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井出情児 写真・映像展「死ぬまで待てない」オープニングイベント

2011.05.26

東京・青山スパイラル「CAY」にて明日27日(金)まで開催、井出情児 写真・映像展「死ぬまで待てない」のオープニングイベントが5月23日(月)同所にて行われた。
70年代ロックシーンを真っ只中で撮り続けてきた「時代の目撃者」、井出情児の作品展ではRCサクセション、 はっぴいえんどをはじめ、 村八分やカルメンマキなど多くのミュージシャンの写真の展示、60年代後半から70年代前半の彼らの姿に、来場したファンは食い入るように観て、時折声をあげ懐かしんだりした。

ライブは、金子マリ率いる 5th element  willからスタート。3曲披露後、「ようこそ、 “井出情児 写真・映像展 死ぬまで待てない” に」と挨拶すると、 Charを招き入れ、四人囃子としても今なお人気の高いギタリスト、森園勝敏と Charのギターセッションに会場からは大歓声がとんだ!



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その後ステージに井出情児も登場し、ステージ背景に映し出された井出撮影のCharの様々な写真の説明などをしながらその時代を振り返り、井出は「北さん (北京一)と出会ってこんなすごいパーティーができて、マリさん(金子マリ)や Charさんとの出会いもあって、ありがたいです!」と語り、一緒に日本のロックを全部撮ると言いながらも、'95年に逝去したカメラマン 迫水正一へ「素敵な出会いをくれた迫水へこの写真展を捧げたいと思います。」と続けた。
 

MG_2614.jpgそしてCharのライブが終了すると、井手がスチールではなく映像として残したロックバンドの未公開フィルムなどを公開し、会場は映像にもかかわらずまたもや大盛り上がり!その後、鮎川誠&シーナのライブへと続き、会場がヒートアップ。

MG_2669.jpgIMG_3127.jpg空間には写真の他、オイルアートやフラワーな映像も映し出され時代は宛ら60年代へタイムトリップ!曲が終わると鮎川は「60年代からロックをやり続けた仲間です!」と、予定にはなかったスペシャルゲストとして、カルメンマキを招き入れた。カルメンマキがパワフルな歌声を披露したあとは森園勝敏がメインヴォーカルをとり、ジミヘンの「フォクシー・レディ」「レッド・ハウス」でオープニングイベントは幕を閉じた。

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photo: 迫水萌



<セットリスト>
●5th element will
1. On Your Mark
2. 彼女の笑顔
3. ゴロワーズを聞いたことがあるかい?
 
●Char+5th element will
4. Going Down
5. Hallelujah I Love Her So
 
●Char + 金子マリ
6. time after time
 
●5th element will
7. SATISFACTION
 
●鮎川誠&シーナ + 5th element will
8. レモンティー
9.  You May Dream
 
●カルメンマキ
10. To love somebody

●Char+5th element will
11. フォクシー・レディ
12. レッド・ハウス

【出演】
5th element will<金子マリ(Vo) / 北京一(Vo) / 森園勝敏(G)/ 岩田浩史(G) /大西真(B) /石井為人(key) / 松本照夫(Dr)>/Char/鮎川誠&シーナ/スペシャルゲスト:カルメンマキ


【映像】高岡真也(aura)/助川貞義(overheadz)

【DJ】YAMA a.k.a SAHIB

【展示作品】
ARB、あがた森魚、RCサクセション、石橋凌、泉谷しげる、遠藤賢司、大木トオル、カルメンマキ、佐野元春、サンハウス、SION、シーナ&ロケッツ、Char、ティアドロップス、はっぴいえんど、フリクション、村八分、めんたんぴん、山口富士夫、ルースターズ

主催:CAY
企画:北京一/金子マリ/CAY
問い合わせ先:CAY TEL. 03-3498-5790


井出情児 プロフィール◆
ロックフィルムの第一人者。唐十郎主宰の劇団・状況劇場の俳優を経て、1970年からアングラ演劇、アン グラ音楽の写真、映像撮影を手がけ、テレビ番組、プロモーション・フィルムの製作、撮影を担当。甲斐バンド、ARB、佐野元春、矢沢永吉、沢田研ニ、アル フィー、RCサクセション、井上陽水、サザンオールスターズ、チャゲ&飛鳥、浜田省吾、鼓童、スターダストレビュー、 吉川晃司、南佳孝、YMO、Char、吉田美奈子など、日本の音楽シーンをリードするミュージシャン、エアロスミスら国外のスターミュージシャンのフィル ムを撮影、監督。また俳優・松田優作から絶大な信頼を受け写真嫌いの優作のプライベート・フォトを長年に渡り撮り続けた写真家としても知られる。その実績 は、日本映画技術賞受賞のほか、カナダNew Media Festivalプロミュージックビデオ部門グランプリ受賞、カンヌMIDIM賞音楽映像部門グランプリ受賞など国外でも著名。

 


※この日のオープニングイベント終了後に井出氏からエムファン独占コメントをいただきました。
<井出情児氏コメント>
・写真展について

今回は69年から72年位までの写真が多いです。僕らも青春でしたし今みたいにイベンミュージシャンとお友達になることで、僕が舞台の袖でスタンバイしていると、呼んでくれるんですよ。今はなかなかそういうことは厳しい時代になったと思いますが、今回はその時代から近い関係で写真を撮らせてもらっているミュージシャンに集まっていただけて感激です。彼らは20年、30年とやり続けているのですから僕もやり続けないとせっかく知り合えたわけですからね。僕の出来ることは記録することだから、それを残さなければという気持ちでやっていましたが、こんな形で出来るとは思いませんでした。感謝の一言です。

・映像作品について

楽屋へ入って行ってそこからカメラを回したりもします。その後、ライブ中も舞台袖にいるとメンバーも僕を呼んでくれるから、すかさず出て行って舞台の前から撮りましたね。今ではそういうことはできませんが、向こうだっていい写真や映像が欲しいわけだし、僕だっていいものが撮りたいわけだから。そこは信頼関係しかないですよね。

・今の若い音楽ファンへ一言

「昔はよかった」ということではなく、あの時代が「今」になればいいと思います。だって今言わないと駄目でしょう。誰のせいでこんな時代になってしまったのかハッキリいわないと。清志郎だって言ってたけど、結局発売中止になったりして。でも今だったら言えると思うし、今言わないと駄目だと思うので、騙されちゃいけないよ!
それと自分のやりたいことをやり続けないといけないと思う。流行だけを追い続けていては駄目!


◉SPIRAL 公式サイト http://www.spiral.co.jp/
◉井出情児公式サイト「井出組山中湖」http://jyoji.ubusuna.com/

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