ー ギターを持つと持たないではステージングの感覚はかなり変わりますか？

Taki：ガンガン変わります!!でも思ったよりは動けるようになったかな。

Lyuon：すごく評判がいいんです。僕たちもそれこそ20本位ライブを詰め込んで3人でやっていたので、3人のサウンドでずっと鍛えてたわけじゃないですか。


ー はい。

Lyuon：だから4人でギターヴォーカルという曲があっても勿論いいんですが、Takiが歌に集中するような曲も僕たちの演奏でガッチリ支えていけるという自信はあったので、そこを伸ばしていきたいという想いは強かったです。


ー 3人でのライブ経験を経て、4人になってのツアーで更にライブに対してのポテンシャルが上がったというのは実感しているようですね。

Kaz：すごく実感します。


ー ここでTakiさんのことを少しお伺いしたいと思います。

Taki：はい!


ー Brandelに加入前はどんな活動をしていたんですか？

Taki：遡ればギターヴォーカルでバンドをやっていましたが、そこを脱退して今年初旬位までは新たなバンドを組もうと思っていたんです。でもそれが自然消滅という形になり、春頃からはバイトとゲームに明け暮れていて、「このままじゃ俺、腐る」って思いました（笑）

Lyuon：（笑）

Taki：だからLyuonから連絡をもらう3日後のバイト先の飲み会で「就職します！」って言おうと思っていたんです。こんなグダグダじゃいけないって思って。


ー そしたらLyuonさんから連絡があったと。

Taki：そう。だから「頑張ります！」って。


ー Takiさんの第一印象はどうでしたか？

Lyuon：やはり演奏するということに慣れているという印象でした。他にも沢山ヴォーカル候補がいたんですが、ギターを持ってきたのが彼一人だったんです。

Taki：へー、そうだったんだ。

Lyuon： “Get Her Away”という曲を弾いてもらったんですが、あの曲って確かにギター2本入っているんです。それで普通にギターセッティングしていて「おー、弾くか！」って思いました。そういう流れのひとつひとつが自然だったんです。


ー Takiさんはどういう音楽に最も影響を受けましたか？

Taki：小さい頃は親が聴いているサザン・オールスターズや松任谷由実さん、Dreams Come Tureを聴いていて、たまにカーペンターズが入ってきたりしました。


ー バンドをやりたいと思ったり、自ら意識し始めた頃は？

Taki：中学生位で何故かジャニーズが大好きになってKinKi Kidsにはハマりました（笑）。でも周りの友人達が段々洋楽とかを聴き始めるようになってきたんです。ただバンドではなくBackstreet BoysやBritney Spearsのような洋楽。


ー なるほど。

Taki：それからBON JOVIを聴き始めるようになって、レッチリ（Red Hot Chili Peppers）、COLDPLAY、U2、OASISという感じです。ちなみに初めて行ったライブはBON JOVIです!


ー おー！

Taki：でもそれまで全く楽器もやっていなかったんです。


ー 楽器はいつから始めたんですか？

Taki：高校2年です。友達の家に行ったら楽器が沢山置いてあって「何でこんなにギターを置いてあるの？」って聞いたら、お兄さんがギター留学をしているからという理由だったんですが、そいつがいきなりギターを弾き始めたんです。もうビックリしましたがカッコいいなと思い、それからはそいつの家に通い始めました。その時に「ゆず」と出会って。


ー ゆず！

Taki：それからひたすら、ゆずをコピーしまくって。それが音楽との出会いです。


ー 今迄のBrandelとはまた毛色が違うというか…。

Juker：でも結構みんな音楽の趣味はバラバラですけどね（笑）


ー でも、他の3人は洋楽が中心でしたよね？

Juker：確かにそうか。ただTakiが圧倒的に違うと思ったのは弾き語れる人が今迄のBrandelにはいなかったんです。でもTakiはゆずから入っているということもあって、弾き語たれる人だからこれからのBrandelに新しい要素として面白いスパイスになるのかなと思います。


ー もうメンバー同士、馴染んできましたか？

Taki：そうですね。随分馴染んできました。

Kaz：むちゃくちゃナチュラルです。


ー Takiさんからみて他のメンバーは ミュージシャンとして、人としてどういうタイプだと感じていますか？

Taki：Jukerは思っていた以上に可愛い奴です。


ー Jukerさんが可愛いというのはどういう部分ですか？

Taki：Brandelに加入する前、PVやライブ映像を見せてもらったんです。PVでは、すごく怖そうな人だなという印象があったんですが、ライブ映像を観たらすごく楽しそうにギターを弾いているんですよ。だからきっと少年みたい人なんだろうなって。

Juker：怖くないですよ、僕は（笑）

Taki：すごくいい奴！で、Kazは朝、機嫌が悪いです（笑）

Lyuon：鋭い！(笑)


ー Lyuonさんはどういう人ですか？

Taki：正直、僕より声が出ます。

Lyuon：そんなことないよ。

Taki：純粋に、才能がある人だと思います。いっぱい色々なモノを持っているんじゃないかな。

Lyuon：（ポケットをまさぐって）何にもないよ（笑）

Taki：そういうことじゃなくて!!

＜一同爆笑＞