ー “「光」について”ですが、歌ってる歌詞と歌詞カードの言葉の並びが違うのは、意図的らしいけどあえて理由をきいていい?
松尾:GHM時代から、詩として読んでも成立するようにしたいという想いはあって、ただ歌詞を繰り返し書くには意味がないと思う時があるんです。それは強く言いたいから連発しているだけだし。だから歌詞として表記する必要がないと思う時はこういう書き方をします。
ー そういうことだったんですね。作りとしては画期的だし、歌詞カードで見ている言葉と歌の言葉が違うと、それはそれで違う言葉が映像みたくオーバーラップしている感じがして面白かった。
松尾:おー!そうなんだ。じゃあ大成功ですね。
ー “花のテーマ”はナカハラくんとの共作?すごくサウンド面も新鮮だった。
松尾:この曲は元々、コウタ発信なんです。
ー 確かに松尾メロディではない気がした。
松尾:そうですね。
ナカハラ:僕は結構ポップな作品が好きなんです。HOLIDAYS OF SEVENTEENもウルトラポップだし(笑)。この曲はJELLYFiSH FLOWER'Sとして活動する上で僕が一番最初に作った曲なんですが、どうやったら松尾くんが歌った時に映えるかなということを考えながら作りました。僕個人も松尾くんの違う側面を見たいという気持ちもあって。だからちょっと無理矢理、別の要素で作りました。
松尾:でも、無理矢理とはいえども、結構上手にまとまったと思います。
ー うん、すごく良かったし松尾くんの違う側面というのはファンにとっても新鮮。松尾くんとしては自分以外が作った楽曲を歌うのは難しかったですか?
松尾:最初はどうやって歌詞を乗せるんだろうと思ったけど、実際に歌詞をのせたら歌いにくいということはなくて結構しっくりきました。
ー その他でナカハラくん発信の曲はありますか?
松尾: “ライフイズビューティフル”のAメロもそうです。例えばコウタの方にいいフレーズがあったらそれをもらって僕がまとめたりしていますし、逆に「これ、リフつけておいてよ。」ってこっちからお願いしたり。普通にバンドっぽいことしています。
ー ちなみにナカハラくんはどういう音楽が好きなんですか。
ナカハラ:結構UKバンドのジメッとした壮大感が好きなんです。
ー 例えば?
ナカハラ:めちゃくちゃベタなんですが、「Fun.」は感動しましたね。よくあの人数でああいう音が出せるなって。まぁ「Fun.」はイギリスではありませんが。ああいう、シンプルなんだけど実はすごく凝ったことをしているのが好きなんです。一聴しただけだと、普通のシンプルな楽曲と感じる曲がいいですね。
ー でも聴き込むと、かなり細かいことをやっているというやつ。
ナカハラ:そうそう!
ー きっと曲づくりとしても出ていると思うけど、松尾くんも一緒に制作をしていて感じる?
松尾:コウタは僕が得意じゃない部分が得意だから任せきっています。それまでのキャリアや実際やってきたことも知っていますし。
ナカハラ:僕も僕で、本当にワンブロックだけしか作らないで松尾くんにブン投げることもあるし。「ヨロシク」って(笑)。
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ー ブン投げられて松尾くんはどう?
松尾:いや、楽ですよ。「Aメロある。ラッキー」みたいな(笑)。あとはそのメロに引っ張られて作ればいいですから。
ー “ライフイズビューティフル”はメロディや松尾くんの声の表情もそうだけど、ギターのリフにすごく情景を感じました。
ナカハラ:ありがとうございます!他の曲でもそうですが、激しい曲ではあえて淡々と弾いたり、松尾くんがクールに歌っている時はこっちが逆にグイッといったりします。
松尾:コウタのちょっとした間に入るギターフレーズって鍵盤ぽいですよね。
ー 確かに。しっかりメロディ掴んでいるし。
松尾:そう。それですぐに曲が分かる。それは凄いなと思います。それがあるから他の楽器がいらなくなって3人で作れるのがまたいい。足すことないよな。
ナカハラ:多分ないね。
amimo:ないね。
ー 確かにバンド内でそういう音の表現ができないと、どうしても楽曲のマンネリ化というのを感じてしまうよね。それはバンド側もそうだろうし、聴いている側としても。ましてや3ピースで音が少ない場合は特に重要な部分。
松尾:だからずっと3人で作れるんじゃないですかね。そんな気はします。
ー うんうん。
松尾:別の音が入るとしても鍵盤くらいかな。でも結局3人でやりそう。
JELLYFiSH FLOWER'S
「ジェリーフィッシュフラワーズ」
2013年6月5日発売
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1800円(税込み) TNAD-0041
松尾昭彦 & JELLYFiSH FLOWER'S
「1983」
2013年7月31日発売
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1050円(税込み) TNAD-0043
■ JELLYFiSH FLOWER'Sライヴ情報はオフィシャルサイトをチェック!
http://www.matsuo-akihiko.com/









