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Rie fu インタビュー Page2

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—— 芸術大学ではどういう授業をやられていましたか?

授業というのが日本とはまったく違う考え方なんです。アトリエを与えられて、朝何時に行って何時に帰ってもいいっていう自由な環境でそれぞれ作品のテーマも違って、映像作品からパフォーマンスから写真からペインティングなど、人それぞれ自由に作品を作って、週に一度だけ先生と1対1で相談する時間が設けられているんです。なのですごく個性を伸ばしてもらえたと思っています。ただ、学校に来なくても誰にも何も言われないので、モチベーションを上げていったり興味のあるテーマを見つけたりという自主性も鍛えられましたね。


—— 机に向かって理論の講義を受けるという授業はなかったんですか?

一切なかったですね。ペンキをバケツごとひっくり返すような感じの生活でした(笑)
学校の立地条件もとても良かったんです。ロンドンという街から勉強になったことも沢山ありますし、近くにナショナル・ギャラリーがあっていつでも無料で名画が観れるので、息抜きがてら5分くらい歩いて美術館で絵を観て、またスタジオに戻ってっていう、とても理想的な環境でした。



—— 2006年にカンヌ音楽祭への出演や弾き語りライブなどヨーロッパでも勢力的にライヴ活動をされていたんですよね?

そうですね。イギリスでも住んでいた時によく演ってました。去年もニューヨークに行っていろんなところで演りました。


—— 向こうの音楽シーンはどういう感じでした?

ひとりで全部ブッキングして行って演るという意味では、シーン以前にひとりの力でやることの難しさを実感しました。お客さんはアメリカだとすごくフランクに正直に反応してくれて、通りすがりで初めて聴いてくれた人も良かったら声をかけてくれるような偶然の出会いもたくさんありました。ロンドンでは一度ライヴして気に入ってくれたら次のライヴに繋がったり。あとニューヨークはやはりその地に住んで腰を落ち着けて活動していかないと難しいかなって思ったりもしました。いろいろ良い面も悪い面も実感できるので、海外で活動することで日本での環境にありがたみを持てたり、またアイデアが浮かんだりもしますしね。でもゆくゆくは向こうから呼ばれてライヴしたいなって思います。


—— 2007年にロンドン芸術大学を次席で卒業!すごいです。日本でも個展とかやられているんですよね。

はい。次席はいっぱいいるんですけどね(笑)。風景画が多いんです。


—— Rie fu さんの絵を見せていただきましたが、抽象画にも見えますよね。

そうですね。留学中色々な所に旅行に行ったんですが、その時の風景や、今もお仕事で行った場所で描くんですけど、風景画なんだけど少しデフォルメしたり、現実と空想を組み合わせたような作品を描きたいと思っているので、音楽と同じようにどこか異国感を感じてもらえたらなと思って描いてます。


—— 日本での個展は定期的にやってるんですか?

そうですね。去年と一昨年銀座のギャラリーでやりました。今年は音楽活動中心で。また作品がたくさん出来たらやりたいなって思ってます。


—— 今作『For You』はシングルとしてどんな仕上がりになりましたか?

シングルとしては約2年ぶりのリリースなので、今回はバラエティー豊かにアルバムと同じくらい曲の幅だったり、思い入れを込めようと考えて作りました。リード曲の「For You」は前向きで正直な気持ちを歌った曲なんですけど、自分もあまのじゃくでFor Youって言っても人のためじゃなくて本当は自分のためなんじゃないの?って思ってしまうのですが(笑)、そういう両方の視点から「For You」という言葉をテーマにしました。でも人のためにしてる事が自分にも返ってきてお互いにハッピーになれるっていうシンプルでストレートな前向きなメッセージをこの曲で伝えたいと思いますね。

 

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