twitter twitter
スキマスイッチ「DOUBLES BEST」インタビュー Page4


ー 初回生産限定盤Aには、今作の制作過程を追ったレコーディングドキュメント映像を収録した特典DVDが付くということですが、制作過程で印象に残ったエピソードなどありますか?

常田:やはりずっと同じところで作っていたので、食には悩みました。


ー 食ですか?(笑)

常田:特に最近、デリバリーが減っているんです。不況の煽りなんでしょうかね。だから、ローテーション、 ローテーションで。

大橋:(笑)


ー そうですよね!

常田:だから、本当に今迄で一番悩んだかもしれません(笑)。


ー ちなみに多かったメニューは何ですか?

常田:トンカツですかね。

大橋:美味しかったですよ(笑)。

常田:でも、それ位しか思いつかないほど面白かったです。

大橋:だから、今回の初回生産限定盤は是非観て欲しいです。ボリュームもかなりありますし、映画みたいですよ!


ー おお!!

大橋:それを観てから曲を聴くのと、観ないで聴くのでは、曲への入り方が大分違うと思いますので、是非映像を観てから曲を聴いて欲しいです。価格も少ししか変わらないですし。


ー そうですよね。これは私も観たいですもん!!

大橋:是非観てください! ライブも観てもらっているので、その分制作を観てもらうと色々面白いと思います。


ー そうですね。それに、制作現場というのは通常、なかなか観られるものではありませんし、それを観た上でライブを観ると、またそのDVDの制作現場が蘇ってくるという楽しさもありますしね。

大橋:そうそう!! それに、そのDVDを観てもらうと僕たち二人、案外お互いの話を聞いてないことも分かりますし(笑)。


ー あはは!

大橋:そういう人間性も丸出しな感じがして面白いと思います。


ー 2003年にデビューして2013年で丸10年。現在アニバーサリーイヤーですが、この10年というのは、お二人にとってどんな10年でしたか?

大橋:僕は早かったです。前半五年位までは目まぐるしすぎて、制作をやっていると思えばすぐライブをやって、ライブが終わったと思えば、もう制作をやってという感じだったので、一年のスピードが、もの凄かった。それに対応する力がついて来てからは、少しだけゆっくり制作をするようになったんですが、僕のソロ活動もありましたし、その後また二人で活動し始めて…と考えると、一瞬のようにも感じます。もう最初の三年は本当に死にそうでしたからね(笑)。


ー それだけ目まぐるしかったですね(笑)。

大橋:そういうことをこなす体になっていなかったし、初めてのことも多いじゃないですか。だからもう対応していくのが大変でした。

常田:断れなかったんだよね。キツイって言っちゃ駄目な気がしてたんです、最初の頃は。スタッフや周りにいるみんなの方がキツイんだろうなって思ってもいたので。今はもう、スケジュールの調整の相談をすることも出来るようになって、必要以上に自分へ負荷をかけることもなくなりました。

大橋:当時は、断るという選択肢はなかったよね。

常田:そうそう。タブーなことだと思ってた。


ー そういうことも経て考えると、常田さんもこの十年は早かったですか?

常田:いや、僕は逆に沢山やったなという感じです。あっという間という気持ちも勿論ありますけど、思い返すと本当に色々なことをやったという感じがするので。まぁそれでも他のアーティストの方々に比べればまだ少ない方らしいですけど。


ー そうなんですか?

常田:リリース数としては少ない方みたいですよ。僕らよりキャリア少なくても30枚位出してる人達もいますから。


ー 確かに最近、精力的にリリースするアーティストさんは増えていますね。10年の間に、スキマスイッチとしての分岐点というものは何度か感じたことありますか?

