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吉田山田がワンマンライブ『吉田山田祭り2015〜ホロリもあるよ〜』を開催!

2015.08.31 吉田山田

20150831180019.jpg8月29日(土)、上野恩賜公園水上音楽堂にて、二人組男性アーティスト吉田山田がワンマンライブ『吉田山田祭り2015〜ホロリもある よ〜』を開催した。この夏は数々のイベントにも出演し、全国各地を賑わせてきたが、この夏の集大成とも言えるライブで締めくくった。

この日の会場はお祭りにちなんで提灯に見立てた赤と白の風船がステージから客席へとアーチを描き、SEも祭囃子が流れる。ライブグッズも赤を 基調としたタオルやうちわが販売され、会場中が赤く染まっており、いつもとは違った雰囲気に会場の期待も高まる。

ステージに登場したのは浴衣姿の吉田山田の二人。大歓声の中、吉田結威(Gu&Vo)のアコースティックギターにのせて山田義孝 (Vo)がしっとりと歌い始める。この日の1曲目は「夏のペダル」。前回の全国ツアー『吉田山田ツアー2015』では、会場のボルテージを一気に盛り上げた楽曲だが、今回はバラードバージョンで会場を一気に引き込んだ。

山田の「『吉田山田祭り2015〜ホロリもあるよ〜』へようこそ!」の挨拶から二人のハーモニーを惜しみなく披露。「全部そのままのキミでいい」「ラブレター」「一番星」と続け、会場中が二人の歌声に酔いしれる。夏の終わりのこの時期は宿題に追われていたというエピソードを話すと会場の子供達からのリアクションも。幅広い層に支持される吉田山田ならではである。続く「泣いてもいいよ」は、デビュー5周年を記念した『555ツアー』で行った全曲ライブでは「泣いてもいいよ」の1フレーズしか歌われず、久しぶりの懐かしい曲の披露に会場からも喜びの歓声も送られた。「ソウルフード」では、タンバリンとすずの奏者を山田が 客席へ行きお客さんの中から選び、ステージに登壇して一緒に演奏。このスペシャルセッションの後には、一緒に演奏した証としてスタッフパスを首からかけてあげ、使用したタンバリンとすずをプレゼントするなど和やかなムードに包まれた。

また、この日は来場者にアンケート用紙が配られ、お客さんからリクエストを募集。それに応える形で「約束のマーチ」を披露。「そろそろ皆の歌声も聴きたいなと思っているんですが歌ってくれるかな!?」と「ツボミ」を歌唱。「Oh Yeah〜」のやり取りを会場近くの上野動物園のパンダの名前で「リーリー〜」「シンシン〜」と変えたり、「ハチ公〜」「隆盛〜」「アメ横〜」「秋葉 原〜」とご当地ネタも織り交ぜる。「魔法のような」でも「LALALA〜」の大合唱が会場中に響き渡り第一部の幕を閉じた。この日は三部構成 となっており、インターバルでは彼らのレギュラーラジオ『吉田山田のオールナイトニッポン0』とコラボをしたラジオパートをはさむ。山田うどんのキッチンカーによるフード販売も行われており、インターバルでは行列が出来るほどで、転換の合間にも会場を楽しませる。

ラジオパートの終わり際には、6月にリリースされたシングル「キミに会いたいな」を曲紹介。その間にアロハシャツに着替えた吉田山田がバンドを従えて登場。すると2番から生演奏に切り替わるという粋な第二部の始まりに会場からは拍手と歓声があがる。「希望とキャンディ」「HOME」と披露し、バンドが加わったことによる重厚なサウンドで、第一部とはガラリと雰囲気を変える。MCでは、先ほどのラジオパートに 触れ、楽屋裏での『オールナイトニッポン0』スタッフとのやり取りなどラジオを聴いている人なら思わず頷いてしまうようなエピソードも披露。 前回のツアーでもハートフルな楽曲で話題となった「好きだよ」、ジャジーなピアノイントロが印象的な「風と雲と虹」、海を彷彿とさせる青い照明に包まれた「航海」、「生まれなきゃよかった」という歌い出しからドラマティックな展開を見せる「メリーゴーランド」と吉田山田の振り幅の 広さを見せつけてから「バラードが続いたので、盛り上がっていきたいなと思います!」の一言に会場は総立ち。「カシオペア」「イッパツ」と続け、待ってましたと言わんばかりにタオルを振り回すなど会場のボルテージが最高潮のまま第二部は終了。

再び訪れたラジオパートでは、ライブで 恒例のグッズ紹介をラジオショッピング風に紹介。山田扮する『やまた社長』による紹介では、くしゃみをしてしまうハプニングもあり会場中は大爆笑。さらに、この日限りのコラボアイテムとして『オールナイトニッポン0』のコラボTシャツを終演後に販売することも発表し会場を大いに楽しませた。

第三部は「ルーとナンシー」からスタート。ヴァイオリンによる演奏が加わり、メッセージ性の強い楽曲にもさらに彩りが添えられる。「花鳥風 月」「明日がくるよ」そして「日々」。畳み掛けるように披露される曲たちに涙をぬぐいながら聴き入る会場からは大きな拍手が送られる。バンドチームの紹介から「涙流星群」「ORION」と再び会場を総立ちにさせ盛り上げる。日も暮れていよいよライブはクライマックスへ。

吉田はここまでやってきた感想を述べながら「来年もやった方がいいと思いません?第一回目は大成功といっていいんじゃないでしょうか!?」と誇らしげに語った。山田も「歌っている時間を二時間、三時間で終わらせたくなくて、今日のこの時間がずっと続いていったらいいな」と感動的になったかと思いきや、またしても噛んでしまうという和やかな場面も。会場中をひとつにしたいと山田が大きく指揮をしながら「ハローグッバイ」を披露。会場もそれに応えるように手を振り、歌い、ひとつになる。改めて感謝を述べながら、最後はお祭りらしく終えたいと、ワッショイの音頭で会場を煽りながら盛り上げる。最後の曲は、この日のスタートでもあった「夏のペダル」。ワッショイの掛け声も織り交ぜながらのアレンジに会場はお祭り 騒ぎ。惜しみなく声を出し、手をあげ、締めくくりに相応しい盛り上がりで祭りを終えた。終演の影アナも山田によるもので最後の最後まで会場を楽しませた。影アナ後に流れ始めた「夏のペダル」のインストでは、名残を惜しむ会場からは歌声が聞こえ始め、ファンの大合唱によるこの日三回目の「夏のペダル」で幕を閉じた。

11月からは全国ツアー「吉田山田ツアー2015冬」が控えている。今年二度目の全国ツアーとなるが、更なるステージを見せてくれることは間 違いないであろう。彼らの活躍を大いに期待させる夏の一夜であった。


□ セットリスト
第一部
1.夏のペダル
2.全部そのままのキミでいい
3.ラブレター
4.一番星
5.泣いてもいいよ
6.ソウルフード
7.約束のマーチ(リクエスト曲)
8.ツボミ
9.魔法のような
〜休憩・オールナイトニッポン0風ラジオトーク1〜
第二部
1.キミに会いたいな
2.希望とキャンディ
3.HOME
4.好きだよ
5.風と雲と虹
6.航海
7.メリーゴーランド
8.カシオペア
9.イッパツ
〜休憩・オールナイトニッポン0風ラジオトーク2〜
第三部
1.ルーとナンシー
2.花鳥風月
3.明日がくるよ
4.日々
5.涙流星群
6.ORION
7.ハローグッバイ
8.夏のペダル


■ 吉田山田オフィシャルサイト
http://yoshidayamada.com/

 

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