2012/5/27（日） 、Billboard Live TOKYOで行われた9mm Parabellum Bullet史上初の"全編"アコースティックセットによるライブ「MTV Unplugged」が、DVD(ライブ映像)＋CD(ライブ音源)として発売。

このライブは抽選で選ばれたわずか150名のみに向けての貴重なステージ。

MTVでは放送されなかった「Sleepwalk」「悪いクスリ」を含め、全曲ライブ映像14曲を完全収録！

その上、Unpluggedライブならではの緩やかなライブ中のトークもふんだんに収録。
ボーナスコンテンツとして、MTV Unpluggedへ向けたリハーサルやインタビューなどのオフショット映像付き！

アグレッシブでテクニカルなサウンドが魅力のこのバンド、アコースティックでの表現は実に難しいことだと思う。
特に、ツーバス・ドラム・セットでの爆裂ドラム・プレイが特徴的な "かみじょうちひろ" は、相当アプローチを変えなければいけなかった筈だ。
しかし、そこは実力派。群を抜いたテクニックと感性を持つ9mm Parabellum Bulletは、CD音源とはまたひと味違うアレンジで見事に仕上げてくれた。

滝善充のギターテクは、さすがギターの妖精!!と、うなってしまうがその中でも「Living Dying Message」や「Punishment」は聴いているだけでアツくなり、オーディエンスの手拍子や歓声もその素晴らしさを物語っていた。


そしてデビューシングルの「Discommunication」のインパクトあるメロディラインはアコースティックでもその強さを失っていなかった!

また、カヴァーを2曲披露していて、1曲はピエール・ポルトの「フライデー・ナイト・ファンタジー｣。アラフォー世代から上の人たちはこれを聴いて『金曜ロードショー』（現・『金曜ロードSHOW!』）を思い浮かべたのでは？

もう1曲は、こちらも懐かしい山本リンダさんの「どうにもとまらない」。

サウンドにどこか懐かしさを持つ彼らだからこそ、この2曲のカヴァーもしっくりハマる。
残念ながらこのライブに行けなかった人達（勿論行くことが出来た人達も!）は、ここに改めて9mm Parabellum Bulletの素晴らしさを知って欲しい!!

ちなみにこの作品はシリアルNo.入り9,999枚完全生産限定盤なので、早めにゲット!