大橋:僕の中で最初の三年はまず一括りです。その後、次の分岐点は三枚目のアルバム『夕風ブレンド』をリリースした頃ですかね。まぁ分岐点というか、これは一つの区切りかもしれませんが。あと、ソロ活動は確実にそのひとつといえるでしょうし、その前にやった2007年、初のアリーナツアーも、それこそLOFTでライブをやっていた頃は想像もしていなかったですからね!あんな大きい場所が埋まるわけないと思いながら当日リハーサルやっていました(笑)。


ー そうだったんですね(笑)。

大橋:ええ。でもみんなで頑張って成功して、そのすぐ後にソロ活動だったので、世の中的には「何で?」という感じだったかもしれませんが、僕の人生としては絶妙なタイミングだったと思います。


ー 大橋さんのソロ活動というのは、その後のお二人の向き合い方にも、良い意味で変化を及ぼしたように感じました。

大橋:それはあると思います。

常田:卓弥のソロ前、ソロ後では曲の手触りも全然違うと思います。勿論、昔のようなアプローチを今もやってみようとは考えますが、やはりマインドが違うように思います。あと、もう一つの分岐点としては、ありがたいことに「奏(かなで)」がすごくヒットして、みんなに「聴いてるよ!」って言ってもらえて、それこそミュージックステーションのようなテレビの音楽番組に出ることが出来て、そこからオリコンの10位以内を目指すようにもなりました。「奏(かなで)」自体は、それでも10位以内には入ってないんですけど。


ー そうだったんですね。

常田:そうなんです。アルバム『夏雲ノイズ』の時に初めてデイリーで1位になって、最終的には週間ランキング2位だったんですが、当然ですがスタッフをはじめとする周りの人がすごく喜んでくれて、そこで一つジャンプアップ出来たのかなと思っています。


ー 今作を携えてのツアーが10月からも始まりますが、Sukimaswitch 10th Anniversary2003-2013ということで何か特別な想いなどありますか?

大橋:『DOUBLES BEST』をひっさげてということではあるんですが、結局二人だけで回ろうと思うのでアルバムの再現が難しいんです。今はその部分をどうしようかと考えているところなんですが、どちらにしろ相当練習しないと駄目だし、個々のスキルをきちんと上げていかないと51公演回るのは相当きついじゃないですか。


ー そうですね。

大橋:でも、ここにきてスキルアップするチャンスがあるということは、すごく良いことだと思うんです。十年やってきたから、このペースを守ればずっと音楽が出来ていけそうかなと思うとすぐ駄目になってしまう気がするので、喝を入れられる感じです。ただ、お客さんにはそんなことを考えず楽しんでもらいたいので、これからどんどんアイデアも出していこうと思っています。


ー 最後にエムファン読者のみなさんに一言お願いします。

大橋:セルフカバーは色々なアーティストも出されていますが、とても難しいアイテムだと思います。でも今回作ってみて、もし僕らの音楽を今迄聴いたことのない人が、ここから入ってくれたとしたら、オリジナルの方にさかのぼって欲しいと思いますし、オリジナルを聴いたことのある人なら多分、良い意味で裏切っていると思うので、楽しんでもらえると思います。それとは全く別モノという感覚でツアーに足を運んでもらえると三度も四度も楽しめると思いますので、是非ツアーも含めて僕らの音楽を聴いてください。

常田:『ユリーカ』と『DOUBLES BEST』のCDジャケットが、かなり面白いことになっているので、是非手に取ってもらいたいです! 特に『ユリーカ』は仕掛けが満載ですし、タイトルの意味である「わかったぞ!」ということがいくつかあるので楽しんで欲しいです。『DOUBLES BEST』も、中身を観るとかなり面白いことになっているので、パッケージも含め、手にとって歌詞も観て楽しんで欲しいという気持ちは、この二枚に関しては、今迄以上にあります。


ー ありがとうございました。ツアーも楽しみにしています。


取材・文/まさやん


■ スキマスイッチ オフィシャルHP
http://www.office-augusta.com/
sukimaswitch/




スキマスイッチ、サイン入りポラ写を抽選で1名様にプレゼント!

sukima_pre20120820125544.jpg

応募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

※上記未記入の場合無効となりますのでご注意ください。
※発表は発送をもって代えさせていただきます。

応募締切:2012年9月9日(日)24時

感想なども書いてご応募いただけるとうれしいです。みなさんのご応募お待ちしています。


 

