2010年、各曲に1人ずつヴォーカリストを迎えた“Shipシリーズ3部作『Shipahead』が完結編をむかえ、今作『Joyous』ではフォーマットを一新。作品に参加するヴォーカルを4人に絞り込む形をとった。

そして、その参加ヴォーカリストが豪華かつバラエティに溢れている。

35周年を迎え、活動再開でこの夏を沸かせたサザンオールスターズの原 由子。
全方位型音楽で中毒性のあるポップ・ウィルスを拡散させる東洋一のサウンドマシーン、クレイジーケンバンドを率いる横山 剣。
圧倒的なパフォーマンスと独創性で魅せる椎名林檎。
唯一無二の歌声と幅広い音楽的バックグラウンドを持つ注目のシンガーソン グライターさかいゆう。
各々が持つ個性的な音色と卓越したパフォーマンスは蔦のように絡み合い、色鮮やかな表情を持った楽曲が完成。

これだけの名立たるヴォーカリストが1曲の中でコラボレーションすることは奇跡的かつ歴史的な事件。

録音は新たに創設された冨田ラボのプライベートスタジオにて、2012年末から2013年初頭にかけて実施され、作詞は椎名林檎、高橋幸宏、坂本慎太郎（ex.ゆらゆら帝国）、中納良恵（EGO-WRAPPIN’）、堀込高樹（KIRINJI）、青山陽一が担当。
4人それぞれのソロヴォーカル曲に加え、「この世は不思議」、「都会の夜 わたしの街」ではゲスト全員で1曲を歌い上げる。

タイトル『Joyous』が意味する "歓喜" 、至高の歌声が醸し出す "洗練" 、そして情景豊かな歌詞に紡がれる "ファンタジー（幻想）" 、それぞれが溶け合い組み合わさることで、冨田ラボの新たなフェーズに相応しい作品を形作っている。

アルバム初回限定盤にはBonus Discを封入。

本編ではさかいゆうが歌う「いつもどこでも」を、多くのアーティストコラボレーションでもお馴染みの児玉奈央が歌唱。

このバージョンは、昨年「ホクト」CMソングにも起用されて話題になった。
また、本編Discに収録されたヴォーカル楽曲のインストバージョン7曲も合わせて収録。
ほぼ全ての楽曲を自演し、構築する冨田ラボの辣腕をより深く堪能できる特典。



■ オフィシャルHP
http://www.tomitalab.com/