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グッドモーニングアメリカ「未来へのスパイラル」インタビュー Page3


ー ちなみに、曲を作る際はライヴを意識しますか?

金廣:絶対にします!でも今作で意識したかというと実はそうでもなかったんです。というのも、ライヴを意識して曲を作るということが基盤になっているのであえて意識を持っていかなくても出来たのだと思います。


ー すでにライヴというのが、グッドモーニングアメリカにとって骨肉化している証拠ですね。

金廣:そうかもしれません。


ー これだけアッパーな楽曲が多いと、ベースのゴリゴリな骨太感を前面に打ち出すバンドも多いと思うんだけど、グッドモーニングアメリカの場合、そうではない気がしたのですが。

金廣:僕自身、ベースに求めることはシンプルでカッコいいということで、難しいことは求めていない。それに4ピースなのでそんなにベース音が目立つ場所を作ろうとも思わないですし。それよりはギターのウワモノが乗っている方が面白いと思っています。


ー ということは、重みよりも疾走感を出したい?

金廣:そうです!絶対にその方がカッコいいと思っています。だから8ビートのカッコいいビートでずっと引っ張っていって欲しいですし、そういう音楽の方が好きかもしれません。


ー なるほど。ちなみにメンバーそれぞれルーツになっているのは、どういう音楽ですか?

金廣:みんな結構バラバラだと思います。

たなしん:僕は元々はJ-POPが好きなんですが、高校に入ってこのバンドを始めた頃にNOFXみたいなメロコアや洋楽の西海岸パンクを聴いていたので、バンドとして自分のルーツはそういうところにあると思います。

ペギ:僕はフー・ファイターズが大好きです!


ー フー・ファイターズ良いですよね!

ペギ:カッコいいですよね。あと昔から聴いていたのは、オールドのメロディックハードコア。例えばストライク・エニウェアやカムバック・キッドのようなハードコア寄りでビートも早いものは好きです。でも最近はやはりフー・ファイターズかな。男らしいロック!

金廣:僕は小さい頃ずっとJ-POPを聴いていたので、そこが自分のルーツなのかなとは思いますが、バンドとしてビートやメロディの基盤にしているルーツはオアシスやブラーが全盛期だった90年代中期のブリティッシュです。僕はステレオ・フォニックスが一番好きなんですが、やはりオアシスやブラーも好きでそれは今も変わらず好きです。それで高校に入ってメロコアを聴きだしたという感じです。

渡邊:僕はギターに関していえば、U2のジ・エッジのフレーズが唯一すごく好きです。それまではあまり好きなギタリストとかいなかったんですけど、ジ・エッジの出す音は昔から好きですね。あとあとよく聴くのはペギのようにゴリゴリで男らしいサウンドというよりは、コールド・プレイのようにリズムが大きい音楽。


ー 具体的には?

渡邊:コールド・プレイやコープランドが好きです。U2もどちらかというとそっち寄りだと思いますし。


ー なるほど。では楽曲の話に戻りますが、タイトル曲「未来へのスパイラル」では、変わらぬ日常の混沌とした風景に翻弄されている様が歌詞の殆どを占めているけど、たった一言“循環ではなく未来へのスパイラル”という歌詞の存在感だけで、それがある種の光明に変わるというか。

金廣:そう、光に変わります。この曲は歌詞がメロディと共に浮かんだんです。意識しているわけではなかったのですが、今振り返ると自分達バンドのことを歌っているのかなと。昔、良いことも悪いことも色々あって右往左往、同じところをグルグル回っているような感覚だった時期があったんですけど、それでも全てが自分の身になってきちんと前へ進んで今ここにいれているんだということを、こうやってインタビュー受けさせていただいている時などは特に感じます。


ー 元々、グッドモーニングアメリカはメジャー志向だったんですか?

金廣:うーん、どうだろう。メジャー志向というのがあんまり分からないんですよ。でも、色々な人に聴いて欲しいという想いは強いし、ポピュラリティーのあることをしていこうとは気持ちも強いので、そういう意味ではメジャーというフィールドが一番当てはまるのかもしれません。


ー 例えばレコード会社へデモテープを送ったりは?

ペギ:グッドモーニングアメリカという名前になってからはしました。それは何も分かっていない時にただ必死でやっていたことだったんですが、だからといって絵に描いたようにすぐに誰かが来て「君たち今すぐうちのレーベルに来なさい。明日からメジャーデビューだ!」なんて話はないし(笑)。だからメンバーチェンジも経てコツコツやってきました。


ー「下らない毎日が」は無情さを打ち出すことで、逆に“生きる”ことを表現しているように感じました。ある種の表裏一体さというか。

金廣:まさに表裏一体だと思います。でも実はそこまで深くは考えていなかったんですけどね(笑)。ただ、何が下らないのかなと掘り下げていったらこういう歌詞になりました。


ー 歌詞は結構インスピレーションで考える方ですか?

金廣:そうですね。詞先ではないので、メロディに当てはまる言葉が浮かんでくるというタイプだと思います。浮かばない時は言葉を探したり、自分が今本当に思っていることや少し前に感じてずっと引っかかっていることを掘り下げて、その曲に合うフレーズに仕上げていきます。「ロールプレイングゲーム」はそっちでした。ずっとゲームはしていなかったけど30歳前になってハマるようになって(笑)。だから自分的にはすごく旬です。


ー「餞の詩」や「あなたに逢えて」はアルバムの中でも質の違う暖かいラブソング楽曲で、「あなたに逢えて」の“あなたの最寄り駅 その路線 地名も全部 大好きな言葉が 増え続ける”という歌詞に 溢れ出す程の愛情を感じました。

金廣:この曲は1年位前からあたためていて、フレーズやメロディをいつか使いたいと思っていました。それで今回フルアルバムを録るということになったので形に出来て。
“あなたに逢えて良かった”というフレーズはすでに決まっていましたので、じゃあ何故あなたに逢えて良かったのだろう?と、いつものように掘り下げていったのですが「あなたに逢えて良かった」ということは、この二人は別れてしまったのか、うまくいったのか、そのどちらにも受け取れるという落としどころを考えるまでが苦労しました。


 

リリース情報

1st FULL ALBUM
『未来へのスパイラル』

2013年5月8日 リリース

1. ファイティングポーズ
2. キャッチアンドリリース
3. タイムスリップしたみたいに
4. 未来へのスパイラル
5. ロールプレイングゲーム
6. 突破していこう
7. 風で高く舞い上がれる程
8. たった6文字じゃ
9. あなたに逢えて
10. バンバンガンガン
11. 下らない毎日が
餞の詩

初回盤DVD
「輝く方へリリースツアーファイナル」@渋谷CLUB QUATTRO 2012.09.30
1.だけど不安です
2.ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ
3.光となって
4.言葉にならない
5.心臓抉って
6.空ばかり見ていた
MUSIC VIDEO「輝く方へ」

LIVE情報

FM802 presents Rockin’ Radio! -OSAKAJOH YAON- upported by SPACE SHOWER TV
6月2日(日)大阪城音楽堂(野音・雨天決行&荒天中止)

[Champagne]/東京カランコロン/TOTALFAT/ドレスコーズ/HUSKING BEE/0.8秒と衝撃。

LACHIC presents SAKAE SP-RING 2013
6月8日(土)・9日(日)
※出演はどちらか1日になります。

Interview

Live Report

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