リリース情報

スキマスイッチSelf Cover Best Album
「DOUBLES BEST」

2012年8月22日(水)発売

収録曲(初回生産限定盤/通常盤共通)
M1.「全力少年」
M2.「アイスクリーム シンドローム」
M3.「ふれて未来を」
M4.「藍」
M5.「螺旋(らせん)」
M6.「ボクノート」
M7.「雫」
M8.「晴ときどき曇」
M9.「view」
M10.「ガラナ」
M11.「奏(かなで)」
M.12「ただそれだけの風景」

初回生産限定盤A(2CD+DVD)

AUCL-20027~29
¥3,990(税込)
Sukima_DOUBLES_BEST_syokaiA.jpg


高品質CD:Blu-spec CDTM &スリーブケース仕様
●特典DVD 「DOUBLES BEST Recording Diary」付
〜必見!今作の制作過程を追った貴重なレコーディング・ドキュメント映像を収録。トータル80分を超える豪華特典DVD!
●最新シングル「ラストシーン」「ユリーカ」2曲のオリジナル音源を収録した、メンバー直筆メッセージ仕様ジャケットのボーナスCD付




初回生産限定盤B(2CD)

AUCL-20030~31
¥3,465(税込)
Sukima_DOUBLES_BEST_ShokaiB.jpg


高品質CD:Blu-spec CDTM &スリーブケース仕様
●最新シングル「ラストシーン」「ユリーカ」2曲のオリジナル音源を収録した、メンバー直筆メッセージ仕様ジャケットのボーナスCD付


