間にいられる気がしたんです。」と語ってくれた。ふとオーディエンスを見回すと、それは間違っていないことを感じる。

“愛と熱、溶解”を歌い終えると、メジャーデビューの話へ。デビューはずっと夢だったので嬉しいが、これから先が大切だと語り、自身を疑り深い性格と言う植田は、「大きい夢や希望を簡単に歌われてもよく分からないと思っていた。でも何周もして本当に大きな夢や圧倒的な希望を私が信じて歌ってみることで、疑り深い心を持った人たちに、少しでも光がさしたら良いなと思って作った1曲です。」 と続け、デビュー曲の“彼に守ってほしい10のこと”へ。どこをとっても耳に残るこの曲で一気にテンションを上げると、“よるのさんぽ”後のMCで、リハーサル終わりにバンドメンバーがハッピーバースデーを歌ってくれた話を。

するとフロアからも自然とハッピーバースデーの大合唱。これには植田の顔にも笑顔が綻ぶ。更にイントロから歓声が飛んだ“中華街へ行きましょう”では、チャイナサウンドとミラーボールの光にオーディエンスのテンションもMAX!
「本当にあっという間の時間でした。皆さんそれぞれの時間がある中でこうやってひとつの時間で、空間で、一緒に楽しむことが出来て本当に私は嬉しかったです。また明日から皆さんがちゃんと毎日自分のことを、自分以外の誰かのためのことを頑張れるようにと思って歌います。本当に今日はみなさんどうもありがとう!」そう挨拶すると、“変革の気、蜂蜜の夕陽”で本編終了。

降り注ぐアンコールで再び登場した植田が、歌とアコギとピアノでのワンマンライヴ “ラズワルドピアノワンマンツアー”の決定を発表。これは2013年から定期的に開催してきたライヴで、東京は2015年1月10日(土)渋谷www、大阪は1月18日(日)BIG CATで開催。

歓声が止まぬ中、メジャーデビュー第2弾シングル『ザクロの実』を11月19日(水)にリリースすることも発表!

更なる興奮の歓声と拍手の坩堝に包まれながら、「これを言うのに今日は頭からずっと緊張していました(笑)。」と、植田も最高の笑顔を見せた。そしてそのタイトル曲“ザクロの実”をいち早く披露。熱狂のアンコール、そして【植田真梨恵 LIVE TOUR 2014 UTAUTAU vol.1】は、“サファイア!”で熱量を上げたオーディエンスの大合唱と共に幕を閉じた。

text:秋山昌未


■ 植田真梨恵 オフィシャルサイト
http://uedamarie.com/

 

フォトギャラリー

セットリスト


植田真梨恵LIVE TOUR 2014 UTAUTAU vol.1
2014.9.23 原宿アストロホール


01. メリーゴーランド
02. ミルキー
03. 心と体
04. きえるみたい
05. 未完成品
06. シンクロ
07. 世界の終わり
08. おおかみ少年
09. アリス
10. ダラダラ-demo- 
11.朝焼けの番人
12. 愛と熱、溶解
13. 彼に守ってほしい10のこと
14. S・O・S
15. よるのさんぽ
16. カーテンの刺繍
17. 中華街へ行きましょう
18. ハルシネーション
19. 変革の気、蜂蜜の夕陽

Encore

E1. ザクロの実
E2. サファイア!

 

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Live Report

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