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くるり「京都音楽博覧会2013 IN 梅小路公園」大盛況で終了!

2014.09.22 くるり

DSC_277220140922.jpg京都出身のロックバンド・くるりが、地元京都で8回目の開催となる主催フェス「京都音楽博覧会2014 in梅小路公園」を開催した。もはや日本全土で音楽文化として根強く定着し始めている野外フェスだが、主要ターミナル駅(京都駅)から徒歩圏内という場所での開催は全国でも類を見ない。

2007年、“地元・京都で新しい音楽の楽しみ方を提案したい”と考えていたくるりが発起人となり、京都市内での大型野外フェスティバルとしてはじまったこのイベント、今年も大盛況のうち、終了した。

京都市内という音楽イベントを行うには特殊な環境である為、実施面でも音出しは19時をめどに終了。演奏はもちろん、快適な空間を作り上げるべく努力している。


■ 2014年9月21日(日)京都梅小路公園・芝生広場
動員:13000人(SOLD OUT)
主催:京都音楽博覧会実行委員会

出演順
サラーム海上
トミ・レブレロ
ヤスミン・ハムダン
サム・リー
tofubeats
椎名林檎
Penguin Café
くるり


11:30から「サラーム海上の音楽遊覧飛行」と題し、音博にも通じるであろう、ワールドミュージックをラジオの公開放送風に紹介。くるり岸田も加わり、2人でまったりとトークを行う。

トップでパフォーマンスを披露したのは、トミ・レブレロ(fromアルゼンチン)。トミ・レブレロのヴォーカル&BANDNEON、サポートでバイオリンという編成でスタート、途中ギターに持ち替え、パフォーマンス。後半は衣装を脱ぎ捨て、上半身裸になり、南米の熱さを見せつけるステージに。

2013年に日本公開された、ジム・ジャームッシュの映画『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』でフィーチャーされ、世界中から注目を浴びたヤスミン。映画本編でも、本人が歌うシーンが印象的な「HAL」からスタート。日本語であいさつすると大きな歓声を浴びた。

3組目に登場のサム・リーはイングランドのトラヴェラーズ(漂泊民)の伝承歌を箏、三味線、口琴、シュルティ・ボックスなどの多国籍な楽器編成と融合させ、アートな音世界を披露。客席もその世界観に圧倒され、大歓声を浴びる。

9月の後半ながらも暑い日差しが照りつける中、tofubeatsが登場。DJスタイルでフロアライクな楽曲を連発。自身が手掛けたくるりの「ロックンロール・ハネムーン(tofubeats remix)」もプレイされ、会場の雰囲気を熱く変えた。

15時すぎ、斉藤ネコ率いるバンド全員が浴衣のいでたちで、ついに椎名林檎が登場!今夏(秋)の野外フェス唯一の出演となる音博でも圧倒的な存在感を醸し出す。1曲目の「いろはにほへと」を演奏し終わった後、さらなるサプライズとして石川さゆりが登場!ふたりの共演で会場の興奮はピークに。促すかたち「カーネーション」「最果てが見たい」では石川さゆりがボーカルをとり、「名うての泥棒猫」では椎名林檎、石川さゆりのコラボレーションを披露。石川さゆりを送り出し、「丸の内サディスティック」「歌舞伎町の女王」「NIPPON」など圧巻のセットリストで大きな盛り上がりをみせる。

日差しのピークも過ぎる頃、ペンギン・カフェ(fromイギリス)が登場。80年代、サブカルチャー/環境音楽の旗手として一世を風靡した「ペンギンカフェ・オーケストラ」の意思を継いだ彼らの演奏は京都音博のコンセプトにも通ずる「架空の世界旅行」をさせてくれるかのような、素晴らしいステージを展開。

夕暮れ、トリを飾るくるりが登場。アルバム「THE PIER」の1曲目に収録されている「2034」からライブがスタート。くるりのメンバーは水色のシャツでそろえたスタイル。岸田のMCでは8年目を迎えた京都音博を支えてきてくれた沢山のお客さんへの感謝を語り、「今年の音博は本当に面白かった!」と満面の笑み。

すでに話題の楽曲「Liberty&Gravity」などを披露。2011年に京都に戻ってきて、昨年末に東京へ引っ越し、2度目の上京をしたということを交えながら、「音博ではあんまりやってないんですが」という「東京」で本編を終了。

鳴り止まぬアンコールで再度ステージに登場し、「There is(always light)」を披露、改めてお客さんへの感謝の気持ちを込めて、最後の曲は音博といえば、の「宿はなし」。大きな拍手と歓声で大盛況で今年の京都音楽博覧会が終了した。


□ 京都音楽博覧会2014セットリスト(出演順) 

トミ・レブレロ
01. Negro Jefe
02.Noche en la pampa
03.Siete Dias
04.Matsuo Basho
05.Doctorado en Santiago de estero
06.Familia Equina
07.Cuando a Caballo


ヤスミン・ハムダン
01.HAL
02.Deny
03.Ne diya
04.Beirut
05.Aziza

サム・リー
01.Wild Wood Amber
02.Airdog
03.The Ballad of George Collins
04.Jews Garden
05.Goodbye My Darling

tofubeats
01.No.1
02.No.1(remix)
03.Don't Stop The Music
04.浅賀車で終わる事のないダンスを
05.ロックンロール・ハネムーン(tofubeats remix)
06.水星

椎名林檎
01.いろはにほへと
02.カーネーション(石川さゆり)
03.名うての泥棒猫(w/石川さゆり)
04.最果てが見たい(石川さゆり)
05.丸の内サディスティック
06.歌舞伎町の女王
07.NIPPON
08.ありあまる富

ペンギン・カフェ
01.Telephone and rubber band
02.Catania
03.Solaris
04.Swing the cat
05.Perpetuum Mobile
06.Found Harmonium
07.Black Hibiscus
08.Beanfields
09.Salty Bean Fumble

くるり
01.2034
02.日本海
03.Brose&butter
04.Liberty&Gravity
05.time
06.三日月
07.Jubiliee
08.グッドモーニング
09.loveless
10.東京

EN.1 There is(always light)
EN.2 宿はなし


■ 京都音博サイト
http://www.kyotoonpaku.net/

 

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