通常盤
AUCL-90
¥3,059(税込)
Sukima_DOUBLES_BEST_Tsujo.jpg
 

amazon

LIVE情報

『Sukimaswitch 10th Anniversary 2003-2013 スキマスイッチ TOUR2012-2013 “DOUBLES ALL JAPAN”』
チケット代:全席指定 ¥6,300(税込) ※小学生以上有料
10月26日(金) 市原市市民会館 18:00/18:30 ソーゴー東京 03-3405-9999
11月1日(木) 東京エレクトロン韮崎文化ホール 18:00/18:30 ソーゴー東京03-3405-9999
11月7日(水) よこすか芸術劇場 18:00/18:30 ソーゴー東京 03-3405-9999
11月10日(土) 鹿沼市民文化センター 17:00/17:30 ソーゴー東京 03-3405-9999
11月15日(木) 郡山市民文化センター中ホール 18:00/18:30 キョードー東北 022-217-7788
11月16日(金 )山形市民会館大ホール 18:00/18:30 キョードー東北 022-217-7788
11月18日(日) 盛岡市民文化ホール大ホール 17:00/17:30 キョードー東北 022-217-7788
11月20日(火) 青森市民ホール 18:00/18:30 キョードー東北 022-217-7788
11月23日(金) 仙台サンプラザホール 17:00/17:30 キョードー東北022-217-7788
11月25日(日) 秋田市文化会館大ホール 17:00/17:30 キョードー東北 022-217-7788
11月30日(金) 中野サンプラザホール 17:45/18:30 ソーゴー東京 03-3405-9999
12月7日(金) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホール 18:00/18:30 GREENS 06-6882-1224
12月9日(日) 舞鶴市総合文化会館 17:00/17:30 GREENS 06-6882-1224
12月11日(火) 神戸国際会館こくさいホール 18:00/18:30 GREENS 06-6882-1224
12月13日(木) グランキューブ大阪(大阪国際会議場)17:45/18:30 GREENS 06-6882-1224
12月14日(金) 和歌山市民会館大ホール 18:00/18:30 GREENS 06-6882-1224
12月16日(日) なら100年会館 大ホール 17:00/17:30 GREENS 06-6882-1224
12月19日(水) 四日市市文化会館第1ホール 18:00/18:30 四日市市文化会館 059-354-4501 JAILHOUSE 052-936-6041
12月20日(木) 土岐市文化プラザサンホール 18:00/18:30 JAILHOUSE 052-936-6041
12月22日(土) 東海市立文化センター 17:00/17:30 JAILHOUSE 052-936-6041
1月11日(金) 長崎市民会館文化ホール 18:00/18:30 キョードー西日本 092-714-0159
1月12日(土) 佐賀市民会館 17:30/18:00 キョードー西日本 092-714-0159
1月14日(月) 宇佐文化会館 17:30/18:00 キョードー西日本 092-714-0159
1月17日(木) 日本特殊陶業市民会館(旧 名古屋市民会館)フォレストホール 18:00/18:30 JAILHOUSE 052-936-6041
1月18日(金) 清水文化会館マリナート 18:00/18:30 JAILHOUSE 052-936-6041
1月24日(木) 高知市文化プラザかるぽーと 18:00/18:30 デューク高知 088-822-4488
1月25日(金) 松山市総合コミュニティーセンターキャメリアホール 18:00/18:30 デューク松山 089-947-3535
1月27日(日) サンポートホール高松 17:00/17:30 デューク高松 087-822-2520
1月28日(月) 徳島市立文化センター 18:00/18:30 デューク高松 087-822-2520
2月2日(土) 小美玉市小川文化センター(アピオス) 17:00/17:30 東京 03-3405-9999
2月3日(日) 藤岡市みかぼみらい館 16:30/17:00 ソーゴー東京 03-3405-9999
2月8日(金) 防府市公会堂 18:00/18:30 ユニオン音楽事務所 082-247-6111
2月10日(日) 尾道市公会堂 16:30/17:00 ユニオン音楽事務所 082-247-6111
2月11日(月) 島根県民会館 16:30/17:00 ユニオン音楽事務所 082-247-6111
2月13日(水) 鳥取市民会館 18:00/18:30 ユニオン音楽事務所 082-247-6111
2月14日(木) 岡山市民会館 18:00/18:30 ユニオン音楽事務所 082-247-6111
2月19日(火) 富山県民会館 18:00/18:30 キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100
2月21日(木) 金沢市文化ホール 18:00/18:30 キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100
2月22日(金) 福井市文化会館 18:00/18:30 キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100
2月26日(火) 新潟テルサ 18:00/18:30 キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100
2月27日(水) ホクト文化ホール中ホール 18:00/18:30 キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100
3月1日(金) 川口総合文化センターリリアメインホール 17:45/18:30 ソーゴー東京 03-3405-9999
3月8日(金) 稚内総合文化センター大ホール 18:30/19:00 マウントアライブ 011-211-5600
3月10日(日) 札幌市民ホール 17:30/18:00 マウントアライブ 011-211-5600
3月11日(月) 函館市芸術ホール 18:30/19:00 マウントアライブ 011-211-5600
3月16日(土) 福岡サンパレス 17:30/18:00 キョードー西日本 092-714-0159
3月17日(日) 崇城大学市民ホール(熊本市民会館)17:30/18:00 キョードー西日本 092-714-0159
3月19日(火) 都城市総合文化ホール大ホール 18:30/19:00 キョードー西日本 092-714-0159
3月20日(水) 宝山ホール(鹿児島県文化センター)17:30/18:00 キョードー西日本 092-714-0159
3月27日(水) 渋谷公会堂 17:45/18:30 ソーゴー東京 03-3405-9999
3月31日(日) 沖縄市民会館大ホール 17:30/18:00 キョードー西日本 092-714-0159

「Augusta Camp 2012 Premium in KOCHI」
9月17日(月・祝):高知県民文化ホール・オレンジホール

「Setting Sun Sound Festival Vol.3×Augusta Camp 2012 in AMAMI」
10月21日(日):奄美市・大浜海浜公園野外ステージ

Interview

Live Report

Blog

ページの先頭へ

ホーム | プレスリリース | プライバシーポリシー | 広告に関しまして | お問い合わせ

  • facebook
  • ツイッター