ARTIST : various artists
TITLE : Forma. 3.10
RELEASE DATE : 8月11日
PRICE : ¥2,310
CD NUMBER : PFCD21
LABEL : PROGRESSIVE FOrM
10年近くに渡り日本のエレクトロニック・ミュージック・シーンに様々な高いクオリティーの作品を送り続けてきたPROGRESSIVE FOrM。その記念碑的コンピレーション・アルバム「Forma(フォルマ)」シリーズの第3弾が7年の歳月を経て、シーンの指針を示すと言っても過言ではない素晴らしい内容でリリースされた。
そして、去る8月22日 EATS and MEETS Cay(スパイラルB1F)にて、「PROGRESSIVE FOrM presents New Sounds of Tokyo Vol.6」が開催され、日曜の昼下がり、心地良いサウンドにオーディエンスは酔いしれた。
Luis Nanook
ヴォーカル・ギターの佐立努と、エレクトロニクス担当の畠山地平によるユニット。
佐立のどこか中性的なヴォーカルと畠山の作り出す電子音が、独特な世界を展開するアシッド・フォークのようにも聴こえる。アルバム「Place」は必聴だ。
Ngatari
ヴォーカリストJessicaと、コンポーザー / ピアニストの須山真怜 (monobook主宰) によるユニット。
この2人にサポートドラムを加えた3ピースながら、音空間に、まったく別な楽器の音も聴こえてくるような、そんなイマジネーションをさせてくれる演奏だ。ポップな現代音楽とでも言うべきか?ぜひその耳で確かめてみてほしい。
Evade
中国マカオをベースに活動する、Sonia Lao Ka Ian (ボーカル)、Brandon Lam (ギター)、Faye Choi (プログラミング)の3人からなるユニット。フォークトロニカなアプローチが非常に心地いい。ラストでは森田童子のカヴァーも聴かせてくれた。
Miyauchi Yuri
海外から「ラップトップ世代のアントニオス・カルロス・ジョビン」とも評された次世代アーティスト。
即興的に多重録音させた音をシーケンスさせて曲を完成させていく、まさにライブペインティングのような演奏は圧巻。MCでの和やかなトークも魅力だ。
kadan/haruka nakamura
2nd Album「twilight」をリリースしたharuka nakamura。繊細かつメランコリックな演奏は今宵のラストにふさわしく、一音一音心に刻み込むように聴いている自分がいた。
Forma. 3.10
01. Yuanyuan - Alarmist
02. Seiji Takahashi - Gion
03. Nakagawa Takuma a.k.a. Nobi - Smoke
04. Jun Nishimura - Falcon
05. Caelum - Kyrie
06. Tessei Tojo - Blue Fog
07. Miyauchi Yûri - bdq_
08. eater - Rhythm of Japanese Garden
09. Pawn - Morning Tone
10. Marei Suyama (Ngatari) - Pidgin op.1
11. Minus Lex - Minus Lex
12. Junichi Akagawa - Flus
13. Sooner - Barely Confine
14. Serph - Scenery
15. Sabi - Loose Contruulled
16. Geskia! - Viola
17. Taishin Inoue - Voices in Cells
18. Chisato Ohori – Caitokali
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