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ディスク・レビュー

nhhmbase(ネハンベース)

ARTIST : nhhmbase(ネハンベース)

TITLE : 水辺の鼓

RELEASE DATE : 2014年3月19日(水)

PRICE : ¥1,000(税抜)

CD NUMBER : rpmd-003

LABEL : rpmdrecords


1.水辺の鼓
2.ノスタルショートカット
3.廃る(single mix)

前作『3 1/2』制作時に録音された未発表曲『水辺の鼓』、『ノスタルショートカット』にシングルカットで『廃る(single mix)』を加えた3曲入り1stシングル。この3曲はそれぞれの主題を模倣しながら展開していく。

シンプルな和音が独特の変拍子に乗った『水辺の鼓』、美しい旋律のピアノバラード『ノスタルショートカット』、転調を繰り返しながら次第に調性自体も破綻しそうになるインストゥルメンタルソング『廃る』。この3部作のようなシングルの構想は2011年だった。東日本大震災直後にマモルは想いを『畦道』で歌った。その『畦道』に対するnhhmbaseからの回答として、第3期nhhmbase最初の曲として、マモルは『ノスタルショートカット』を書き上げた。作曲から初演までは1ヶ月とnhhmbaseとしては驚くべきスピードであった。そして新たに前奏曲『水辺の鼓』、後奏曲『廃る』を書き上げ、2012年、『3 1/2』収録の曲と共にレコーディング。これらはすべて短い楽曲だが、nhhmbaseの真髄であるメロディーの間隙を縫うようなトリッキーなリズムに全国区で拍が取れなくなる。


■ 特典CD『波紋クロス』

01.波紋クロス
02.ひだまりのうた
03.無題
04.蜻蛉日記
05.パラソルライフ
06.フラット
07.コインゲーム
08.残像s
09.oint60
10.フライト前戯
11.波紋クロス(本編)

特典の『波紋クロス』全11曲のリメイク盤だが、オリジナル盤(※1)は、54-71の川口賢太郎と、8otto、モーモールルギャバン、嘘つきバービーなどを手がけたヨシオカトシカズをプロデューサーに迎え5日間の苦行の末、2008年に& recordsより発表した第1期nhhmbaseオリジナルメンバーでの最後のスタジオ録音盤である。

音源そのものもモノラル一発録りというエディット主体となりつつあった当時の音源制作へのカウンターとしては斬新であったが、制作現場での軟禁と拷問も当時のライフスタイルに渇を入れる濃厚なカウンターであった。それはまさにライブであった。しかしその壮絶なレコーディングの代償としてリリースツアー直後台湾公演を最後にnhhmbaseは空中分解となった。解散後すぐの2009年に、マモルはエンジニアに岩谷啓士郎(※2)を迎えもう一度『波紋クロス』の制作を始めた。リズムトラックのレコーディングは2009年前半で終え、その後バンド活動の合間を縫ってヴォーカル録音が行われた。


■ Official HP
http://www.nhhmbase.com/

■ Facebook
https://www.facebook.com/nhhmbase

■ twitter
https://twitter.com/nhhmbase/

■ SoundCloud
https://soundcloud.com/#rpmdrecords

■ Youtube
http://www.youtube.com/nhhmbase

リリース情報

nhhmbase(ネハンベース)
「水辺の鼓」
2014年3月19日(水)発売

nhhm_1st_single20140128.jpg
rpmd-003 / ¥1,000(税抜)

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