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テスラは泣かない。『Lie to myself』インタビュー


ー 確かにメンバーでそういう人はいるのは、長い目で観ても心強いかも。では、飯野さんは?

テスラは泣かない。はこの人がいないと成り立たないぐらいに思っていて。簡単に言えばムードメーカー。すごくキツいことがあっても我慢していつもニコニコしている。そこは九州の人っていう感じです。ツアーの車中など長い移動時間だったり過酷なスケジュールでも、彼女がニコニコしていると僕ら男3人はすごく癒されて(笑)。だからムードメーカーだし、いなければならない存在だなと思います。…という感じで、結局褒めちゃいましたね(笑)。


ー 確かに(笑)。では村上さん自身は、メンバーにどう観られていると思います?

それこそ最近取材を受けさせていただくことも増えて、その中でキャラのことを訊かれると「あぁ、僕ってみんなにそう思われているんだ。」って分かることが多くなってきたんですが、やっぱり厄介で心が一番弱くて繊細…繊細って自分で言うのも気持ち悪いけど(笑)、すぐに機嫌が悪くなるし、逆に嬉しいことがあると爆発的に機嫌が良くなる。制作が上手くいかないと、もう籠って大変だし。でもみんなヴォーカルだから仕方ないというか、一種の諦めを持ちながら接してくれているんだなと思います(笑)。


ー きっとアーティスト気質なんだね。

自分ではあまりそう思っていなくて。わりとこの4人の中では社会に適合する能力はあるんじゃないかと思っていたんですけど、おそらく多数決を取ったら僕が一番社会性がないのかなと(笑)。


ー なるほど(笑)。4人のキャラクター性のバランスが面白いですね。

やっている音楽はすごくアグレッシブでソリッドな感じなんですが、内面は結構みんな優しくて。ツアー移動の車中でも女子会みたいなフワッとした感じです(笑)。だから俯瞰して観ると、すごくギャップはあると思います。


ー 今もアグレッシブという話が出ましたが、テスラは泣かない。は独特のリズム感を持っていますよね。 ピアノは躍動的でインパクトを持っている。バスドラも効果的にイントロからAメロへリズムを運び、全体的にはアグレッシブなのに、どこか整然と並んだ数式や図面のようなクールさもある。

ありがとうございます!今回clammbonのミトさんにプロデュースしてもらって、アレンジについても色々と勉強させていただきました。『Lie to myself』も『アンダーソン』も、一番言いたいことやその単語をサビに持って来たので、特にサビを聴いて欲しい。でも絶対、曲を通して飽きさせる間(ま)を一分も一秒も与えたくない。だから曲としては短い作りになっているんですが、サビに向かっての爆発感は非常に考えていて。でもAメロでも一秒も飽きさせないアレンジにはものすごく時間をかけます。楽曲のパーツパーツはわりと早く出来るんですが、その組み合わせには多分時間がかかっている方だと思います。


ー 今、ミトさんのお話が出ましたが、ミトさんはどういう点に重きをおいていましたか?

歌詞観です。歌詞と曲の持つ雰囲気やストーリー性に絶対ズレが生じてはいけない。例えば“Lie to myself”の「僕」や「あなた」の口調やキャラクターもそうです。歌詞の持つ表情とメロディも持つ表情が絶対にマッチしてないとミトさんはすぐに違和感を感じるので、特にその部分はストイックに進めました。歌詞を一緒に考えた時でも「騙されてしまえばいいさ」ではなく「騙されちゃえよ」とか、「握りしめているんでしょ」ではなく「 握りしめているんだ」。断定的な言葉を使って欲しいし、「こうです」って言い切ろうって言われました。楽曲としてもずっと四つ打ちでバシッとする。不安定なところは寸分許さない方でした。


ー 大変でしたか?

いえ。今回ミトさんと一緒にプリプロを考えたんですが、ミトさんの発する言葉のひとつひとつにハッとさせられました。まさに目からウロコという言葉がピッタリ。自分達には無い引き出しをどんどん提案してくださったので、僕はプリプロの段階で、これは絶対自分たちのものにしなきゃいけないと思い、メモも結構とりました。だから今は新しい楽曲制作をする中でも、今迄自分達には無い引き出しが自然と出てきて、これは本当にミトさんのお陰だなと思っています。


 

リリース情報

テスラは泣かない。メジャー1stシングル
『Lie to myself』

2014年4月23日
発売
Lietomyself_j.jpg
TYCT-30025 / ¥500(税込)

収録曲

M1. Lie to myself
M2. アンダーソン
M3. LIVE Track at Shimokitazawa SHELTER 2014.2.12 -Official Bootleg-
M-1 & M-2 Puroduce by ミト(クラムボン)

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LIVE情報

メジャー1stシングル「Lie to myself」リリース記念ライブ開催決定
「Lie to myself」 RELEASE LIVE【LIE TO YOURSELF】


4月30日(水)鹿児島 SR HALL
ONE MAN LIVE!!
OPEN/19:00 START/19:30
前売:¥2,500 / 当日:¥2,800 (ドリンク代別)

5月15日(木)新代田 FEVER
GUEST : ヒトリエ
OPEN/18:30 START/19:00
前売:¥2,500 / 当日:¥2,800 (ドリンク代別)

EMI ROCKS neo
4月24日(木)渋谷CLUB QUATTRO
w/ 赤い公園<special act>/ GLIM SPANKY / ミラーマン
open 18:00 / start 18:30
前売り:¥2,800(税込) ※ドリンク代別

Niigata Rainbow ROCK Market 2014
5月4日(日)新潟サーキットイベント

MAN WITH A MISSION Tales of Purefly Tour 2014
5月8日(木)熊本・DRUM Be-9 V1
w/MAN WITH A MISSION
OPEN 18:30 / START 19:00

RUSH BALL☆R
5月10日(土)大阪城音楽堂
w/ go!go!vanillas / indigo la End / Kidori Kidori / Northen19
 Rhythmic Toy World / SHISHAMO / TOTALFAT / ドラマチックアラスカ
OPEN 11:00 / START 12:00
前売り¥831 / 当日¥1,000

5月11日(日)福岡・graf
w / go!go!vanillas / HAPPY
 OPEN17:30 / START18:00
前売¥2,300(税込)/当日¥2,800(税込)各D代別

Date fm presents「Sendai Music Attack ! -vol.3-」
5月17日(土)仙台 darwin
w/ Charisma.com / 真空ホロウ / ふくろうず / hotal light hill’s band
OPEN 16:30 / START 17:00
前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000(D代別・6歳未満入場不可)

FM NORTH WAVE & WESS presents【IMPACT!Ⅵ】
5月24日(土)北海道・札幌cube garden
w/大森靖子 / Kidori Kidori / フレデリック / Brian the Sun

名古屋サーキットイベント「SAKAE SP-RING 2014」
6月7日(土)・8日(日)

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO 出演決定!!!
8月15日(金)16日(土)石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ

 

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