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前代未聞!?当日に急遽会場を変更して開催された今年最後の夏フェス!!

SSS_shugo_20111017.jpg鹿児島県・奄美大島で10月15日(土)に “2011年、最後の夏フェス”「Setting Sun Sound Festival 〜in Amami〜Vol.2」が開催された。
 
天候不良のため、当初予定されていた会場の大浜海浜公園から、奄美市名瀬(ナゼ)運動公園総合体育館へ会場を変更する事が当日の午前中に急遽決定され、地元の協力を得て、わずか4時間で新たな会場の設営から開場まで行うという、まさに”前代未聞”の夏フェスとなった。
 
当初の開演時間より、わずか30分遅れてスタートしたライヴのトップバッターをかざったのは、『100万回の「I love you」』が100万DLを突破した、話題のシンガーソングライターRake。「誓い」などを披露し、ラストの曲はもちろん『100万回の「I love you」』。2011年、最も聴かれている曲が始まると、会場からは大歓声、会場内は一気にヒートアップ。
 
会場があたたまったところで次に登場したのは、地元奄美大島出身の、“地上で、最も優しい歌声”と称される、中孝介。10月19日にリリースされるアルバム「キセキノカケラ」の中から、かりゆし58の前川真悟とコラボした新曲「今ならここに」や、中村中が詞曲を手がけた「遺書の書き方」をライヴで初披露、さらに宮本笑里とコラボをし、話題を呼んだ「君ノカケラfeat.宮本笑里」や、代表曲の「花」を披露。その歌声が会場を温かい空気で包んだ。
 
そして、急遽出演が決定した地元奄美大島在住の中村瑞希&ハシケンが登場。地元で絶大な人気を誇る「ワイド節」や「TSUMUGI」など4曲を披露。
 
その後には、昨年に次いで出演となったキマグレン。奄美で、恐らく初めてであろう“タオル回し”の火付け役となった「LIFE」や、ニューシングル「蛍灯」など全6曲を披露した。Setting Sun Sound Festival2回目の出演ということもあり、観客の心をつかむ熱いパフォーマンスを繰り広げた。
 
息つく間もないほどヴォルテージはMAXの中、奄美大島が世界に誇る“100年に一人の声”と称される元ちとせが登場。シンディ・ローパーのカヴァー曲「Girl's Just Want To Have Fun」ではダンサーを従えての通常のライヴではお目にかかれないレアなパフォーマンスを披露。新曲の「永遠(トワ)の調べ」など、あたかも天まで届くといっても過言ではない、ヴォーカルは観客を圧巻。「カッシーニ」で、シマのグルーヴを持ち合わせた、パフォーマンスを含め、改めて元ちとせの持つ、“声”の存在感をアピールし、来年デビュー10周年を迎えるキャリアに違わぬ、存在感を見せつけた。
 
そして、お待ちかね、藤井フミヤの登場。ステージに登場した瞬間に割れんばかりの大歓声。奄美大島で藤井フミヤのライヴが初めて開催されるという“記念日”となった。
誰もが知っている「TRUE LOVE」や、「Another Orion」などの大ヒット曲を惜しみなく披露。屋内だけれど、美しい星空を思わせるそのパフォーマンスには会場に居た全ての人が魅了された。
さらに、当日のサプライズシークレットゲストとして、なんと、藤井尚之も登場。
チェッカーズ時代の名曲「Blue Moon Stone」や「NANA」をパフォーマンスし、そのキレのあるダンスや、藤井尚之のSaxの音色に会場内は魅了され、老若男女問わず酔いしれた。
 
“最後の夏フェス”のトリは、地元奄美大島在住のカサリンチュ。昨年メジャーデビューしたばかりの、 ヴォーカル&ギターのタツヒロと、ヒューマンビートボックスのコウスケからなるユニット。
JA共済CMタイアップソングの「あなたの笑顔」を披露し会場は大歓声に包まれた。
そして、先日、NTV系バラエティ番組「ブラマヨの世紀の和解SHOW」で話題を呼んだ「感謝」や最新シングル「やめられない とまれない」を地元バンドのサーモン&ガーリックを従えバンドスタイルで披露。昨年デビューしたとは思えない、堂々としたパフォーマンスで、島外からきた観客にもカサリンチュという存在を十分にアピールし、本編は幕を閉じた。
 
アンコールの大歓声を受けて、出演者全員で“奄美大島流”の「六調」でラストを飾った。
出演者や、バンドミュージシャン全員は基より、会場全体が大盛り上がりでライヴは終了した。
 
“日本で最も美しい夕日(=Setting Sun)”が見れる会場(大浜海浜公園)で、昨年から始まったこのイヴェントは、今年は悪天候で会場が変更となったものの、その盛り上がりは、昨年以上のものとなった。
また、当日の午前中に急遽、会場を変更し開催するという“前代未聞”のフェスとなったが、シマのネットワークがなければ成しえることは出来ないし、奄美大島の“ファミリー感”がこのフェスの開催を実現させたと、出演者一同口々にしていた。
 
昨年、10月20日に起こった甚大な被害を齎した、豪雨災害より約1年。
今年は、天候不良により、会場変更を余儀なくされたが、それに負けず、“シマ”の持つパワーで“雨”に打ち勝ち“、奄美の持つ、“元気なパワー”を島内ならず島外に届けることが出来た“2011年、最後の夏フェス”となった。

奄美大島の一大イヴェントとして、この、「Setting Sun Sound Festival」だが、来年はどんなフェスになるのかが注目される。
 
Setting Sun Sound Festival〜in Amami〜Vol.2
日時 2011年10月15日(土)
OPEN16:00/START17:00
場所:奄美市・名瀬運動公園総合体育館
出演:中孝介、カサリンチュ、キマグレン、中村瑞希&ハシケン、元ちとせ、藤井フミヤ、Rake(50音順)
主催:S.S.S.Fes.運営委員会
制作:アーマイナープロジェクト/エピックレコードジャパン
後援:奄美市、奄美群島広域事務組合、奄美群島観光連盟、奄美大島観光物産協会、奄美大島観光協会、奄美大島商工会議所、奄美市職員労働組合、鹿児島県酒造組合奄美支部、奄美市社交飲食業組合 、奄美青年団連絡協議会、奄美市連合青年団、(財)奄美広域中小企業勤労者福祉サービスセンター、道の島交通株式会社、エフエム鹿児島、MUSIC ON!TV、南海日日新聞社、奄美新聞社、奄美テレビ放送株式会社、あまみエフエム ディ!ウェイヴ
協力:日本航空/日本エアコミューター/南九州ファミリーマート
 
http://www.setting-sun.jp/

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